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マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

F1は金が全て・・・不正解です。(今回に限り)

2009年03月02日 | 車好き話
とりあえず優秀な人材の喪失は免れた様です。

独立・再建の道を模索していた元ホンダF1チームが
これ以上決まらないと参加不可能になってしまうギリギリのところで
何とか参加出来る様になったそうです。

”え!無くなっちゃったんじゃないの?”と思われる方に簡単に補足しますと、
自動車メーカー運営のF1チームは大きく分けると2種類あって、
トヨタの様に、F1に参加するに当って1から組織するチームと
既存チームを買収して看板を掛け替えるチームがあります。
更に看板掛け替え系の中でも段階的に企業体の中に取り込んで行くチームと、
元チームの施設とスタッフをそのまま使うお任せチームに分かれていて、
ホンダはお任せだったので、撤退をしてもチームは残っていたという訳です。
話を平らにしてまうと、ホンダはF1から撤退をしたのではなくて、
オーナーを止めたと言った方が正解かもしれません。

話戻って、元ホンダ買収にはメキシコの大富豪やヴァージングループなど
色々なオーナー候補が消えて行く中、最終的には昨年からチーム代表になった
ロス・ブラウンが買い取り、晴れて再出発する事になったそうです。
買い取ると言っても、ホンダは真剣に運営してくれるのであれば
譲渡に近い金額になっても構わないとコメントしていたので、多分そうなんでしょう。
まともに買うとなったらチームの資産+今年の運営資金で500億円を超えてしまうので、
幾ら超優秀な有名人でも個人でそれだけの資金をかき集めるのは無理でしょうから。
今回のホンダF1買収話に関連して興味深かったのは、
近年、F1に熱心だった筈の、中近東の名前が殆ど出て来なかったという事が挙げられます。
ニュースに出ている、ありとあらゆる建設が中止になっているという話を
図らずもかいま見てしまった様です。
中近東に恨みは全くありませんが、言わば去年までの歪みまくった経済構造の
象徴の様だった中近東の勢いも、急速に衰えているのかもしれないですね。

それにしてもロス・ブラウン、ジェンソン・バトンという才能が宙に浮くことが無かった
というのはF1ファンとしてはとても良い事でした。
もしかするとセナの名前が帰ってくるかもしれないという情勢ですし。
ロス・ブラウンはF1史上最高の成功を納めたフェラーリからホンダへ移籍する時、
”(休暇から戻っても)フェラーリにいる以上は、今までと同じ事をするんだと思う、
僕はそれよりももっと挑戦をしてみたいんだ”とコメントしていて、
皆がダメチームを復活させるといった三文スポコンストーリーをイメージしていたのですが、
実際はもっと話は大きくて(オーナーですから)、困難な挑戦になった様です。

SAF1の時もそうでしたが、
こういうチームは応援したくなるんですよね。
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”三本和彦、ニッポンの自動車を叱る”を叱る

2009年02月19日 | 車好き話

仕事帰りに本屋へ立ち寄ると、私が比較的敬愛している
三本さんの新書が売っていたので、買ってみました。
他に読んでしまいたい本があるので
今日は見出しと最初の数行を斜め読みしただけなのですが、
彼の真骨頂である正論ががつらつらと書いている様で面白そうです。
とはいえ、”比較的敬愛している”と中途半端な表現をしたのもそのせいなのですが、
彼の言っている事を要約するとワーゲンになってしまうんですよね。
とはいえ三本さんがワーゲンの様な車以外を認めないという訳ではないですし
私もワーゲンには好感を持っている方だと思いますが、
求めている方向性が違うんだよなぁ・・・と思います。
趣味嗜好は人それぞれなので、それはそれでいいんですが。

明らかにやり過ぎではありますが・・・(煉瓦本というよりS本の最高峰)

