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マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

F1序盤戦総括 ~チームごとまとめ&展望後編~

2009年05月19日 | 車好き話
時節ネタを挟んでF1序盤戦総括、下位5チームです。


BMW
内田有紀やしょこたんが声高に語りかけてきても計画通りに事は進まない世の中で
5カ年計画を順調に進んできたBMWでしたが、
チャンピオン争いが目標であった今シーズンは大苦戦。
マレーシアの2位は完全にたまたまなので実際の力は順位以下と考えるのが妥当です。
スペインでは大改造を施した車で進歩を見せたものの、明らかな性能未達。
元々ハコ(改造した市販車を使ったレース)が得意なBMW。
理事会では毎回、より回りくどいPRになるF1を続ける意味があるのかと議論になる中で
Dr.マリオ・タイセンが実績を盾に異論を封じてきた経緯があるので
議論が激しくなる事は容易に想像出来ます。


フェラーリ
"見るに耐え難い"。今回画像を拝借していて、ほぼ毎日チェックしている
GP UpdateがフェラーリのスペインGPをレポートした際の表題です。
今シーズンはフェラーリだけ別建てにしても記事が書ける程に
トラブル(茶番劇)が多発していますが、四字熟語で表す事も出来ます。
七転八倒、悪戦苦闘、五里霧中、一人舞台・・
今年はF1参戦60周年を記念してF60という車名にしたフェラーリですが
最早悪い冗談にしか思えなくなってきました。
これはこれで面白いやと思いますが、フェラーリファンは激怒でしょうね。


ウイリアムズ・トヨタ
プレシーズンテストで好調、レースウィークの練習走行も好調。
一転して予選、レースは全くダメと不可解なシーズンを送っています。
原因はそこそこ速い代わりにタイヤ性能のバラつきが激しいマシンと
急場対応が苦手なレース運営にあると思います。
唯一の日本人選手である中嶋Jr.は予選で遅いのが全て。
スタートで後方の大集団に入ってしまうので
どうしても貰い事故が増えてしまいます。
マシーンに実力がある時は、結果を出さないと厳しい評価が下される。
先輩ドライバーの佐藤琢磨が身を以て証明してくれた事です。


トロロッソ・フェラーリ
ベッテルを擁して大暴れした昨シーズンから一転、低調なシーズンを送っています。
原因は昨シーズン大活躍の原動力となったメンバーが
ごっそりと抜けてしまったからと見て間違いないでしょう。
昨シーズンの今頃もこの程度の戦績でしたが、浮上への好素材が見当たりません。
佐藤琢磨を追い落とした事が今シーズンのハイライトだったのか、
シーズンに入るや全くもって覇気が無い2年目のブルデーと
全く期待されていなかった割には良くやっている新人のブエミ。
これでは本体がチームを売却しようにも、価値は下がる一方の中、
今年までは特例で認められている親会社レッドブルからの図面提供が
来シーズンから出来なくなる事が一番の悩みかもしれません。


フォースインディア・メルセデス
待望の自力で開発した新車、チャンピオンエンジンの獲得など
生き揚々と新シーズンを迎えたフォースインディアですが、
テールエンダーを抜け出すまでには至っていません。
大荒れの上海で”エクストリームコンディションマイスター”スーティルが
一時6位を走る快走を見せたものの、初ポイント獲得には至らず。
気になるのは新車開発に尽力した人物が既にチームを去っていて
オーナー自らが陣頭指揮を取っているという点。
凋落も何も元からビリですが、チーム崩壊の典型パターンに見えて仕方がありません。
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トヨタに望む事

2009年05月19日 | 車好き話
一番感心したのは発表会場が矢鱈と質素(に見える)である事

車好きであれば何かしらの感想はある筈のプリウスが発売されました。
日本が得意とする電子系ハイテクの最高峰と言い換えても良い車なので、
私も興味本位ながらパンフレットを貰いに行ったりしました。
予約が8万台も入ったという話が、トヨタなら1店舗に2台ずつ試乗車を置いたら、
それだけで1万台超えちゃうじゃんとかいった冷静な話とか
3店舗ほど回ったうちの2店で”実車を見て気に入らなかったら解約
してもいいから予約してくれ”と言われた事実であったりとか、
予約した8万人の内の7万5千人程は期待していないであろうから
元々大した事無い物が何も進化していないと思われるハンドリングや乗り心地は
やっぱり大した事ないだろうとか、そんな事はどうでもいいです。
何しろ、技術大国日本が今出来る事の最大限を形にしたと言っていい車ですから。
プリウスであっても環境に”優しい”なんて詭弁もいいところある事も
それでも何もやらないよりはマシであるという点で偉いと思います。
本当は何人買うのか分かりませんが、それでも相当数は売れる筈なので
工場も稼働して日本を代表する大企業が潤って少しは良いニュースになって、
それだけでも大した事だと思います。(なのでホンダとインサイトもエラいです)
若干被害妄想に入っているホンダも、きっと心配する事は無いと思います。
今、インサイトが1万台売れているなら、きっとそのまま1万台売れます。
活性化したマーケットは飽和するまでは成長するからです。

