遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

山桜を見に棒ノ嶺へ

2024年04月20日 | 山旅

この山が一年で一番、華やぐとき

 

~・~・~・~・~

 

4月19日(金)

 

▲ さわらびの湯・第三駐車場

ここで昨夜泊まって、今朝朝8時過ぎに出発!!

 

 

▲ 有間ダムの人造湖・名栗湖を回って

遥か向こうに今日の山、棒ノ嶺が見える。

 

 

▲ 駐車場を出発してから30分ほどで、白谷沢の登山口に着いた。

さあ、行くぞ。

 

 

▲ さすがに春、普段は見ないヤマブキが出迎えてくれる。

 

 

▲ 杉が林立する山道の左手下方に、音を立てた白谷沢が見える。

このあとは、白谷沢を渡渉することになる。

 

 

 

▲ 岩の回廊、ゴルジュに到着。

ここをくぐっていく。

 

 

岩の塀の上には

▲ ミツバツツジかな、が頭上を覆う。

 

 

▲ 川べりには、この白い花によく出くわした。

やはり春の白谷沢。いつもはこんな花に出会わない。

 

 

▲ 岩壁に沿って、鎖を掴みながら登っていく。

今日は人出が多い。いつもはこんなに出会わないぞ。

 

 

 

▲ スミレも

 

 

 

▲ ゴンジリ(権次入)峠に到着。

もう少しだ。

 

 

▲ 頂上に来た。

あった、あった、咲いている。

昨年の10月には無かった木道が、新たに敷かれている。

 

 

▲ 頂上の中央に、一本のヤマザクラ。ちょうど咲いている。

これを見に来たのだ。

今日登ってきた他の皆さんも、お目当てはこれだ。

 

 

▲ 枝ぶりがいいのだ。

平地のサクラみたいに人間都合で枝を切られず、自由に枝を伸ばすので、恰好が良くなるのだ。

 

 

▲ 棒ノ嶺(ぼうのみね、またはぼうのれい)911m。11:20AM

3時間かかったな。

 

 

 

▲ 茶色の葉も多いが、ソメイヨシノみたいに満開が終わっての葉ではない。

葉と同時に咲くのだろう。

 

 

▲ まだツボミもチラホラあって

今が満開!!

晴天と満開がうまく合った。(狙っていたのだが)

 

ちょっと離れて

 

▲ 白い花の桜の樹もあった。

しかし、ソメイヨシノではない。

 

 

▲ 白い花のサクラ

青空に映える。

 

 

▲ 手前の白いサクラと向こうのヤマザクラのコラボで

 

 

▲ 後ろの東京側には、また別の種のサクラが

 

 

▲ これも、佳きかな。

 

 

頂上の展望は

▲ 登ったことのある谷川岳やら武尊山やら男体山やら、朝日岳まで見えることになっているが

ホンマかいな。

 

 

▲ 山並みは良く見える、しかし同定はまったくできましぇん。

 

 

それよりも (笑)

ランチだ。

▲ お得意の助六寿司でござい。

珈琲も淹れてきたので、

サクラを眺めながら、たまたま同席したオバチャンと語らいながら

のどかな春の時間、ゆっくり流れていった。

 

▲ 1時間近く頂上に滞在して

じゃあ、まただな。

これが、今年の桜の見納めになるだろう。

ここで、良かった、良かった。

 

帰路に木階段の下に

▲ スミレではないだろうが、よく取り上げられる紫の花が。

しゃがんで撮ろうとしたら、

イテテー。右脚太腿内側が攣った。いつもは左脚なのに、全く久しぶりの右脚が攣った。

漢方薬を飲めば一発で引くが、痛みの程度からこれなら・・じっとして、右脚をゆっくり直立にしたら痛みは引いていった。よしっ、OK。

 

▲ 白谷沢の登山口に戻った。14:10 PM

 

 

▲ 思わず、イエーイ!!

 

 

▲ 名栗湖にも

バイバイと挨拶して。

 

 

▲ さわらびの湯・第三駐車場に戻った。14:30PM

全部で6時間半の山行に。

 

 

▲ クルマで、いつものコーヒー休憩。

 

 

▲ 攣りはあったが、下山の足取りは調子良く感じた。

 

3D画像では

▲ 帰路で、ゴンジリ峠前で最短のトラバースルートの発見が収穫。

 

ちなみに、今日のハイライト・頂上を拡大すると

▲ 頂上は割合と広い平地で、今日みたいな日はステイしていても気持ち良かった。

 

動悸・めまい・胸痛・腰痛・膝痛 無し。これは有難し。

今年の山巡りに、自信が出てきた。

 

▲ 休憩後、さわらびの湯へ @800円。

 

売店・休憩室の壁に

▲ 現天皇が、ボクのホームマウンテンを同じ白谷沢コースで登られたことは、報道もされてよく覚えている。

あれは2005年だったのか。もう19年前か。

陛下はあの時45歳の皇太子で、サラリーマンのボクは54歳だった。今は陛下64歳で、この爺は73歳・・

時は無情に流れていく。

それでも、ボクは今が一番、華やいでいる時・・と言いたいな (笑)。

 

 

▲ 夜は、ボンカレーで。

お疲れさん。

カンパーイ。

 

4月20日(土)

 

▲ ボクのキャンカーの位置は地デジの関係で、少し動かしたが

週末の今日は、朝8時過ぎで、第三駐車場は満車状態に!

50台以上は集まっているだろう。みなさん、もう登っているのだろう。

あの広い頂上スペースも・・

溢れ落ちる人も出てくるのでは。(また余計なことを)

 

物価高の折、入場無料の山は今年は混むのでは。昨日は初めて韓国人グループにも山で遭遇したな。アニハセオ。

ではみなさま、ごきげんよう。

 

昼食前に帰宅。