ただこの本、腑に落ちないところがあります。
先ずは余りに仰々しいというか演出が過ぎていると思う事。
何しろ、題名が”三本和彦、ニッポンの自動車を叱る”ですからね。
オビに例の荷室の大きさを計る棒を持ったイラストも入っているし、作為的です。
それだけなら出版社が頑張り過ぎたんだろうと思うのですが、
肝心の中身が、行間が妙に空いているし文字も大きいしページも若干少ないし、
様するにスカスカ感があるのです。
後ろへひっくり返りそうなくらい大上段に構えた題名を付けるなら、
京極夏彦の如く圧倒的ページ数にビチビチに詰め込んだ文字量で
同じ行を3回くらい読んでしまう様な朦朧とした意識の中、
もう勘弁して下さいと言いながら徹夜で読ませる(そして翌日は使い物にならない)
ぐらいの熱さがあっていいのでは思いました。

いや、中身じゃなくて無駄な演出が過ぎるんですよね。
でもそこが興ざめだったというお話でした。
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週末はホンダ祭り

2009年02月04日 | 車好き話
新型インサイトが今週末発売だそうです。
我が家から徒歩20秒くらいのところにあるディーラーでも
先週末辺りからザ・ピーナッツのキャラクターを使った看板が出ていて
そろそろ発売するんだなぁ・・・と思いながら店の横を通り過ぎています。

あれ・・・あるじゃない・・・

今晩通り過ぎるとバックヤードに堂々と置いてありました。
まぁ、隠してもしょうがないとも思いますが、いつになく大っぴらです。
以前、プリウスと一緒じゃないか、何考えてんだという記事を書きましたが
暗がりの中、敷地内に入るのは犯罪なので遠目から見ただけながら、
ぱっと見て格好良いなと思ったので、多分きっと格好良いです。
内装写真を見ると相変わらずのホンダらしく散らかり放題になっているので
恐らくこれも買いたいと思う事は無いと思いますが、
外観はかなり良いと思います。
明日、店員さんがOKと言ってくれたら改めて見てみようと思います。


ところで、昨年末くらいから気になっているのですが、
ホンダグリーンマシーンというインサイトのティザーサイトがあって、
その中でドラマが上映されています。
車が時代遅れになった近未来、主人公の車が迷い込んだ先はエコカー研究所・・・
といった感じで始まる話なのですが、
考えさせられるところあり、ときめいてしまうところあり、
ストーリーもしっかりしているので見応えがある良いドラマだと思います。
内容は100%車なのですが、車うんぬん抜きにしても最近のお奨めです。
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アーリーモーニンドライビン

2009年01月26日 | 車好き話
先週末に三崎港へ行ってきました。(今頃に投稿・・・)
前日に奥様が三崎の話をしていた事、この頃、無駄ドライブをしていないという事、
休日なのに早起きをしてしまって、やる事が無かったという事で。

特に早朝、C4を見て思う事。黄色が足りない事

そんなに歳はいっていないつもりですが古い人間の様で、
フランス車といえば黄色いライト。
デイライトでもいいから着けてみたら雰囲気変わるのかなと思ってみたりもします。

私にとっては早い朝も、港町にとっては朝飯前終了な頃の様で

目指したのはちょっとした観光スポットになっているらしい朝市会場。
何度検索しても大阪の方の三崎港(所要時間14時間)一点張りのカーナビに見切りをつけて
恐らくこっちが三崎港と感で走るもトラブルもなく朝市会場に到着。
平日もこんな時間には起きていない私ですが港町にとっては昼寝の時間同然の様で、
港の辺りは粗方片付けも終わって閑散とした雰囲気。
朝市会場の周りだけが進行方向水平に路駐された車でひしめき合っています。
早速車を降りて先ずは下見をしてみます。
安い!・・と思うのはどうやら野菜のみの様。
土日の買い出し(&炊事)担当で培われた目利き具合を基準にすると
普段行く商店街戸塚のデパ地下の方が価格訴求力は高い様です。
ただ、何処に来たのか良く分からなくなってきましたが野菜はとても安いので
大根・白菜・ブロッコリー・水菜・ネギで600円お買上。
マグロ嫌いが三崎に来てはいけないのかなぁ・・・とトボトボと朝市会場を後にしました。

