遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

石割山、平尾山、大平山登山で~富士山尽くし

2022年02月05日 | 山旅

2月4日(木)

 

山中湖を挟んで正面に富士山が広がる大展望台だった

 

~・~・~・~・~・~・~・~・

 

 

▲ 石割山登山口駐車場 標高1048m 約30台 

前日の昼前にこの駐車場に移動。ブログアップのテレワークにいそしんだ(笑)。

前夜泊は氷点下4度Cまで下がっていた。車中泊のお友達は隣の黒いクルマのみ。

 

マイナス2度Cの朝8時少し前に、駐車場を出発!

 

▲ 駐車場すぐ隣のていうか、そこは石割神社の駐車場なのだが、黄色い小さな橋を渡り、赤鳥居をくぐって石段を登っていく。

この石段は403段もあり、結構長く一気には上がれない。上り終えるのに15分ほど要した。

上り切ったところからはゆるやかな尾根道。右へカーブし更に少し上れば神社だ。

 

▲ 石割神社

神社は小さいが、その横に大きな巨石がある。

この巨石は真ん中で上から下まで割れている。石割神社のご神体で、神社名の由来だ。

 

 

▲ 神社の向かって左側から階段を上がって、横の巨石ご神体を時計回りに周る。

 

 

 

▲ 裏に回れって、この巨岩の割れ目をすすり抜けるのだ。

横着にもリュックをしたまま、抜けようとしたら引っかかってリュックを置いた。

 

 

 

▲ 抜け出た。

巨岩を3回すり抜けると願いが叶うそうだ。

願いはないが、ものは試しと3回周回した。

 

では、出発。

ここからは一部道が荒れ、木の根の足場やロープを利用しながら登っていく。

 

▲ 木の根を掴んで、体を引き上げる。

四肢をフルに使って登る箇所があって、いい運動になる。

 

 

樹林を抜けると・・

ジャーン!!

▲ 眼前に富士山が現れた!

 

 

▲ 石割山(いしわりやま)の山頂だ。1413m 9:11AM

1時間ちょっとで来れる。

一昨日の竜ヶ岳の三分の一の所要時間。

 

▲ 頂上の気温は、マイナス5度Cか。けっこう寒いな。

ただ微風だし、冬着しているから全く寒くは感じないが。

 

 

 

▲ 富士山をじっくり眺めよう。

出発したとき上空は雲がかかっていたので??だったが、今日もいい天気だ♬

自分の行いとは関係ないようだ。

 

 

▲ 頂上に設置してあった地図を見てみよう。

北が上ではなくて、眼前で見たように描いてあるので分かりやすい。

 

 

▲ P点の駐車場を出発して、下の石割山まで登ってきた。赤線で表示した。

ここから、右へ行って平尾山へ。更に右へ行って大平山へ行く。大平山の後は、直下降して山中湖湖畔まで下山する。そのあと湖畔ぞいに左へ歩いて行き、平野から出発した駐車場まで上り戻ってくる予定だ。緑線で表示。

登りより下山の周回の方が長い、ハイキングコースだなこりゃ。

 

▲ では、次は平尾山へ進もう!

 

 

 

▲ 下山は溝状になったザレ状の道を一気に下る。

一気にといっても、右横のロープを右手でつかみ、左手でストックを突きながら、両足をO状に湾曲させてオタオタ下りていく。全くのジジの歩き方だな。

平尾山へは手前で木階段もう一度登り返して

 

▲ 平尾山の頂上に来た。10:12AM

たいした山ではないからか標高不明。

 

 

▲ それでも、富士山は相変わらずキッチリ見える。

次は、手前に頂上が見える大平山へ進んで行く。

 

大平山へもいったん下って、再度登り返す。

登り返すといってもたいした標高差ではないから、ハイキング。

晴天のハイキング、気持ちが良い。

 

▲ 電波塔みたいのが2本立っている、あそこが大平山の頂上だな。

 

 

▲ 大平山の頂上へ来た。

広い平地になっている。

東屋もあり、ベンチもあちこちに設置してある。

しかし、誰もいない。ていうか、出発してからどなたも見かけていない。オミクロン下だからか(笑)。

 

▲ 大平山頂上 1296m 11:03AM

この山が、富士山に一番近接している。

 

 

▲ やったぜベイビー 

古臭いセリフをつぶやく。

アタマはいつまでも昭和なのだ。

 

 

 

▲ ワイドで山中湖も入れて。

左端の湖面は凍結している。

 

 