ですが、そんなプリウスを作ったトヨタにお願いしたい事があります。
アルファードやエスティマも真剣に作って欲しいという事、
そろそろまともなスポーツカーも作って欲しいという事、
ポルテの様な車も相変わらず作って欲しいという事、
レクサスを諦めないで欲しいという事です。
(ファンカーゴを復活させて欲しいというのは個人的嗜好なので止めておきます)
言われている程つまらない車ばかり作っている訳ではないですし、
実際、iQでハイブリッドとは違うアプローチも示したトヨタの事ですから
でっかいプリウスや高級なプリウスを作り始める事は無いと思いますが
このご時世、売れたからとトヨタがプリウス一点張りになった時、
日本車文化は終わると思います。
多分、当分の間トヨタの車を買う事は無いでしょうし、
下手すると一生買わないかもしれないのであまり偉そうな事は言えませんが、
プリウスで儲かって社会貢献もしたお釣り程度で構わないので
車社会にも還元し続けて欲しと思います。
それがきっと、20年後30年後の日本車文化を作っていくと思います。
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F1序盤戦総括 ~チームごとまとめ&展望前編~

2009年05月17日 | 車好き話
続いて現在のポイントランキング順にチームごとのサマリーです。


ブラウン・メルセデス
既に何回か取り上げている元ホンダチームです。
その盤石ぶりは圧倒的で、この先速さで勝るチームが現れても
最早手遅れという得点差を築き上げてしまいました。
ブラウンに良く言われる心配事といえば、資金力が乏しいという事。
今はホンダ時代の技術的蓄えで何とかやっているというのが裏事情で
既に有力チームの巻き返しに遭って開幕時のアドバンテージは目減りしている状態です。
今シーズンは兎も角、来シーズン以降も有力チームとして残れるかどうか
中盤以降でどれだけパフォーマンスの嵩上げが出来るのかが一つの指標になると思います。
ともあれ、チャンピオン確定と言って間違い無いでしょう。


レッドブル・ルノー
天才デザイナー・ニューウィーの作った車を天才ベッテルが乗る、
最も魅力溢れるチームと言っても良いと思います。車もとても個性的。
かつてのパーティー三昧の遊び人集団イメージは完全に潜めて
この数年、地道に積み上げてきた力が開花しようとしているのが目に見えて分かります。
ブラウンを追える立場にあるのは実質彼らだけでしょうが、
今シーズンとどれだけ心中する事が出来るかがキーだと思います。
ともあれベッテルという最後のピースを手に入れて
早晩、チャンピオンも有り得る立場まで来ている事は間違いないでしょう。


トヨタ
こちらも着実に実力を上げてきたチーム。
ピットワークの素早さ、正確さは既にグランプリ随一を誇っていて
咄嗟の状況変化に対応する力、レースを読む力も一級品です。
あと一歩のブレイクスルーは超一流ドライバーの獲得でしょうか。
ともあれ先ずは1勝。話はそれからです。
ハイレベルにまとまったグロックと相変わらずハマると爆発的な力を見せるトゥルーリ。
初勝利には十分なラインナップでしょう。


マクラーレン・メルセデス
ワールドチャンピオン・ハミルトンをもってして入賞すらままならない体たらく。
これだけダメなマクラーレンを見たのはプジョー時代以来でしょうか。
レースバイレースで改良を加えてきていますが
根本的にどうにもならない車の様で劇的な効果が見られません。
来シーズンの復活を目標に終盤での優勝を目指して改良を加えるというのが現実路線。
後はハミルトンの才能に任せるというのが実際のところでしょう。


ルノー
エスプリ効きまくりの外観に反して良くも酷くない中庸な戦いが続いています。
エース・アロンソが期待外れと公言する様に浮上の気配が無い印象です。
出遅れたマクラーレン、フェラーリ、BMWも確実に巻き返してくるので、
ジリ貧に陥る危険性を十分に含んでいるシーズンです。
何より、芳しくない結果に嫌気がさして
都度移籍が取り沙汰されているアロンソが本当にいなくなるとすると、
存亡の危機にもなりかねません。
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F1序盤戦総括 ~変わった部分はどうなのか編~

2009年05月16日 | 車好き話

先週末に第5戦のスペインGPも終わり
大体の情勢が見えてきたF1序盤戦の総括をしてみようと思います。
先ずは今年から変わった部分はどうなのか、という点です。

09年仕様(左)と08年仕様(右)のBMW

今年は60年の歴史の中でも例が無い程に、
大幅な規則変更がありました。
ではそれがサッカーのバックパス禁止くらい
ドラスティックにF1を変えたのかというと"?"です。
1点目は見た目の違いが大きい形状の変更について。
パッシングを容易にする為に前後ウイングの形状を変更、
開発費を抑える為にエアロガジェットと呼ばれていた
細かい突起物の禁止というのが大きなところ。
破壊的に格好悪くなったフォルムは相変わらず掃除機の様ですが、
流石にそろそろ目慣れしてきました。
では目的を十分に達したのかというと、答えはNOです。
先ず開発費の圧縮ですが、これは景気が悪くなってしまったので
規制しなくても結果は同じであっただろうと思います。
翻ってウイングを含む形状の変更ですが、
そもそもの話、F1ドライバーは運転がとても上手なので
そうそう抜けるものではないといのが1点、
また、規則変更によって非常に不安定な車になってしまい
場合によっては追い抜きどころではなくなってしまったというのがもう1点。
更にはボディ下面の空気を吸い出して空力性能を上げる
ディフューザーという重要な部品について解釈が別れ、
訴訟問題にまでなった結果、ルールの抜け道を見つけた方が勝訴してしまい、
このルールも長くはない事を暗に示する結果になりました。