ちょっとした油屋体験

このまま帰っては”あら、高速代まで使って随分高い大根だこと”と
奥様に言われてしまうのは目に見えているので何か戦利品を調達せねばと思い
行きに通り過ぎた率直に申して寂れた感じの(すいません、、)お土産屋風な建物に入ってみます。
調べたところ”うらり産直センター”というそうで、
中に入ると、子供の頃にやった記憶があるゲームが並ぶゲームセンター。
奥へ進むと店は開けどもお客さんが殆どいない、マグロ専門店が並びます。
縋った藁も空振りと思った刹那、千と千尋の冒頭を思い出すかの様な
ついさっきまで人で賑わっていたかの様な鮮魚の数々と煌々とした灯り。
良く見ると店の端に店主のお婆さんが立っています。(本当に失礼な論調だなぁ・・)
しかも鯛やヒラメが格安で舞い踊っています。
”刺身上等”(夜露死苦とは書いていない)の言葉に笑いをこらえながらも
いなだ(ブリの子供)、太刀魚2本、活ホタテ4個、甘エビの厳選4品でしめて2100円(!!)
しかも商店街では丸のまま渡されてしまうところを捌いて渡してくれます。
(お兄ちゃん、頭と骨はどうする?ってな感じで)
朝市で野菜を買って、この店で魚を買う・・・私の三崎ストラテジーが完成した模様です。
油屋体験をされたい方もお奨めです。

昔も今も豊かな海です。

油屋を出ると目の前は波止場になっていて、
海を覗いてみると小魚やウニがあちこちにいます。
そういえば子供の頃、油壺の海水浴場(のちょっと外れ)でウニを乱獲した事を思い出しました。
子供ばかりの小旅行だったので、確か品川から京急に乗って、
駅からバスに乗ってと、かなり大変な思いをして辿り着いた記憶があります。
車は要らないと思っている人の意見に大概の事は車が無くても用が済む
というのがあるそうですが、
こういうのは車が無いとなかなか出来ない経験ではないかと思います。

原価600円くらいの刺身盛

早速帰って調理。兎に角、鮮度の良さは尋常ではありません。
塩焼きで食べようと思っていた太刀魚も身が透き通っているので刺身決定。
かつて流通が今程発達していなかった頃、サンマの刺身は漁師しか食べられず、
トロより美味いという伝説がかった定説がありましたが、
タチウオの刺身、これはヤバいです。(皮が硬いので、皮目をちょっと炙ると良いです)
朝市は少々微妙なところですが、うらりの魚屋、強くお奨めします。
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決まりとマナーについて

2009年01月08日 | 車好き話


そんな楽しいお酒を飲んだ後、面倒くさいのでタクシーで東京駅まで向かう途中、
ラジオからは”紅葉マーク”の話題が聞こえてきました。
番組はテンポが良い口調の男性MCとアシスタント女性との会話で進むのですが、
途中、モミジ(枯れ葉?)に一言ある三本さんが登場されて言いたい放題。
駅に着くのが惜しい内容でした。
(新車情報またやらないかなぁ・・・今のは何年やっても内容もテンポもヌルいんだよなぁ、、

紅葉マークは罰則規定が無い規定という時点で既に矛盾ですし、
”赤ちゃんが乗っています”もそうですが、本来は当人が気をつけるべき事を
”私は他人に迷惑をかけてでも車に乗ります”と宣言している様にしか私には受け取れません。
(個タクのマスターマークも、老人タクシーだと言っている様なもんだと思うのですが・・・)
身体能力が落ちている老人の事故が増えているというのが紅葉マークを作った根拠らしいのですが、
普通、問題が起こっている時にやる事は問題点の洗い出しと原因の究明だと思います。
例えば更新の時に適正検査(筆記と実技)をして、適正・不適正を判別する、
不適合だった方は本当はもう乗らない方が良いと思いますが、
そうも行かない人が紅葉マークを貼るという決まりにしても良いのではと思います。
もちろん、割り込み等々に重めの罰則規定を整備して。