ランチにしよう。富士山と一緒に。

▲ 今日のお伴は、ローソンの「いなり&ちらし寿司セット」

きのう調達したのだが、出発前にチンしてきたからまだ柔らかい。ちょっとグチャついているが。

具材がバラエティがあって、今までで一番良かった。次もローソンで見つけようと自分に誓った。

 

では、下山開始。11:56AM

▲ 大平山頂上広場の左端に踏み跡が下へ続いている。

しかし、これが下山ルートだという標識は無い。

そもそも大平山から湖畔へ直下するコースは、公式にはどこにも載っていない。

ま、間違えたらまた戻ってくればいいさ。時間はたっぷりあるし、なにより湖畔が視界にあるのが心強い。

 

下りてみると、赤リボンガイドがずっと続いていてノープロブレム。

 

▲ 「大平山ハイキングコース入口」の標識のあるところまで下りてきた。12:37PM

あとは、この山中湖湖畔ぞいに歩いていけばいい。

 

 

▲ 石割山登山口・神社駐車場まで戻った。13:49PM

5時間弱のハイキング

クルマは8台ほど停まっている。みんなはボクの後に登っているのだろう。

結局、誰にも逢わなかった。

僕の前に道はない

僕の後ろに道はできる (光太郎) なんのこっちゃ

 

休憩もそこそこに、日帰り温泉へ向かった。

 

▲ 紅富士の湯

昨日、中途で「石割の湯」へ立ち寄ったのだが昨日・今日は休業中で、入浴できなかった。

月曜日に家を出て今日は木曜日。さすがに今日は入浴したいな。混む前にと。

紅富士の湯は、露天風呂から朝焼けに染まる富士山が見えるのがウリ。もう10年以上前の冬に、朝浴したことがある。

幸い、混んでいなかった。チャチャと手早く入浴。最速30分で、脱衣場を入出してきた。

ああ、スッキリした。

 

▲ 今晩はここで車中泊。道の駅・富士吉田。

夕陽を受けて、富士山がほんのりとピンク色に。

小旅も無事終わりそうだな。公共トイレは一切使わず。全部自前で。

 

翌日金曜日(2月4日)は、富士山は雲が掛かっていて全く見えず。

昼過ぎに帰宅。

 



2 コメント

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Unknown (jun)
2022-02-06 06:57:58
おはようございます。

石割山〜平尾山〜大平山と周回したんですね。これはなかなかのロングコース。さすが旅人さん🙌
私は石割山〜平尾山で下山してしまいましたが、大平山からの富士山がいちばん間近に迫っていい山頂ですね。

石割神社の全景写真、いいアングルで撮られましたね〜👍さすがです。
社と対比して巨石のスケールの大きさが伝わってきます。
ちゃんと3回回って律儀な旅人さん。私はザックを背負ったまま回って一回で終わりました(⌒-⌒; )

あ!この木の根っこ覚えてます。
神社から山頂まで難所が適度にあっていい運動になりますよね。

〉僕の前に道はない〜僕の後ろに道はできる〜
分かるわぁ♡朝早くから登り始めるとこんな気分になりますよね。
私は10時ころから登りましたから駐車場も山頂も混んでいました。
私は誰かの作った道を歩いていく方でした笑笑

私も昨年の2月7日に登っています。この時期の富士山🗻裾野を広げて見事ですよね。
竜ヶ岳に続き、真冬のキリリとした富士山を満喫された山歩きでしたね。お疲れ様でした❤️

あ、吉田うどんは食べませんでしたか?
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◇junさん、こんにちは◇ (旅人)
2022-02-06 12:05:41
>これはなかなかのロングコース~
当初どうしようかと迷いながらの選択でしたが、私は三周したからのお陰でしょう、調子が良いのでそのまま湖畔まで周回して戻ってきましたよ。

>石割神社の全景写真、いいアングルで撮られましたね~
気が付いてくれましたか。全体像が分かって頂けるようにと意図して撮りました。一周しか回らなかったことを悔やんでいるようですが(笑)、週末でしたら周回の順番行列ができているのでは。誰もいませんからクルクルとすぐ終わった私とは違うでしょう。

>私は誰かの作った道を歩いていく方でした~
あはは。私も終始誰にも出会わない山行なんて初めてでしたよ。登山では、高村光太郎さんみたいな山行はリスクが高いのですけどね。(笑)

>真冬のキリリとした富士山を満喫された山歩きでしたね~
おっしゃるとおりで、味をしめて次は河口湖からかな(^^)。

>吉田うどんは食べませんでしたか?~
good questionですね。10なんねん前か、ここの道の駅のウリですし、食べたのですよ。馬肉が特徴だということも知らずに。食べましたが、もう食べません(笑)。
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