とりあえず優秀な人材の喪失は免れた様です。

独立・再建の道を模索していた元ホンダF1チームが
これ以上決まらないと参加不可能になってしまうギリギリのところで
何とか参加出来る様になったそうです。
”え!無くなっちゃったんじゃないの?”と思われる方に簡単に補足しますと、
自動車メーカー運営のF1チームは大きく分けると2種類あって、
トヨタの様に、F1に参加するに当って1から組織するチームと
既存チームを買収して看板を掛け替えるチームがあります。
更に看板掛け替え系の中でも段階的に企業体の中に取り込んで行くチームと、
元チームの施設とスタッフをそのまま使うお任せチームに分かれていて、
ホンダはお任せだったので、撤退をしてもチームは残っていたという訳です。
話を平らにしてまうと、ホンダはF1から撤退をしたのではなくて、
オーナーを止めたと言った方が正解かもしれません。
話戻って、元ホンダ買収にはメキシコの大富豪やヴァージングループなど
色々なオーナー候補が消えて行く中、最終的には昨年からチーム代表になった
ロス・ブラウンが買い取り、晴れて再出発する事になったそうです。
買い取ると言っても、ホンダは真剣に運営してくれるのであれば
譲渡に近い金額になっても構わないとコメントしていたので、多分そうなんでしょう。
まともに買うとなったらチームの資産+今年の運営資金で500億円を超えてしまうので、
幾ら超優秀な有名人でも個人でそれだけの資金をかき集めるのは無理でしょうから。
今回のホンダF1買収話に関連して興味深かったのは、
近年、F1に熱心だった筈の、中近東の名前が殆ど出て来なかったという事が挙げられます。
ニュースに出ている、ありとあらゆる建設が中止になっているという話を
図らずもかいま見てしまった様です。
中近東に恨みは全くありませんが、言わば去年までの歪みまくった経済構造の
象徴の様だった中近東の勢いも、急速に衰えているのかもしれないですね。
それにしてもロス・ブラウン、ジェンソン・バトンという才能が宙に浮くことが無かった
というのはF1ファンとしてはとても良い事でした。
もしかするとセナの名前が帰ってくるかもしれないという情勢ですし。
ロス・ブラウンはF1史上最高の成功を納めたフェラーリからホンダへ移籍する時、
”(休暇から戻っても)フェラーリにいる以上は、今までと同じ事をするんだと思う、
僕はそれよりももっと挑戦をしてみたいんだ”とコメントしていて、
皆がダメチームを復活させるといった三文スポコンストーリーをイメージしていたのですが、
実際はもっと話は大きくて(オーナーですから)、困難な挑戦になった様です。
SAF1の時もそうでしたが、
こういうチームは応援したくなるんですよね。

独立・再建の道を模索していた元ホンダF1チームが
これ以上決まらないと参加不可能になってしまうギリギリのところで
何とか参加出来る様になったそうです。
”え!無くなっちゃったんじゃないの?”と思われる方に簡単に補足しますと、
自動車メーカー運営のF1チームは大きく分けると2種類あって、
トヨタの様に、F1に参加するに当って1から組織するチームと
既存チームを買収して看板を掛け替えるチームがあります。
更に看板掛け替え系の中でも段階的に企業体の中に取り込んで行くチームと、
元チームの施設とスタッフをそのまま使うお任せチームに分かれていて、
ホンダはお任せだったので、撤退をしてもチームは残っていたという訳です。
話を平らにしてまうと、ホンダはF1から撤退をしたのではなくて、
オーナーを止めたと言った方が正解かもしれません。
話戻って、元ホンダ買収にはメキシコの大富豪やヴァージングループなど
色々なオーナー候補が消えて行く中、最終的には昨年からチーム代表になった
ロス・ブラウンが買い取り、晴れて再出発する事になったそうです。
買い取ると言っても、ホンダは真剣に運営してくれるのであれば
譲渡に近い金額になっても構わないとコメントしていたので、多分そうなんでしょう。
まともに買うとなったらチームの資産+今年の運営資金で500億円を超えてしまうので、
幾ら超優秀な有名人でも個人でそれだけの資金をかき集めるのは無理でしょうから。
今回のホンダF1買収話に関連して興味深かったのは、
近年、F1に熱心だった筈の、中近東の名前が殆ど出て来なかったという事が挙げられます。
ニュースに出ている、ありとあらゆる建設が中止になっているという話を
図らずもかいま見てしまった様です。
中近東に恨みは全くありませんが、言わば去年までの歪みまくった経済構造の
象徴の様だった中近東の勢いも、急速に衰えているのかもしれないですね。
それにしてもロス・ブラウン、ジェンソン・バトンという才能が宙に浮くことが無かった
というのはF1ファンとしてはとても良い事でした。
もしかするとセナの名前が帰ってくるかもしれないという情勢ですし。
ロス・ブラウンはF1史上最高の成功を納めたフェラーリからホンダへ移籍する時、
”(休暇から戻っても)フェラーリにいる以上は、今までと同じ事をするんだと思う、
僕はそれよりももっと挑戦をしてみたいんだ”とコメントしていて、
皆がダメチームを復活させるといった三文スポコンストーリーをイメージしていたのですが、
実際はもっと話は大きくて(オーナーですから)、困難な挑戦になった様です。
SAF1の時もそうでしたが、
こういうチームは応援したくなるんですよね。