電気を使うので、感電に気をつけなければならないデメリットもあります。

次に簡易ハイブリッドシステムKERS(カーズと読みます)について。
大雑把にはモーターを追加してブレーキング時のエネルギーをバッテリーに充電、
ドライバーがステアリングのボタン(通称KERSボタン)を押すと
1周につき400KJ(80馬力程度を6.7秒)放出して一時的にパワーアップする仕組みです。
かつてターボ車のお約束改造メニューにオーバーブーストボタンというのがありましたが
あれを電気的にやるというのがKERSの概要です。
KERSにはモーター式と滑車式の2つが有力で、今の所滑車式は登場していません。
(市販車への応用は滑車式の方が有力だとか)
開発費用が嵩むので装着は任意と、かなり緩いルールになっています。
開幕時点では20台中7台が搭載とまずまずの滑り出し。
ただ、使ってみると寧ろ不利な面(重たく、運動性に支障が出る)が多く、
スペインGPではとうとう2チーム4台にまで減っています。
これは先に述べた1周ごとに使える量では非常に重たく嵩張る
というデメリットに対して割に合わないからで
ルールが変われば状況は変わるでしょう。
KERSは空力も腕の差も関係無い直線加速で一番効果が出るので
単純に追い抜きという点では車体をいじるより有効です。
現にKERSを使って強引に追い抜く、被せるというシーンが
序盤だけでも幾つか見られました。
また、使える時間が必要な時間よりも短いというのがポイントで
KERS使い同士でも使いどころの駆け引きが発生します。
サーキットのスタート/フィニッシュラインは大抵が直線、
という事は最終コーナー立ち上がりはKERSを使うポイントなので
最後の最後で大逆転か否かというサスペンス要素が付加される訳です。
今のところ不評ですが、将来性がある装置だと思いますし
特にフェラーリなどはF1と市販車のイメージをオーバーラップさせるために
F1の技術に似た様な装備を付ける事が多々ありますが、
エンジンとモーターのパワーの出し方次第で低燃費走行にもブースターにも使える
KERSに似た装備というのは遠くない未来に出して来るのは確実です。
環境を旗印に抑圧方向にしか思考が働かない昨今、
使い様によっては今まで以上に車を楽しくする技術だと思います。
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信心が足りないのか

2009年05月15日 | 車好き話
鉄の芸術品・・・

故も無く始まった私のプチイタリアブームの中で
お店を回った時も改めて気になって、ターンパイクのラウンジでも話題になった車があります。
アルファGTです。
私の感覚値で言うと、上の写真では格好良さの1割も表現出来ていないと思いますが、
端正というか男前というか、見る度にドキリとさせられる車です。
全体が引き締まった無駄の無い、筋肉質なフォルム、目鼻立ちがはっきりした小顔は正にジローラモ
イタリアの伊達が凝縮した様な車だと思います。
アルファGTは、アルファに突如起こった大ジュジャーロ祭りの一環で
ブレラに道を譲り、そう長くなかった生涯を終えたのですが、
(新車で買うのは、今がラストチャンスです。)
ジュジャーロ崇拝者を自認している私でも一目で分かる程、アルファGTの方が格好良い。
今回は並べて見たので、その考えは確信になりました。

私の宝物十傑の中に入る逸品です。(ちなみに85年発刊のパート1とイタルデザイン編は実家に置きっ放し。。)

実車を目の前にそれは何なのかを考えたのですが、
フォルムもさることながらディテールの違いが顕著なんだという事が分かりました。
一番分かり易いのはフロントオーバーフェンダーの処理の仕方です。
後で調べると、どうもアルファGTのフェンダーパーツは147GTAの使い回し
だそうで、これが為に作られた訳では無いそうですが
(適度な)マッチョマン(表現が古いな・・・)の肩甲骨辺りに隆起する筋肉の様に
三次元的な形状をしていて、それが引き締まった造形に寄与しています。
翻ってブレラのオーバーフェンダーは三角ロートの様にストンとした形状をしています。
故があっての事とは思いますが、見比べると何だかやっつけの様にも見えます。
内装もしかりで、スパルタンの文法から1ミリも外す事が無いアルファGTの内装に対して
ブレラにはマスプロの香りが色濃く出ています。
値段は殆ど一緒なのに。

