マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

2010 F1 outwit GP(R.8カナダ編)

2010年07月04日 | モータースポーツ
久々に見たハコ乗り。

ブリヂストンの珍しい選択ミスで
タイヤ持久戦の様相を呈した地味なレースでしたが、
走っているだけでスリリングに見える
オールドコースに古典的なレーサータイプの
ハミルトンの大活躍で、
20年前くらいのレースを見ている様な
錯覚を覚えました。

マクラーレン・メルセデス
#1バトン:4点 #2ハミルトン:6点
印象度も結果もハミルトンのレースでしたが、
その後にきっちりとフィニッシュしている
バトンも鈍い光を放っている印象でした。
レッドブルにとって厄介なのは
実はバトンになるのではないかと思えるレースでした。

メルセデスGP
#3シューマッハ:2点 #4ロズベルグ:8点
車のポテンシャルと最大限発揮したニコの圧勝。
シューマッハはリアタイヤへの対応不足が
ラフプレイで現れた、新人の様なレースでした。

レッドブル・ルノー
#5ベッテル:7点 #6ウェバー:3点
このチームの序列はほぼ決まったと考えて良いでしょう。
この2週間でチームを完全に掌握した
ベッテルの手腕に8点です。
(レースは凡庸の極みでしたが)

フェラーリ
#7マッサ:3点 #8アロンソ:7点
床下浸水レベルまで地盤沈下が進んでいる様に見える
フェラーリに於いて、アロンソの表彰台は立派です。
最近、集中力の切れた様なレースが続いていただけに
復活の狼煙となるでしょうか。
マッサは今回も復調の兆しが見えず。

ウイリアムズ・コスワース
#9バリチェロ:4点 #10ヒュルケンベルグ:6点
伝統的にカナダに強いウイリアムズ、
実力に見合わない結果だったものの、
トラブルが無ければポイントフィニッシュも
十分に有り得るペースでした。

ルノー
#11クビサ:7点 #12ペトロフ:3点
期待した程の結果を残せなかったクビサですが、
シューマッハの玉砕的なアクションを
間一髪避けた(ウイングは踏まれましたが)ところは
流石というレースでした。
ペトロフは期待のレースも
オープニングのスピンで台無しになってしまいました。

フォースインディア・メルセデス
#14スーティル:4点 #15リウッツィ:6点
今回はリウッツィが堅実なレースで
チームメイトよりも上位フィニッシュ。
コツコツとポイントを積み上げて行く
フォースインディアは、中々不気味な存在です。

トロロッソ・フェラーリ
#16ブエミ:6点 #17アルグエルスアリ:4点
ようやく車なりの結果を出してきている
感のあるトロロッソ。
アルグエルスアリは不運なレースでした。

ロータス・コスワース
#18トゥルーリ:3点 #19コバライネン:7点
今回も粘り強い走りで16位完走のコバライネン。
彼に何で去年までこの走りが出来なかったんだと思うのは、
これで何回目でしょうか。

HRT・コスワース
#20チャンドック:6点 #21セナ:4点
中々のムービングシケインっぷりが目立ったHRTの2台。
印象度としてはセナの方でしたが、
リザルトに準ずるという事で。

BMWザウバー・フェラーリ
#22デ・ラ・ロサ:8点 #23小林:2点
デ・ラ・ロサが良かったという事ではないのですが、
カムイ君のあれは無いだろうという走りは大減点です。
チームの不調が、彼の最大の売りである
思い切りの良さを陰らせているとしたら、残念です。

ヴァージン・コスワース
#24グロック:5点 #25ディ・グラッシ:5点
相変わらずタイミングモニター頼りでないと
何をやっていたのかサッパリ分からないチームですが、
結果は兎も角、今回もグロックの安定感は光っていました。
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