遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

花の坪山に登る 前編

2024年04月11日 | 山旅

4月10日(水)

 

▲ びりゅう館の第二駐車場を、朝8時に出発。

10台ほどのクルマが既に集まって、出発している。

これだけ登山者が先行すれば、目撃情報(3月27日)のあった熊も逃げていくだろう(笑)。

行くぞ!

 

 

▲ 橋を渡って、西ルート・花コースを往く。

 

 

▲ 針葉樹林の「木橋」の下は、白い川床に清流が流れる。びりゅう館の美流だ。

 

 

 

▲ 尾根道を上り始めて、まもなく

あった、あった。

先行夫婦の方も立ち止まって、カメラにおさめる。

 

▲ 最初の花は、ミツバツツジ。

ボクには、今年お初のミツバツツジだ。

 

 

▲ あざやかなピンク色で、迎えてくれた。

これからの花山旅でも、何度も出会う花だから、これ以上は割愛させてもらおう。

 

 

▲ 「これから先 岩うちわ群生」の標識が

今日この山での2大スターのひとつ、イワウチワだぞ。

 

そして、直ぐに

▲ 出てきました

 

 

▲ イワウチワ ちゃん

岩場を好む。

 

▲ 小さな白い花

始めは1輪、1輪、見落としそうになるほど分かれて姿を見せる。

 

 

▲ 上にいくほどに、少しかたまって、ポツポツと。

 

 

▲ 白い団扇(うちわ)を広げる。

これは、ピンクがかっている。

 

▲ ウチワを、ひらひらとさせて、

登山者を楽しませてくれた。

 

 

次は

▲ 「ヒカゲツツジ 群生」

花の楽園「坪山」の代表、ヒカゲツツジだ。

 

 

▲ 出たあ!!

淡い黄緑の花色が美しい、ヒカゲツツジだ。

 

 

▲ いっぱい花を咲かせる。

 

 

▲ おおう、いいのおう。

 

 

▲ ここ、あそこに。

 

 

▲ 雄しべは10本だが、そのうちの数本が長い。

まるで若い女性のまつ毛エクステみたいに、長く蠱惑的(こわく)に伸ばす。

 

 

▲ あそこにも、ヒカゲツツジの樹が。

ヒカゲ といっても、必ずしも日陰だけに咲くわけではない。

 

 

▲ 陽を浴びて、クリーム色を輝かせる。

 

 

 

登山道の踊り場に来た。そこに花の案内板がある。

▲ ヒカゲツツジ、ミツバツツジ、イワウチワ うん、見たよ。

イワカガミは・・まだ早い。ヒトリシズカは、下山口にあったが今年もあるかな。

アセビは・・これから、わんさか出てきた。

 

 

▲ アセビ 馬酔木 だ。

 

 

▲ ベル状の花を、わんさか付ける。

 

 

▲ 白い葡萄みたいだ。

ふさふさと集まって、きれいだね。

このあと、頂上にもいっぱい咲いていた。

 

 

▲ 花の尾根はだんだん急登になってくる。

 

 

▲ 尾根上部に、再度ヒカゲツツジの群生が出てくる。

 

 

▲ ほら、長いエクステで魅惑する。

 

 

▲ キレイでしょ、わたしたち。

 

 

▲ よーく、見てね。

 

 

▲ 見てよ

うん、うん、

充分、今年も堪能したよ。

 

 

▲ さらに登って

もうすぐ、頂上に出るはずだ。

 

 

▲ 今度は「岩かがみ」の標識が

 

数年前に、初めてきたとき、時期がおそくてヒカゲツツジは終わっていたが

▲ 山稜に沿って、イワカガミの群生↑ が這いあがっていた。

あれほどのイワカガミの群生は、その後見ていない。

 

オッ、やっと出た。

頂上だ。

▲ 坪山 頂上。1102.7m。 10:22AM

「坪」と例えられる小さな山頂だ。

 

 

▲ ちと早いが、ランチにしようぜ。

 

 

▲ ホット珈琲でカンパーイ。

奥多摩三山の最高峰三頭山や飛龍山、雲取山などの山並みが雄大・・とパンフに書いてあるが、どれがどれやら(笑)。

 

後編に続く