159もダンディズムを感じる車でした。

共にドア後ろに貼られているプレートに書いてある"Designed by BERTONE"と
"Designed by GIUGIARO"を比べると私としては圧倒的に後者の方が後光が射しているのですが
車を比べると巨匠も少し歳を・・・という感も否めないところです。
同じく置いてあった159の、男である事を声高に叫んでいる様なマッシブかつ清潔感溢れる
パリッとしたデザインを見て少し安堵しましたが。
翻ってもう少し視野を広げた話をすると、カロッツェリアのデザインは専門家だけあって
メーカーのデザインスタジオで作られた刹那的な物とはレベルが違います。
時代が許さないのか、昨今、少々旗色が悪い様ですが
30年、40年後も”やっぱりベルトーネのデザインはさぁ・・・”と茶飲み話が出来る
本物が評価される世の中でいて欲しいですね。
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ナチュラル・スーパーカー 後編

2009年05月10日 | 車好き話
看板に偽り無しの眺望です。(見晴らし茶屋にて)

ドライブ編を挟んで後半はマジ通史上最も役に立たなさそうな
同僚の車のインプレッションです。
1986年式フェラーリ328GTB。前期型の本国仕様です。(リアウイングだけ後期型である事実は知らない方向で)
馴染みがあるメーカーでもないので同僚の話を鵜呑みにすると
前期型と後期型では印象が違うそうで、具体的にはエンジン音とハンドリング。
ヒューという音がすると聞いていたのでキャブの吸気音みたいなものを
(328は全てインジェクションです)想像していたのですが、
実際に乗って見ると特にそんな印象はなく、至って旧車スポーツカーらしい印象。
まぁ、後期型も所有していた強者な同僚の言葉を信じましょう。
エンジンはマルチシルンダーらしい抵抗が少ないサラサラしたタッチで
3500回転を超えると正に咆哮と形容するに相応しいエンジンサウンドを響かせます。
と、ここまでは想像の範囲内なのですが驚くべきはそのフレキシビリティ。
C4だと3速では全く加速しない様な坂道を2000回転以下から悠然と加速していきます。
最近のスポーツカーの記事を読んでいるとフレキシビリティが高いであったり
実用でも使える懐の広さがある等々の記述がありますが、
25年前にもう出来てるじゃん、という印象です。

専門用語で使い回しの事を”バンク”というそうです。

身のこなしは至ってしなやか。某快速セダンなどよりも、乗り心地は良いです。
当時一級品のスポーツカーなので、ロール感ももちろんありません。
とはいえ年式相応の所はあって、足がバタついている印象はあります。
それより何より今の車には完全に無くなってしまったエンジンから来る振動。
ビートと置き換えてもいいと思いますが、これが本当に楽しい。
回り方もそうですが、4気筒の粘りっこい感じでも6気筒のバイクの様な感じでもなく
これが8気筒エンジンのビートなんだなという事が良く分かります。
後期型に比べてフロントの接地感が薄いと聞いていたハンドリングですが、
これも特にネガティブな印象は無し。後期型というのは余程いい車なんでしょうか?

こんな所は正しくスーパーカーの文法通り

私の知識では、確か希代の名車F40が企画された背景には、
当時のラインナップが余りにエキゾチックカー方向にある事を憂いた
エンツォ・フェラーリが原点回帰してもっとスパルタンな車を作れ
という風に開発者へ命じたから、という話がありますが
正にコメンダトレに憂いられてしまったと思われる328は
今の基準をもっても十分にスポーティーかつフィオラバンティの最高傑作
とも言われる美しいフォルムと、スーパーカーの二大要素は持っていると思います。
しかもサイズ、エンジンパワー、乗り心地等々、過ぎた所が無く
丁度良いバランスに仕立てられている所が328の魅力。
更には旧車の魅力も携えているとなれば、
360モデナF430が飼いきれなくなって相次いで手放すヒルズ族のお陰で
値崩れを起こしている中、328の人気は変わらないという話も頷けます。
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ナチュラル・スーパーカー 祝日の箱根編

2009年05月10日 | 車好き話
バイクはあっという間に眼前から消えて行きます・・・

箱根というと私は芦ノ湖スカイラインと旧道と仙石原(と松田コレクション)なのですが、
協議の結果スカイラインまで行ってしまうと帰り道に本格的な渋滞に捕まってしまう可能性が
非常に高いという結論になり、久方ぶりにターンパイクを登る事にしました。
ターンパイクはバイクで走るには気持ちいいんでしょうが、非力な私の車では相当な苦痛。
下りもほぼ直滑降の様に降りて来るので面白くないはブレーキが気になるは、
走るという事に焦点を当てれば、旧道+スカイラインがベストだと思います。
ターンパイクはUターン禁止ですし。(出来ますが)
ただ、ターンパイクの頂上には、大きなレストルームがあります。

妄想族加速中・・・

この2階にラウンジがあって、(1階のカレー臭が気にはなりますが)ここが素晴らしい。
箱根には良くある光景ですが、70年代のモダンリビング的な雰囲気がとても落ち着きます。
(あくまでも方向性の話です。ヤコブセンの様な物は期待しない様に。)
箱根が最も熱かった時代は60・70年代なので、的ではなく真性なんでしょうね。
先代のBMW7シリーズのリアガーニッシュに心ときめいたり(車自体には全くですが)
デザインキューだけでもコーヒー3杯はいけそうな私には最適な場所です。
そうではなくてもコーヒーを頼むと入れるシステムになっているので人が少なく
落ち着ける事と、1日中いても読み切れないほど車の書籍が置いてある事、
給仕のお姉様の愛想が良い事等々、ターンパイクへ行った際にはお奨めです。