話が少々横道に逸れてしまうのですが、
私はかねがね、年齢に限らず更新時は適性検査をすべきだと思っていますし、
運転免許の難易度も引き上げた方が良いと思っています。
端的な例で言うと信号が無い横断歩道、人がいても殆ど誰も止まらないですよね。
そもそもプロドライバーである程、運転マナーが悪くなる国ではありますが、
我が家の近所ではバスですら人がいても平気で通過していきます。
教習所で停止義務だと習った筈なのに、誰も止まりません。
たったそれだけの事をサボっただけで、
人生が台無しになる可能性がある事に、もうちょっと真剣になるべきだと思うのですが・・・
(違反者講習のビデオの様な事を言っていますね)

久々かつ相変わらずな三本節を聞いて、妙な正論が浮かんでしまった様です。
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変革の大波 (である事を望む)

2008年12月15日 | 車好き話
結局、第3期のハイライトは2005年のU.S.GPだったって事かなぁ・・


”通信”とか言っておきながら速報性が全く無いマジンガー通信です。
というのも、今回の話題はホンダF-1事業から撤退です。
前日に確定情報が流れてしまいコンプライアンス的にどうなんだ
というミソま付いてしまいましたが、
既に来年に向かってかなりのリソースを割いてしまっている筈のこの時期、
ペライチリリースの行間に何かあるんだろうなとは思います。
まぁ、生粋のレースオヤジである社長の無念さは良くわかりましたけどね。
(よりによってトヨタに大差を付けられたところで撤退ですし)
勝ち逃げをモチベーションに戦っているBMWやルノー、
まるで若者の恋愛の様に別れを切りだすタイミングを見計らっているトヨタの様に
実は参戦中の自動車メーカーの殆ども止める気満々ではあるのですが。

とはいいがら私はホンダ党ではないですし、
正直、特に今年のホンダF1への印象は、余りの陰の薄さに
”いたの?”程度にしか思っていないので記事化する気は無かったのですが、
発表後の質疑応答が発表(や速報で流れたリリースベースの情報)よりも面白く、
その中で、社長が非常に興味深い事を仰っていました。
こんな話です。
(過去使った休止ではなく撤退という言葉を使った意味について問われ)
”100年の繁栄を続けた自動車産業が次の100年へ向けた大きな変化に直面している
F1に注いできた情熱、リソース、人材を新たな時代に振り向けるべきだと
強く思っている表れだと思っていただきたい。”(一部要約)
だったらもっと計画的にやりなさいという突っ込みもあるでしょうが
確かに正にこの数ヶ月の判断の違いで存亡を分つ可能性がある希有な時期ですし
ようやくホンダのイメージにピッタリな唐竹を割った様な判断力と
機動性の良さを見せたなという気にもなりました。
私は”よろず”ジェネレーターの中で屁みたいな効率しか出せない内燃機関に
固執している限り、自動車にエコを語る資格は無いと思っているので
最近のエコブームは単なる言い逃れと捉えているのですが
エコ替えという言葉は”目○○、鼻○○を笑う”と同義語と捉えています。まぁ、姿勢は大事ですが。)
大メーカーのトップが恐らく自分の言葉で車の将来を危惧し、
行動を起こそうと意思表示した初めてのケースなのではないかと思います。
そういう意味で、この記者会見は歴史的な事なのかもしれないなと思いました。

社長が仰る3年、5年で成果が出るのかどうか分かりませんが、
ちょっとホンダを応援したくなってしまうエピソードでした。

※参考:F1速報ウインターテスト号(表表紙と裏表紙の対比も面白いです。蛇足ながら)
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やはり乗らないと分かりません。

2008年11月07日 | 車好き話


さきほど、あなたが選ぶカーオブザイヤーに投票をしました。
これで3回目でしょうか。
これ、毎回思うのですが、もう少しやり方があると思うんですよね。
アンケートみたいというか、薄っぺらいというか。
家族で出掛けたい車と聞かれれば、リアルにC5(のツアラー)と答えますが、
恋人と・・・、一度は・・・なんて時代錯誤な強打を打ってこられたら
じゃあ、アストン?とハードボレーで返すしかないですし、
大体、売ってもない車を一般人がどうやって評価するんだよと思います。
(といいながら1票入れてしまいましたが)
私は車の試乗が趣味なので、ご迷惑をかけながら色々な車に乗っていますが、
それでもエントリーしている車の殆どは乗った事が無いですからね。
いや、応援している事前提での苦言ですよ。
委員会主催の大試乗会(入場料1500円)とかいうのでもいいから
投票だけではなくてもう少しだけジャーナリスト体験をさせて貰える
イベントとかがあっても良いんじゃないかと思います。

