会社の「試験機用のパソコン」が調子悪い・・・、というので持ち込まれた。
「F社FMV DeskPower SⅣ207」と書いてある、たぶん20世紀(1997年頃)に販売されていた「デスクトップ型パソコン」(←今は無きクラシックタイプ)である。お値段は、軽く30万円を超えていたように記憶している。(今の約3倍である・・・)
持ち込まれた、PCを見ると、「チューンナップ(改造)」の跡が・・・・。
「思い出した!」・・・ワタシが2002年頃に、「別の部署で退役したPCの、CPUやらメモリーやらのパーツを交換・大改造して」、当時ぶち壊れていた試験制御用PCとして提供したブツであった。。。。
CPU200MHz⇒233に交換、メモリー256MB、HDDは4GBに拡張・・・・Windows95では「最高のスペック」に無理ぐりアップしてある。。。
「・・・お前、まだ生きていたのか?」・・・、気持ちは「ルバング島で発見された、小野田少尉の上官」のような心境であった。
小野田少尉の上官は「任務終了、帰還せよ。御苦労だった。」と、彼の労をねぎらった・・・という、感動バナシなのだが。。。。
ワタシは、「もう可哀相だから引退させてやれや!」と進言したが。「機械のシステムごと変えなきゃならんくなるので、予算が出ん!何とかして!」・・・といことで、一応できるかぎりの調整をして、「老兵」を再び現場に送り返した。(2日間頑張ったが、古すぎて、さすがのワタシも納得出来る処置は出来なかった・・・)
しかし、20年近く前のPC(Windows95だぜ・・)がまだ動いている(しかも、ワタシの初期の「作品」である・・・)のには、驚くやら、感動するやら、呆れるやら・・・・。
「道具には魂が宿る・・・」 やはり、モノは大切に扱ってやらねば。。。
我が家の、「予備役PC」 NECバリュ-スタ-2000年モデル(デスクトップ型)の電源スイッチがイカレタ様です。
工作活動にはノ-ト型が有るので支障は無いのですが、「もったい無い」(貧乏生で捨てれない・・・)のでお持ちしますので一度診察してください。
たぶん私に預けると、手持ちのパーツだけで「チューンアップ」(車検は通らなくなりますが・・)可能です。。。「ラリー仕様」になりますが・・・・。
丁度、車にWAXを掛けて磨き上げると調子が良くなるのと同じです
きっと機械も分かるよ!
デジタルだけどアナログな世界は健在です。ウンウン。