渋滞の暇潰しにグラスルーフは役立ちます。

ちょっとした用事のために元箱根へ向かい、椿ラインはガラガラの道。
ペースを上げてしばし箱根の道を楽しんだのですが、
やはりというか芦ノ湖に近づくにつれ車が混みはじめ
とうとう全く動かない、これまた箱根らしい渋滞に捕まってしまいました。
渋滞よりも同僚の車がオーバーヒートするのではないかと気を揉みながら
元箱根まで続いた渋滞で1時間以上を費やしたのですが、
この時期は気候も穏やかで、景色を見るには返って良かったかもしれません。

無事に用事を済ませるともう4時前。
Uターン渋滞に捕まりたくもないのでそろそろ退散する事に。
そういえば何も食べていないので、箱根へ行くとかなりの確率で立ち寄る
見晴らし茶屋(という名前の蕎麦屋さん)に今回も立寄り、
十割になったので是非と勧められた笊蕎麦を食べて(肌冷えしていたので、マインド的には山菜蕎麦だったのですが)
同僚の車に猛烈に喰いつくオヤジさんと暫し談笑してから帰宅の途へ着いたのでした。

普段は単独行動か家族と一緒が多い私のドライブですが
仲間と行くのもまた楽しい一日でした。
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ナチュラル・スーパーカー 前編

2009年05月06日 | 車好き話

明けて一昨日になりますが、同僚と箱根へツーリングに行ってきました。
当初は遠くまで行ってみようかとか、サーキットの狼ミュージアムが出来たらしいとか
色々夢膨らんでいたのですが、前日の東名57キロ(and more)の情報を見るにつけ完全に萎え
勝手知ったる場所でこじんまりとやりましょうという事に。
ちなみにバイクでもないのにツーリングと言っているのは、めいめい車を持ち出したからです。
私としては当然の行為だったのですが、奥様曰く、”男がやる事は分からない・・・”との事。
言われるまで当たり前の様に行動していましたが、確かに言葉の意味は分からなくもないです。
当日朝に渋滞情報をチェックしたところ東名は既に大渋滞の気配がしたので海回りの道を選択。
(オダアツで偽装公用車に出端を挫かれるのを嫌ったというのもあり)
集合場所の保土ヶ谷PAに着いてタバコを吸っていると、同僚の赤い車がやってきました。
この後も色々体験するのですが、幾ら車離れの時代と言われようと、痛い程に注目を浴びますね。

箱根ドライブの楽しみは、色々な車が見られる事

渋滞回避と海ルートを取った訳ですが、朝なのに正月休みかと言わんばかりの混み様。
原宿交差点の渋滞は地の利で回避する事が出来ましたが新西湘バイパスの出口から
西湘バイパスまでの134号線はどうにもならず、ここでおおよそ1時間のタイムロス。
正月前後の混み具合程ではないですが、久々に味わった本格的な渋滞で
ひとっ走りしてから早川で海産を食べようという計画は完全に吹っ飛んでしまったのでした。
ちなみに早川のお店はマグロ一点張りの三崎よりもバリエーションに富んだラインナップで、なかなか魅力的。ご参考までに。
行程確認を含め海沿いのサービスエリアで休憩をしていると、
写真のナロー911やメガネ君RSなどなど趣味性の高い車が色々と入ってきます。
箱根は標高が高くなるにつれて車バカ純度も増して行く傾向がありますが、
この日はふもとから期待出来そうな予感です。

(後半へ続く)
Comments (2)
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プチイタリア祭り

2009年04月28日 | 車好き話
ミトに続きイタリア祭りの様相を呈してきましが
実は新型デルタに試乗しながら書きそびれているので、その時の感想です。


私にとってランチアというと、
実家の犬を見てくれていた獣医さんのフルビアを思い出すのですが、
普通に言えばWRCで大暴れをしたデルタ(インテグラーレ)を連想します。
戦う気の微塵も見せない新型デルタを見れば
先代の話をしても意味が無いのは一目瞭然なのですが
デルタ=ラリーのイメージが強いって事でしょうね。

あ、エロオヤジリチャード・ギアだ・・・

実物のデルタですが、とんでもなく格好良いという事を前提として、
とても奇妙な印象を受けます。私は後ろから見たのですが、
”あれ、意外と小さくいな・・・ながっ!(全長が長いと驚いています)・・・ひくっ!(思ったより車高が低いと驚いています)
という感じだと思います。
一言で言ってしまうと常識外れなプロポーションです。
実物が小さく見えるのは、イタリア車のアイデンティティでしょうね。
何処から手を付けていいのやらというくらいの個性の固まりですが、
先ず目に留まったのは、Cピラー屋根側の処理。
小さなランチアエンブレムが付いていたりしますが、兎に角造形が凝っています。
C4もオールドファッションドな造形を持っていますが、
デルタのこの部分の造形は、60年代の車に良くある様な、古風な作りですね。
グリルもそうですし、フェンダーの張り出し方とかにも古き良き香りがします。
それから、これでもかと言わんばかりのLEDランプの数々。
某国産高級車の様に固めて配置するのではなく、線状に並べているので、
LED特有の刺激がある光が、感に障る事なくクールで高級な印象を演出しています。