ところで私がベストに挙げたオデッセイについてです。

ジョージ・クルーニーは相変わらず格好良いですね。

本当はFCXクラリティのパンフレットが欲しくて行っただけで、
成り行きで乗せて貰ったのですが、目から鱗でした。
先ず何が凄いかというと、ドアがバフッと閉まります。
音だけならC5は足下にも及ばないです。
それから座った感じ。国産特有の下半身のスカスカ感がありません。
欧州車程とはいいませんが、どっしり感を感じます。
何処まであるのか分からないダッシュボードと雑然としたインパネは
多分買う事はないでしょうと思わせるに十分ですが
若干軽いながらインフォメーションはなかなかのハンドリングと
ステーションワゴン感覚で乗れる取り回し。
後はやっぱりホンダならではのキレがあるエンジンは
なかなか良いなと思いました。
ミニバンに分類する以上、運転感覚の優先順位は灰皿程度だと私は思いますが、
オデッセイが凄いのはミニバンの生命線である2列目。
試乗前まで対応してくださった店長さんいわく、”3列目は割り切りました”。
割り切り・・・琴線に触れる言葉です。(その他、優先順位、敢えて、等々)
3列全てに快適性を持たせようという絵に描いた様な日本人感覚で
結局何処も居心地が良くないミニバンというのが結構ありますし、
これも最近の時流なんでしょうが、余りに無理な要求を適えるために
安全性すらないがしろにしている車も散見されます。

トヨタさん、入りきってないですよ!!

実物を見ると旧型とは全然違いますが、総論的には殆ど変わっていないですし、
少なくとも写真写りでは違いが分からないレベルなので、
オデッセイなりにしか売れない車だと思いますが、
日本車離れした座り心地と志の高さは賞賛に値すると思います。
大抵、志が高い国産車は売れないですけどね。

という事で最近ホンダネタが多いですが、私の今年ベストはホンダ・オデッセイです。
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グダグダグランプリ

2008年10月12日 | 車好き話


フジテレビが大騒ぎしていたので車好きな方は知っていたと思いますが、
今日、F1日本GPが行われました。
昨年観に行った会社の女性をして”もう二度と行かないと思います”と言わせた
ある意味伝説のグランプリだった去年と違ってレース日和ではありましたが
肝心の内容はハミルトンの絵に描いた様なオーバーシュートで
コーナーを1つとて回る事なく日本グランプリは台無しの様相。
直後のチームメイトも超絶ブレーキングをしていたので
単純なブレーキングミスという事では無い気がしますが、
歴代チャンピオンは勝負どころでこんな格好悪い事はしません。
結局、男アロンソの活躍で”レースとしては面白い”という
今シーズン毎度の結果になったのですが、
普通、クライマックスともなるとレースは段々と面白くなくなっていく反面、
痺れる様な緊張感が漂うものなんですけどね。

今宮さん仰る通り、今シーズンはチャンピオン該当無しでいいかな。
ああ、言っちゃったという気もしなくはないですが
16戦終わってトップのハミルトンが84ポイント、1戦平均5.25ポイント。
F1は3位表彰台で6ポイント貰えるので
今年のチャンピオンシップは表彰台以下の争いという事になります。
数字にすると異常さ具合が分かりますね。
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ポリシーはあるか

2008年10月03日 | 車好き話
ホンダ、ハイブリッド専用車「インサイト」を初公開(トムソンロイター) - goo ニュース

人のふんどしで相撲を取る様で
ニュース記事の引用って好きじゃないんですが
(記事は足で稼げってやつでしょうか・・・つくづく昭和人だなぁ)
この車を初めて見た時から思っていた雑感です。

ホンダさん、ポリシーはあるんですか?(って言ってたの誰ですか?)

