マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

リアルC5?

2008年03月30日 | シトロエンの話
新しいC5の話です。
特集に引き寄せられて久々にNAVIを読んだらC5の記事が載っていました。
まあこの雑誌の評論家の人達は”先生”ばかりだし、
読者もきっとそういう記事というか見方を求めているんだと思いますが、
”見た目はシトロエンらしくない、乗るとまごう事なきシトロエン”
といった感じにBX以降続く判を押した様なコメントが載っていました。
という事でC5の成功は約束された様です。
現行型のC5が若干外しただけでIDGSBXエグザンティア
適度にヒットしている系譜なので心配の必要も無いとは思いますが。

ところで前回取り上げたC4パラスですが、ブラジルに格好良いサイトがありました。
サイズ故の寸詰まり感とか、そもそもの企画には入っていなかった様な無理矢理感はありますが、
”らしい”シトロエンのセダンというと、きっとこういうデザインの事を言うんだと思います。
で、仮にC4セダンが本当はC5だったとして並みいる強敵と並べてみるんですが
上段:左からC4(Sedan)Pallas、AudiA4、Mercedes-Benz C-Class
下段:左からNewC5、BMW3series、Mazda6



C4が思いっきり浮いているのが分かると思います。
というのも、この手の車を欲しがる人は真っ当な人達なので、
きっと真っ当であるという第1のハードルを越えない物は選んで貰えないんだと思います。
妙にオッサン臭かったりという車もありますが、C5を含めて5台の形は大体一緒ですからね。
NAVIの記事では散々シトロエンの個性とかC6が引き合いで出て来ていますが、
私には違和感をもって聞こえます。
逆にそういう意味で、C5は正しいんじゃないかと思います。

それが好きなのかといえば、そうでもないですが。
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意外とミーハー

2008年03月28日 | C4まわりの話

プチベルランゴともいうべきPSA+FIATの新作、シトロエン版のニモです。
余りに時間が空き過ぎて何だか良く分からないタイアップですが、ニモだそうです。
ニモというよりはフグって感じですが。正面衝突に強そうですね。
若しくは連結したら楽しそうな顔をしています。こんな感じで。
他のサイトで見た所、流石に共同開発でやりたい放題出来なかったのか
内装は至ってフツーの商用車という感じですが、
ファンカーゴ乗りとしては琴線に触れるものがあります。

続いてYoutubeに載っていたC4(セダン)パラスのCMです。
何とジャッ・・・キーファ・サザーランドが出演しています。
(内容は非常に分かり易いを通り越して若干安直ですが)
C4は例のロボットといい、CMにはお金かけていますね。
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記事化は初めてでは?

2008年03月27日 | シトロエンの話


カービューにC5の試乗記が載っています。
初めからエンジンが5種類(相変わらず4発のミッションは4段なんですね、、、)、
ハイドラクティブもパッシブサスも選べますという大風呂敷感は
シトロエンの売るぞという意気込みを感じます。

その逆も真なりで”らしくない”点も大いに感じます。
去年のモータショーにも来てくれなかったので写真を見ての話ですが、
C5はきっとシトロエン乗りへ向けて作られた車では無いと思います。
勿論、日常で普通に乗れるサイズのハイドロシトロエンという意味では
ヘヘ乗りにも十分魅力的な車ですが、
フェンダーの張り出しと四隅の方へタイヤが張り出す様な造型は
このサイズではスタンダードともいえる流行のデザイン手法であって
花魁女性の首筋を連想する様な緊張感とだらしなさを内包した絶妙な撫で肩のフェンダー、
タイヤは真っ直ぐに見せるシトロエンの文法からは外れています。
大きなキャビンとロングノーズ・ショートデッキ、
丸みを持ったシルエットはシトロエン流ですが、
何となくドイツ車的な印象があるのは、そのせいでしょう。

レベルの高いデザインをしている車は得てしてお見合い下手なもので、
写真写りが悪くて実物を見た時に驚くというのは良くある話ですが
レクサスISなんかが良い例です)
少なくとも写真を見る限りは”僕はこう生きる。君は・・・知らない”
というフランス流というよりは
”これが正しいから、君はこうするべきだ”というドイツ的な造型に見えます。
”やろうと思えばこれくらい出来るんだよ”という
シトロエンからのメッセージかもしれないですけどね。

兎もあれ、ちょっと理解不能なルノー・ラグナともども上陸が楽しみな車です。
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若干社会ネタ

2008年03月26日 | 車好き話


もしかしたら私の周りだけかも、単に私の思い過ごしかもしれませんが
今年は年末工事が余りに多い様な気がします。
こういった無駄な作業が、ある企業や人々の生活を支えている事実もあるだろうし
逐一調べる訳ではないので頭ごなしに無駄とは言いませんが、
車関係、道路関係の時事ネタが多い昨今、余りに露骨なのはどうなんでしょうか。
無駄の為に無理をする・・・あまりスマートなやり方ではないのは確かです。

車は利権としがらみの集合体と言われる事がありますが、
年末工事はその1つの象徴ですね。
どうせなら燃費に利くアスファルト(なんてあるのでしょうか?)に取り替えるとか
無駄を積み重ねたら凄い事になってたみたいな事をやらないと、
誰も幸せにはなれないですよ、きっと。
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余興という事で

2008年03月20日 | シトロエンの話
ハイドロシトロエン占いというのがありました。
診断の結果、私はCXだそうで、
一生の間に漢字だと1万人、ひらがなでは8人、カタカナで40人、好きな女性と出会うらしいです。
私はカタカナ人生かな・・・ちょっと足りないかな。
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FAQ(ハイテンションver.)

2008年03月11日 | 車好き話
今週末、F1が開幕します。
以前にWRCの記事も書きましたが、私は専らF1好きです。
F1好きだと殆どの人が体験をしていると思うのですが、決まって質問をされます。
”F1の何処が面白いの?(同じ様な車が)同じ所をグルグル回っているだけなのに”
本当に何で好きなんだろうと思う時があります。

翻って最近、サンクス限定らしいですがフェラーリ・フォーミュラカーシリーズII
というミニカーが発売されました。
個別に好きな車はありますが、私はフェラーリに対して憧れも無ければ妬みもなく、
正直、どうでも良いというのが印象なのですが、
それでもこのラインナップを見ていると感慨深いものがあります。
あの車は遅かったけど本当に格好良かったとか、笑える程ヘボかったとか。
それを繊細な感覚というのかマニアックと呼ぶのかは言い方の問題でしょうが、
少なくとも商品化されてコンビニに並べられるだけの個性はあるって事なんでしょうね。

私がF1を好きになり始めた幼少期、2つのシーンを思い出します。
1つは父親のガレージで読み漁っていたカーグラフィックに載っていた、
坂を駆け上がるニキ・ラウダ駆るマクラーレンの後ろ姿、
もう1つは習字の帰りにふとテレビを見たらやっていたモナコグランプリで
コートダジュールの海岸線を疾走するゲルハルト・ベルガーのフェラーリ。
前者には常規を逸するまでの精密感と”我こそ力なり”と言わんばかりの力の塊感、
後者はコートダジュールの青と深紅のマシーン、タイヤと路面の黒のハイコントラストな世界。
実は車もF1も好きという人は意外と少ないのですが、
私がそうなのはそういった目線で見ているからの様な気がします。
(見た目の美しさではスポーツプロトタイプに勝る物は無いですが)
そして私がF1のシーンの中で一番好きなのは開幕のスタートが切られる前の空気感。
達成感と希望と不安がない交ぜになって整然と並ぶ英知の結集たるマシーンの群れ。
それは直ぐそこにまで迫っています。
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