今回は動画攻めです

シートはアルカンターラ張りという事もあって、
張っている訳でもソファの様でもない独特な感じ。
大きめなシートという事もあって掛け心地は上々ですが、ここはC4の勝ちでしょうか。
インテリアも外観と違わず上品なキラキラ感があります。
オーディオまわりの白色系の灯りは、クラウンを連想する感じですが、
清潔感が漂っていてなかなか良い感じです。
全体的に好印象な運転席まわりですが、シフトノブが前回のミトのd.n.a.に続き
”またまたゴルチェですか”(こっちの方が体験的には先ですが)という感じで、正直、握り辛いです。
リアシートに転じて、もしかしたら室内の最大のハイライトかもしれませんが、
長いホイールベースの殆ど全てを使ってしまったかの様に、尋常ではなく足下が広いです。
前のシートを思いっきり詰めたタクシーを連想すれば良いでしょうか、リムジンの様に広いです。
室内の至る所にダブルステッチの縫製がされているのも、流石は高級車です。
ただ、座り心地自体はちょっと平板な感じがしたのと、
座面が少々低くて、ごく一般的な30代男子レベルの長さしかない私の脚でも
少し足を持て余してしまう感じでした。(投げ出して座れという事でしょうか?)
でも、大人3人が余裕で座れそうな室内です。

やっぱり名前って大事です。

まずは久々のマニュアルだったので、序盤は車を観察する余裕がありませんでした、、
シフトフィールやクラッチは特に特徴がある訳でも無いのですが、
同じパワートレインのミトとは違う印象。(私的にはミトを試して”あれれ・・”と思った訳ですが)
右ハンと左ハンの、取り回しの違いでしょうか。
イタ車という事で期待するエンジンですが、意外と普通だと思います。
とはいえ、この体裁でドッカンターボではムードぶち壊しなので、これでいいと思います。
ハンドル位置といえば、左ハンの例に漏れず運転姿勢はごく自然なんですが、
全幅が1.8メートル近くある(C6/C5より幅が広い!)事と見切りがあまり良く無い事に
左ハンドルである事が重なって、運転には結構気を遣うと思います。
あるのかどうか分かりませんが、英国仕様の方が現実的だと思いました。
ステアリングが思ったよりも軽く、好みとしては、もう少し重たくても良いかなと思います。
ただ、これもイタ車流ですね。クイックネス加減はC4と同じ位だと思います。
乗り味は当然ながらシトロエンの様にフワフワでもドッシリでもないですが、
乗り味に角が無くロールもそれ程しない高級な感じで、好印象です。
ただ、やっぱりデルタだと思って乗ると肩透かしを食らうというのも確かです。
なんて”あの”デルタには乗った事が無いのですが、勝手な妄想がそうさせてしまいます。
この他にディーゼル+セレスピードという組み合わせもあるそうなので、
寧ろそっちが気になります。

という事で、寧ろ奥様が運転する機会の方が多い我が家では
Cセグメントが車の大きさの最大限になってしまうので、
大きいCセグカーというのは大変魅力的。デザインも室内も文句無しなのですが、
やはり左ハンドル&マニュアルという事と、コミコミで500万になんなんとする価格は
ちょっとかなり敷居が高いのも事実。
最高峰はちょっと遠くにあった方が良いのかなと思いつつ、
大体この方向になるのであろうDS4がどんな車になるのか、大変楽しみになりました。
(でも、デルタが中古で280万くらいで売っていたら相当揺らぐだろうなぁ・・・)
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大人のオモチャ

2009年04月25日 | 車好き話

ちょっとした用事を終えて帰宅する途中にミトを見つけました。
それ程興味がある車でもないので雑誌などでも読み飛ばしている事が多く、
まだ日本には入っていないと思っていた物が目の前にあるという驚きもあり、
引き返して見に行く事にしました。
(後で分かった事ですが、本当の発売はまだ先なんですね。やっぱり私の認識は正しかった)

やっぱり現物も似てました(鼻先のヌゥーっとしたとことか)

恐らく日本で見られるのは貴重な時期だと思うのですが、
ご覧の通りで雨ざらしで無造作に置かれています。(店員さん、鍵かかってないよ!)
あまり興味を示さなかった一番の理由であるデザインは、
やっぱり顔はカピバラにそっくりでしたがコンパクトな事もあって中々ハンサム。
何て言う商品名か分かりませんが、ナイキのタイヤの様に黒いラバーが回り込んでいる
ランニングシューズの様なスポーツギア感とライト感がある外観です。
実物を見ると意外と小さいなと感じる引き締まった感じはアルファの哲学なんでしょうね。
ちなみに、リアライトのメッキ枠はちょっとやり過ぎ感がなくもないです。
(カタログによると、別パーツに取り替え可能だそうです)

近年貰ったカタログの中でも上位の出来です。(オサレ!)