ホンダの事ですから中身は圧倒的なんでしょうが、
売る前からプリウスのHIDを青くして値下げしたら営業力の差でトヨタの勝ち
みたいな車作って満足なんでしょうか。
真面目に空力を考えたら同じ様な形になるってエクスキューズは
少なくともF1好きには通用しません。
ホンダの空力最終兵器を知っていますから。

本田技研流空力最終兵器(愛称:ダンボウイング、今のところ眠れる大器)

1/1000秒を争う世界でこれだけアヴァンギャルドな事が出来て
先代インサイトなんてフルスイングな車が作れて
CR-Zという、これまた素晴らしいコンセプトカーまで作れるのに、
これがホンダハイブリッドの本命ですって、
その未来はあんまり面白くないんじゃないかって気がするんですよね。
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日本GPカウントダウン

2008年10月03日 | 車好き話
今日、日比谷通りを歩いていると
見た事もない程に巨大なトラックが走っていました。
しかもF1好きの私には見慣れたロゴがペイントされています。

ちなみに大和生命のビルの前で見たんですけどね。

余りに唐突かつ携帯のカメラがなかなか起動しない事もあって
実物を撮る事は出来なかったのですが、
後ろには先週末の興奮が甦ってくるものが鎮座していました。
今週末はお台場でイベントもある様で
いよいよ日本GPが迫ってきたなと少しだけ体温が上がる瞬間でした。

翌日、また走っていました。今度はバッチリ!
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モータースポーツはスポーツです。(しかもハンパではない)

2008年09月21日 | 車好き話


木曜日、会社の同僚とカートに乗りに行ってきました。
二人ともF1好きなので、まぁ、そんなノリでの企画です。
ちなみに同僚はロータス・エリーゼからフェラーリ328乗り換えた真性車変態です。
328は二人乗ってしまうと荷物を置く場所が無くなってしまうので我が家の車で行く事に。
ハードワークが予想されるので、行き帰りは安楽椅子でってのもありますが。

場所は東日本でのカートの聖地(である事は直前に知りました、、)新東京サーキット
今回お世話になったのはフレンズK.M.E.の遠藤さん。
カートは当然としてヘルメットからレーシングスーツ、シューズ、グローブ
果ては靴下(新品です)、タオルまで(後で知りましたがフェイスマスクまで)
手入れの行き届いた本格的な物をレンタル出来るところまでがシステムに入っていて、
キャンプチェアー、テーブル、飲み物付いた万全のホスピタリティと
(おまけでデザートもいただきました)
オールメンテまで付いるので、正にお財布だけ持って行けば良くて
時間内走り放題(同僚は100ラップくらいしていました)という夢の様な内容。
許諾を取っていないので幾らとここでは言えないのですが、
価格破壊に近いバーゲンプライスだと思います。
(感覚的にはビッグマックのセットが400円って感じでしょうか)

カートは本格的なやつです


カートで走るという事には2つの大きな障害があると思います。
先ずはお金の話。
それでも気楽に何回も行ける様な金額ではないですが、
ゴルフへ行く様な値段ですし、このプランなら道具も要らないので
十分現実的なのではないかと思います。
もう一つは運転が上手くないと乗れないんじゃないかという点。
機敏さ加減は違いますが、ハンドルやペダルの重さは
基本的に動かして楽しいレベルであれば遊園地のゴーカートと一緒。
それくらいのスピードであれば特に難しいという事もなく
初心者混走時間で走る事になるので、基本的なルールだけ覚えておけば
免許を持っている人なら自分なりの精一杯で楽しく走る事が出来ると思います。
実際、結構なお歳と見受けられるオバサマも走っていましたし。

