遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

青い空と白銀に輝く 八方尾根で

2022年01月10日 | スキー旅

1月6日(木)

朝はゆっくり朝食を。

八方の山は、頂上部分がうっすらと雲がかかっていた。

今日も行くか、行くまいか・・

 

▲ 10時ごろには、きっちり雲は取れて予報どおり快晴に! 白馬三山もくっきり。

インフォメーションセンターに確認の電話を入れても、今日は頂上まで上れる。これで行かないわけにはいかない。

11時少し前に名木山ゲレンデへ立った。午前券(13時まで可)4100円でも、頂上を滑ってくるには十分だが、ええいっ 1日券5000円だ。せこいのは嫌いだ。ホントかよ

 

頂上ゲレンデ手前のカフェ&レストランピラールまで一気に上ってきた。

 

▲ 山に向かって右手には、長野オリンピックのダウンヒル競技スタート小屋。

その後ろには、白馬三山が迫る。

 

そして山の正面を向くと

 (クリック)

昨日は、ガスって何も見えず、リフトも運行中止だったリーゼングラート斜面が・・・

 

 

▲ ジャーン、どうだこれが!!

 

 

勇んで、左横のグラートクワッドに乗る。

▲ 上って、上っていく

ここは、超展望コースでありまして

 

左手には

▲ 右手から五竜岳、鹿島槍ヶ岳、遠見尾根が続くパノラマだ

 

アップすれば

▲ 右手から

唐松岳へ至る曲線状の尾根

五竜岳 2814m

鹿島槍ヶ岳 2889m がクッキリ見えている。

 

もっとアップしてしまう

▲ 五竜岳は斜面が菱型で、その奥の鹿島槍が岳は双耳峰だ

どちらも日帰り登山は難しくて登れてない。

 

唐松岳に至る稜線をアップすれば

▲ 今日も人が登っている

 

 

彼らを更にアップすれば

▲ 山スキー、ボードを持って上がっている。

向こうの斜面を見下ろしているようだが、あそこから滑走するのだろうか。

私はこの稜線を辿って唐松岳2695mへ登った。もちろん夏場だが。スキーでは技術・体力で無理だ。

 

さあ、リフトが頂上へ着いた。

 

▲ 右がリフト終着点。

左が八方池山荘。営業中だ。

二つの建物の間を進むと、また頂上のパノラマが開ける。

 

 

▲ 石碑の有る所。

石碑には「法妙 八大竜王」と彫ってある。

ここから、白馬の山並みをじっくりと鑑賞・楽しむが毎回の習い。

 

左から右手へ

▲ 天狗の頭という稜線から、とんがった白馬鑓ヶ岳、杓子を置いたような杓子岳、春には馬型の雪渓が現れる白馬岳の白馬三山。

 

 

▲ 更に右にいけば

白馬乗鞍岳、雨飾山、妙高山・・(登頂済)

 

 

 

▲ さらに右のほぼ正面に目を移せば

火打山(済)、妙高山(済)のコンビと、遠くて登っていない高妻山・・

 

 

 

▲ 第一ケルンもここでは撮影スポットなので追加

 

 

 

▲ では、下りるとしようか、あのカフェピラール前まで

本人ではありません。こんな格好いいわけではないが、似たようなものです (笑)。

 

 

▲ 中途で上を見上げる

昨晩、新雪は降ってないのでモフモフパウダーというわけにはいかないが、雪は柔らかい。

 

 

 

▲ さらに下から見上げる

青い空と白い雲と輝く雪・・・サイコー。

感極まる瞬間で涙

 

 

▲ 全部滑り降りて、ピラール前からも

八方よ、永遠なれ。

 

冒頭に紹介した、長野五輪ダウンヒルスタート地点へ移って

 

▲ 長野五輪は1998年だったのか。22年前か。

 

 

▲ ダウンヒルに使われた斜面になるのかな

もちろん直滑降せずに(できない)、適当に回りながら、休み休み下のカフェテリア黒菱まで滑り降りていった。

この斜面の左端に不整地スロープがあって、昔そこを勝手に滑って、こけて、メガネを紛失したことがあった (笑)。

 

パノラマコースへ移って

▲ あれに見えるは「おむすび」ゲレンデ

八方尾根スキー場公認の唯一のオフピステ(規制外ゲレンデ)。最近新設された。

 

 

▲ 滑ってる、滑ってる

雪は柔らかいし、私にも滑走可能だと思うが、滑り降りてどこへ行きつくのだろうか。

コースマップを見てもよく分からないし、谷底に下りて戻ってこれないとヤバいし (笑)。

今回はパス。

 

 

 

▲ パノラマコース

リフトを挟んで左右に広がる、広いコースだ。

 

 

 

▲ 父と子も

 

 

▲ 何度も滑る

ほおっておくと、ガンガンスピードが出る。

その疾走感がいい。

人も少ないからぶつからないしね (笑)。

いつまでも・・

 

 

 

▲ そうは言うものの、陽が傾いて斜面も翳ってきた。

まだまだ陽は短い時期。

 

よしっ、じゃあ最後のラストランとしよう。

 

▲ 最後にもう一度頂上へ。

 

 

 

▲ 行くぜっ!!

 

もちろん、もう一気に最下部まで下り続ける体力はない。

 

▲ まだ、まだっ。まだ、まだだ!! 70歳。

 

15時過ぎに名木山ゲレンデへ下りた。11時から滑り始めて、休憩無しの4時間だから。さすがに、太ももの上の筋肉がパンパンになって、ヨロヨロとしか下りれず、また泣きそうになった。アホだね。

 

 

きょうの使用リフトおよびコース

ゴンドラのある白樺ゲレンデ以外は、昨日と合わせてほぼ滑走を終えた。

ゴンドラの箱は時節柄、密が嫌なもので。

 

 

 

▲ 第三駐車場に戻ってきた 15:21PM

さて、このあとどうするか。

まだ昼メシも食べていないんですけど。時節柄で、ケチっているわけではない

 

TO BE CONTINUED...     

 



2 コメント

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◇けーごさん、おはようございます◇ (旅人)
2022-01-17 10:18:19
>山を滑っているのだと感じる事ができるのが素晴らしいですね~
おっしゃるとおりで。ここは、そもそも八方が眺望できるという意味でしょうか。パノラマの山を眺めながら滑れるというのが最大の魅力です。それも晴れていないと叶わないですが。この日は快晴で♬

付け加えるなら、人もめちゃ少なく、これだけはコロナの恩恵でしょう(あくまで自分だけのですが)。
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八方はこれが良いですね!! (けーご)
2022-01-16 18:55:00
やっぱり八方尾根は周囲の山が近く美しいのが良いですよね。
雪の白と空の青、そして山肌の黒が綺麗です。
山を滑っているのだと感じる事ができるのが素晴らしいですね。気持ちが良いだろうな・・・と思います。
ゴンドラはやっぱり嫌ですよね。
僕も当面は遠慮しています。
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