店員さんにお断りをして中を見ると、ダッシュボードのラバー的ヌメリ感といい、
ナイキのランニングシューズのイメージそのままです。
アルファらしさというよりはコストダウンを感じる所が多いと
商売っ気が全く無く好感が持てるオジさま風の店員さんの弁ですが、
ちょっと事務的過ぎる気がするグランデプント(ベースの車)よりは
趣味嗜好性が強い室内になっています。
先日乗ったゴルフのステアリングにも凄いメッキパーツが付いていましたが、
ミトの技術的ハイライトであるD.N.A.のスイッチは
ゴルチェですかと言わんばかりの重厚なメッキで出来ています。
当面はマニュアルのみの販売だそうですが、これが軽トラの様にフニャフニャで
店員さんも、こういう所もアルファらしくないですねと仰っていました。
ちなみに、年末くらいにオートマ版(セレスピードではなくデュアルクラッチ)が
出るかもしれませんというお話でした。
雨も降っていたので、後ろには座ってみませんでしたが、まぁ、それなりでしょう。

このお店、シトロエンも扱っている有名外車屋さんなのですが、
前途の商売っ気が全く無い店員さん、私の車を見るなり以前にC4を売った事がある
というお話になり、長々とお邪魔させていただく事になりました。
販売会社が全く違いますが、1年くらい前に500を見に行ったお店もそうで、
本当に車が好きな人たちなんでしょうね。
いつになるかは分かりませんが、こういう方から車を買いたいと思いますね。
話逸れましたがミト、285万なのでおいそれと手が出せる物でもないですが、
Cカーとなると洩れなく付いて来る生活感が全く無く、
伊達も利いていて大人のオモチャとして最適な車だなと思います。
私がオモチャを買えるのはいつの事か・・・
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集大成

2009年04月23日 | 車好き話

自称音楽好きには聴いているとはなかなか言えないアーティストというのがいます。
Mr.Childrenなんてのは、その最右翼でしょうね。
ミスチルは流行っているからという理由を抜きにして、非凡なものは感じながらも
歌詞もアレンジも余りにオーバーな所がどうも性に合わず、真剣に聴く事は無かったバンドなのですが、
(心を洗うもので更にドンヨリしてしまうのもねぇ・・・)
最新のSUPERMARKET FANTASYでは、青臭さや過度に陰鬱な部分が薄まって、
表現者としての音楽に向かうスタンスが変わったのかなと思いました。
一般の評価も彼らの最高傑作と言われているみたいですが、私も秀逸な1枚だと思います。
年末近くに出たアルバムですが、多分、昨年4番目くらいに多く聴いたと思います。


ところで先週末発売されたゴルフVI(シックス)こと新型ゴルフ
通称ゴルフV(ファイブ)GTIに乗っている友人が試乗するというので付き添いで乗ってきました。
ゴルフIVから始まった、”一体、ワーゲンは何処へ向かおうとしているんだろう?”
とも思えるオーバークオリティ感は更に磨きがかかり、
磨きの境地に入ったか”オーバー”も取れ、比類なき透明度とクオリティを持つ車になっていました。
外観はフラッシュサーフェイス化が進んでいるせいか、正直、”国産?”という印象なのですが、
室内に入った瞬間にそれは分かります。先ずは立て付けが全然違います。
インサイトだプリウスだと、ごくピンポイントに盛り上がっている国産Cカー市場ですが、
車としてどうなんだという点では、ゴルフはまた遠い地平へ行ってしまった様です。
正直、インサイトは安いハイブリッドである事以上の価値は無いと、乗ってみて思いました。
安いハイブリッドであるという事が価値なのか、自分は大金を叩いて安物を買うのかと我に返るのか、
それぞれ価値観はあると思います。
多分、上等なコンパクトカーを作ろうすると308みたいな事になってしまうと思うのですが、
進むべきベクトルを変える事なくゴルフの最高傑作を仕上げたワーゲンの実力は、
今更ながら相当なものだと助手席や後ろに乗りながら思いました。
そう、今回は運転をしていないので、運転する機会があったらまたレポートしようと思います。

ところで事を成し遂げたミスチルとゴルフ、これで燃え尽きてしまって
制御不能なんて事にならない様、老婆心ながら願います。
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死人に鞭打ち・・・

2009年04月06日 | 車好き話
 
『メルセデスのエンジンは去年より80馬力は出てるかな』:ブラウンGPエンジニア(冬期テストにて)
『とても扱いやすいし、非常にパワフルだ』:ルーベンス・バリチェッロ(ドライバー:冬期テストにてメルセデスエンジンについて)
『・・・・メルセデスベンツの高パフォーマンスエンジンには心から感謝の意を表したい。』
:ロス・ブラウン(チーム代表:オーストラリアGP優勝を受けて)