同僚のニキ・ラウダです。カートにはコスプレという観点での広がりもありますね。


とはいうものの自分なりに速く走らせようとすると結構難しくて、
”何で直線でブレーキ踏んでるのにスピンすんだヨ!”と思っていたのが
単にブレーキの踏み過ぎでロックしていた事が分かったのと、
アクセルを踏んで若干アンダーステアな状態が一番車が安定する事、
借り物なのであまり大きな声では言えないですが
コースアウトしても全く安全という事が分かるまでは
(ここが自動車で峠道を走るのと、一番違いますね。笑)
コースにいるよりもスピンして立ち往生しているか
芝生で場外乱闘している方が多くて車も芝生だらけの泥だらけ。
コツがつかめるのまで半分くらいの時間を使ってしまったので、
カートの体験走行でよくある10ラップ幾らというのでは
恐らく攻め込んで走れるまで行かないと思います。(当日は雨だったので余計に)
そんなこんなでコツがつかめると痛快の一言。
乗用車では味わえない一体感を味わう事が出来ます。

新東京サーキットのコース図。色々メモを書いています。(合ってるかどうかは知りません)


慣れてきて自分の限界近くなってくると今度は体力との勝負。
よく、モータースポーツって何処がスポーツなの?と言われる事がありますが
門前レベルでのカートでも汗はダクダク。パンツまでびっしょりになります。
ペースを上げていくと首も持って行かれますし、
高速コーナーでは走りの限界の前に腕力の限界が来ます。
プロレベルまで行ったら、察して知るべしですね。

平日という制限もあって半年がかりで
おっかなびっくりと企画したカート走行でしたが
意外と万人にお奨め出来そうなレジャーだと思います。

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百花繚乱の2

2008年07月29日 | 車好き話
先週は余りの暑さで贅沢とは思いながら仕事の移動でタクシーに乗る事5回。
3回はコンフォートだか業務用セドリックだか、普通のタクシーだったのですが、
残りの2回はプリウスと一時話題になったEクラス320CDIでした。

Eクラスについては乗せてもらっている分には普通にベンツなので、
それ程コメントする事も無く普通に立派な車なのですが、
プリウスは下ろして2ヶ月と運転手さんが言っていましたが
かつて、確かマイナーチェンジ直後に真剣に買おうと思っていた時期に
試乗して感じたバルサ材の様なスカスカ感はあまり無くて
若干フランス車を思わせる様なしっとり感を持った、良い車だと思いました。
タクシーで使うくらいなので当たり前なんでしょうが、後ろも広いんですよね。
長距離を走ると意外にひどい燃費になるらしいとかいう粗探し記事を読んだ事がありますが
(恐らく、その酷い状態のプリウスよりもウチの車は平均してダメでしょうが)
何の無理もせずにエコという次元を超えて、
仮にハイブリットでなくてもそれなりに良い車なんじゃないかと思いました。
まぁ、乗って10分くらいしてからジワジワと来る味気なさがフランス車との違いでしょうが。

半年くらい前の話ですが、水素ロータリーのRX-8が街中で普通に路駐しているのを見て
何だか時代が変わった感を強く感じましたが、
ようやく実用化の目処が立ったのかサミットだったから日本人がようやく気付いたのか
恐らくはガソリンが尋常な値段ではなくなってきたからなのか
つい最近までは最先端だったり絵空事だったガソリンエンジンに変わる車の時代がやってくる
足音が聞こえてくる様な気がします。

時代が変わったと思った瞬間
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百花繚乱の1

2008年07月29日 | 車好き話


この週末、日産のお店へ行ってきました。
目当てはエクストレイル。
何でまたというと、今のエクストレイルが新発売された時、
カルロス・ゴーンが”2008年秋にクリーンディーゼルを発売する”と言っていて、
そろそろ2008年秋が近いからです。
デザインといい、サイズといい、コマーシャルといい、少なからず刺さるものがあるので
私はエクストレイルが結構お気に入りです。
ガソリンの車に乗ってみて、とても良い車だったら
ディーゼルが出た暁には買い替えちゃうかも?というのは冗談なのか本気なのか。

早速お店へ行ってみると最近新発売になったティアナが置いてありました。
先代ティアナはセダン革命と言われたセフィーロを彷彿とさせるとてもモダンな車でしたが、
(乗ってみて心底がっかりでもありましたが。正直。)
新型は完全にオジサン仕様。簡単に言ってしまえば安物のマジェスタです。
語るに足らずというか、本当は先代でがっかりした座り心地が
新型になってどれくらい良くなったのか試したい気もしていたのですが、
現物を見てから無関心になるには1秒も要らない様な車になっていました。
私の感覚と日産の感覚が合っていないだけかもしれませんが、
GT-Rだって、もっと何とか出来た筈だと思うし(値付けが余りに中途半端なのが一番腑に落ちない)
日産は商品企画の迷走が顕著な気がします。最近当たりまくりなホンダとは正反対。

