遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
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キャンカーに搭載の 発電機の故障・修理

2024年04月23日 | クルマのこと

4月21日(日)

3か月ほど前から発電機の点火が不調に。

セルモーターを回しても、ルルルーと回転音はするが、バババーンとエンジンが即始動しない。ルルルーが続いてようやく始動する。ないしは2回目のセルモーターをかけてようやく始動する。それが、1か月前からルルルーだけで全くエンジン始動にならなくなった。2週間前からは、セルモータースイッチを入れても、音沙汰無しになってしまった。

恐らく、バッテリーが弱くなり始めていて、ついには上がってしまったのだろう。

 

▲ アマゾンでバッテリー(12,537円)とスパークプラグ(449円)を注文。

前回の同様のエンジン不発故障は、2017年7月のニセコで発生。小樽のバイク屋までバッテリーを買いに行った(13,020円)。マックレーと諏訪の発電機製作会社と電話教示を受けながら、修理しようとしたが不可。結局、北海道から帰ってから諏訪工場で直してもらった。原因はチョークバネ部分の不稼働だった。

あれから7年経った。どうか、バッテリー上がりだけが故障原因であって欲しい。諏訪に持っていくのは勘弁してほしい。

 

 

▲ 発電機を引き出す。

 

 

▲ 引き出しレールに載っている発電機を浮かして外して、横に向ける。これをやるのが重くてタイヘン。しかし小樽で一人りでやれたのだから、今だって・・と。手も服も油で真っ黒になったが、でけた。

 

 

▲ バッテリー収納ボックスの留めバンドを外して、マイナスとプラスの着脱の順を間違えないように、接触させてショートしないようにだけ、注意を払って新旧のバッテリーを交換した。

側部の蓋もあけて、スパークプラグも新品に交換しようと思ったが、プラグの外し方が分からなかった。(取説どおりプラグレンチが備えてあるからそれを使えばよかった)プラグの先端の焼け具合は、きれいだったので、まいっか。チョークばねには、モリブデンをスプレーした。これで引っかかることは無い?だろうと期待して。これでダメだったら、諏訪行きだ。

発電機は横に向けたまま、車内に戻って、祈るような気持ちで、セルモータースイッチをひねると・・

ババーン!!

一発で即エンジンが始動した。

あははー、単純にバッテリー切れだったと、泣き笑い。

 

ついでに、発電機のエンジンオイルも交換してあげようか。が、雨が降ってきそうだから、これは明日だ。

 

4月23日(火)

前回のエンジンオイル交換は、昨年の7月に北海道へ出る直前だった。取説では200時間稼働ごとに交換せよとなっている。

▲ 横蓋を開けて、ドレンボルトを緩めて、オイルをバケツに落下させる。

 

 

 

▲ 受け取ったエンジンオイルは、真っ黒。

やっぱり交換時期だったのか。

 

 

▲ 本来のエンジンオイルは、薄黄色で透明だ。

注入量は600ml。ホースにじょうろを付けて入れるのだが、最初は入れ過ぎた。また少し流出させて適量に抑えた。少しずつ基準面を見ながら入れなくてならない。

 

 

▲ 最後に、発電機をきれいに拭きあげて、終わり。

発電機ちゃん、これからも頑張ってね。

ソーラーパネル利用、リチウムイオンのポタ電+サブバッテリー導入で、発電機の出番は大幅に減った。しかし夏の東北・北海道等の長旅キャンプとなると、雨天が続けば冷蔵庫稼働維持のために、やはり自家発電力が必要になってくる。

よしっ、これで、無敵の車上生活者だ。

あとは、来月6日予約の、冬タイヤから夏タイヤへの交換か。