遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

花の坪山の前日は~羽置の里・びりゅう館で

2024年04月09日 | 山旅

 

4月9日(火)

 

▲ 雨が降りしきる午前中、その雨をついて中央道を走って、今年もやってきたよ。

びりゅう館の第二駐車場に停める。

12時半ごろで、雨は止んだ。

 

 

▲ 駐車場の一段上に、羽置の里・びりゅう館がある。

「羽置」とは「鶴が羽を休めた」という伝説から。「びりゅう」は美流の川から。

知らなんだ。パンフに書いてあったので(笑)。

 

 

▲ びりゅう館の入り口。

 

 

▲ メニュー

「小鉢ぎっしり」「坪山よくばりセット」1650円 がいい。

昨年もコレだった。

 

 

▲ お客さんは、男女一組だけ。

特別雨警報とやらが出ているのに、やまんなかに、わざわざ来ないよな。

 

 

▲ はい、よくばりセット。

蕎麦も田舎米もということで。天ぷらの山菜は、フキノトウとコゴミ。

気が付いた。これ精進料理だ。タンパク質がない(笑)。

 

精算の時、受付のおばちゃんに聞かれた。

「あのキャンピングカーの方ですか。今年も来たヨと話していたんですよ」

「あはは、そうだよ。今年も、ここの蕎麦が食べたくて来たんだよ」

他にもいろいろ話しをしていたが(なんせ客はオレひとりなので)

ボクが「去年の秋に下の上野原の民家に熊が出たよね。今年はどうなの?」

ええつつ!! この登山口で熊を見かけたって!?

 

「でも、もう登山者が多くなりましたから大丈夫ですよ。熊の方が逃げて行きますよ。熊ベルもお持ちなんでしょ?」

 

 皆さんと一緒にでかけよう。

 一人離れたとこで、マーキングするのは避けよう。

 

▲ 水車

ここで、そば粉を挽いている。

 

 

▲ コットン、コットン ♬

夜中に聞こえてくるんだよな。

 

 

▲ 今年も色鮮やかに咲いている。

 

 

 

▲ 雨滴したたる桃の花。

オマエは、なんて綺麗なんだ。

 

 

▲ クルマに戻る。

今晩は戸締りをちゃんとしておかなくては。熊が戸を叩いても。開けないでおこう。

 

 

今年も、オレンジ色のルートを反時計回りで登る。

 

 

 

▲ 明日の天気は、バッチリだ。

 

 

▲ 昼は精進料理だったので

夜は牛モツ鍋で精力をつけて、明日はがんばるぞ。