長い蛇足を置いて肝心のエクストレイルです。
お店の人へ単刀直入にディーゼルの事を聞いたところ、
発売は9月頃で恐らくマニュアルになるであろうという事と、
汚れても平気なシートは多分付かないであろうという事を教えてくれました。
要するに英国仕様って事でしょうか。
エンジンが変わろうが影響しない筈の車の出来について、
試乗は出来なかったもののつぶさに見たところ
ガシガシ使えて汚れなんて気にしないという車のイメージからはそれなりなんでしょうが
プラスチッキーが感過ぎていて、立て付けもそんなに良く無いです。(パーツ噛み合ってないし)
見た車は25Xという最上級グレードだったのですが、
コミコミで270万もする車にしては不合格と言わざるを得ない印象でした。
細かい話で恐縮ですが、ダブルフォールドする時はヘッドレストを外さないで済む
程度の気遣いは最低限心がけて作って欲しいなと思います。
(外したやつ、ゴロゴロ転がって心理的に邪魔なんですよ)
良かった点というと、今時珍しく狭いフロントガラスに丸見えのボンネットで
アドベンチャー感満載なところでしょうか。
でも、コスプレに270万も出せないよなぁというのが庶民の意見です。
とはいえ、あらゆる方面で相当な高性能と言われているM9Rエンジンは興味があるので、
ディーゼルモデルが出てから試乗してこようと思います。
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導入は計画的に

2008年07月15日 | 車好き話


先週末発売されてニュースでも大々的に取り上げられたiPhone
実は私もつられて買ってしまいました。

なかなかアップルらしい革新的な製品だとは思うのですが、一つ大問題がある事を今週末確認しました。
FMトランスミッター含め、iPod用のアクセサリの類いが全くもって使えないんですよね。
(あくまでも私が持っているトランスミッターとiPod用スピーカーの話です)
どちらもそう高いものでもないので、私の被害は”ま、しょうがないか”で済むレベルですが、
もしかして、iPod対応カーオーディオの類いは全滅なのではないでしょうか。

購入を検討されている方は、下調べしてからの方が良いですよ。
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油臭いデザインの話

2008年06月01日 | 車好き話
高校時代からの友人と会う事がありました。
彼が乗っている車はエスティマ。
余りに台数が多いので、そんな話になり辛いですが、
この車のデザインは最高峰クラスなんじゃないかと思います。
(チョビヒゲは兎も角)

高級にしようと更に立派なヒゲを付けて
嫌がらせの様になってしまったハイブリッドもまた、
何ともトヨタらしいとも思いますが。

それはさておき、トヨタはたまにとても斬新な事をやってきたり、
秀逸なデザインをしてきたりする事があります。
車は精密機械の代表格なのにあまり話題になりませんが
製品というのはそれを形に出来る技術力が無いと絵に描いた餅で終わりますし、
技術が裏付けるデザインというのもあります。
エスティマのデザイン上のハイライトは屋根が浮いている様な素材と色の使い方で
未来的なフォルムを作り出している点だと思うのですが
良く見るとピラーをブラックアウトしているだけで
例えば大分前のアコードワゴンの様に
ピラーをガラスで覆ってしまう様な突飛な事はしていません。
(大分前のアコードワゴン)

なのにそう見えるのは、広いガラスとボディーの鉄板が均一だからなのかなと思います。
トヨタの場合、そういった”ツライチ”加工がとても上手な様で
エスティマ以外にも多くの車で見る事が出来ます。
タマゴかニワトリか分かりませんがそういった技術力があるからこそ
エスティマの様な企画も生まれて来るのでしょう。

その他のメーカーも私が気付かないだけで色々興味を持ってみると
面白い発見があるのかもしれません。
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