昨年末、一大ニュースとして報じられたホンダF1撤退から4ヶ月あまり
元ホンダチームを引き継ぐ形で結成されたブラウンGP
開幕戦1-2フィニッシュ、今日のマレーシアも大荒れの天候を物ともせずに2連勝。
ルーキーチームがデビュー2連勝という記録は60周年を迎えるF1にも無いらしく
存亡の淵を彷徨ったチームは、今や生ける歴史となって戦い続けています。
快進撃を続けるオールドルーキー、土壇場でエンジンを用意してくれた義理もあるのでしょうが
テストから一環してエンジンサプライヤーであるメルセデスを褒め倒しています。
事実、業界最弱といわれていた2008年のホンダエンジンでしたが、
ここまで言われてしまうと”エンジンのホンダ”としては心中穏やかではないでしょうね。

そんな快進撃を続けているブラウンGPですが、今週末のマレーシアグランプリで
ギアボックスが壊れて交換しなければならなくなりました。
今のF1ルールでは、ギアボックスは4レース交換してはいけない事になっているので、
交換となるとスタート順位を5つ下ろされるペナルティを受ける事になります。
ブラウンGPの車はホンダ時代から一環してイギリスのガレージで作られているのですが、
ギアボックスはホンダの栃木研究所で作られた純ホンダ製です。
そんなホンダがF1を戦った証とも言えるギアボックスを称して、
代表のロス・ブラウンがこんなコメントをしていました。

『ギアボックスがウチのアキレス腱なんだよねぇ・・・』

ホンダがF1で戦った8年間というのは、一体、何だったんでしょうね、、、
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気になる車

2009年04月04日 | 車好き話
チラシみたいなHPです

ボルボというと感覚値で70万円くらい高い様なイメージがあるのですが、
最近、こんなページを見かけました。意外と安い。
詳しく見ると外車には普通着いている色々な装備が外れていて
C4の1.6相当のオプションを付けると360万くらいになってしまうので
やっぱり思っているくらい高かったりするのですが、
その代わりというかパワーシフトという名前のツインクラッチが売りの様です。
本当に猫も杓子もツインクラッチという感じですね。
PSAにその波が来るのは、いつの事なんでしょうか・・・
V50は絶滅の危機にあるCセグステーションワゴンという意味で価値があるし、
広告通り300万円のボルボという点でも価値がある車だと思います。
(260万で買えるシトロエンには敵わないですが)


私はサーブを買ったのかと思いました。(それもアリだと思うけど)

北欧繋がりで、先月の頭頃からイケア・フランスから”イケアがLEKOという車を4月1日に発表する”
という宣伝が話題になっていて、私もとても興味がありました。
発表日も発表日なので、エイプリルフールの類いだろうという予想が大半だった中、
天才カーデザイナーゴードン・マレーが一枚噛んでいるのではないかという噂やら、
色々な憶測があったそうです。

何を言っているのかは分かりません。。

で、当の4月1日。やはりイケアが車を売るというアナウンスでは無かったのですが、
さりとて異例に大掛かりなエイプリルフールだったという事でもなく、
カーシェアを始めましたという宣伝でした。
どの国でも”イケアで買った後、どうやって持って帰りゃいいんだよ問題”は共通な様です。
良いサービスだとは思いますが、照れ屋国家の日本では厳しいかもしれないですね。

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自動運転の夢と現実

2009年03月08日 | 車好き話
これが夢の全自動カーですか・・・(ああそうですか)

酷い渋滞だったり、寝不足での移動だったりする時、
”この車が自動運転(具体的にはナイト2000)だったらいいのにな”なんて思った事は無いでしょうか。

カートが乗る直前でおあずけになってしまいこのまま帰るのも悔しい
ものがあるのでお台場のメガウェブへ行く事にしました。
GT4を使ったドライブシュミレーターがあるので、少しは気が治まるだろうと。
平日雨のメガウェブは相変わらずガラガラで、乗り放題の見放題になっていました。
ガラガラついでにセンチュリーに乗ってみようと思ったのですが
試乗は運営の都合なのかガラガラなのに相変わらず1時間待ちなので諦め、
手前のオモチャの様な全自動車に乗る事にしました。

うーん・・・つまんない

全自動なんで当たり前なんですが、本当にやる事が何もありません。
ただコースをノロノロと走る車の中で座っているのみ・・・。
きっと凄い技術で動いていると思うんですが、何も説明が無いので
本当に遊園地の赤ちゃん向けのアトラクションに乗っている様です。
近い将来に全自動カーが実用化された時、車に乗っている暇な時間をどう過ごすか
という事に各社英知を競うといった本末転倒な事になりやしないかと心配です。

全自動運転は求められている機能ですが、
これをやってしまうと確実に車への興味は無くなってしまうでしょうね。
少なくとも話し相手がいないと、こんなもの乗りたくないって事になるかもしれません。
少なくとも、このアトラクションには二度と乗ろうとは思わないでしょう。
・・・あ、それでキットが付いているのか!
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私が何をやったというのか。。。

2009年03月08日 | 車好き話
床には既に小川が・・・

金曜日、有給を取って同僚とカートへ行ってきました。
当日は前後日晴天の中、狙いすました様な雨。
雨はスピード出ないから体の負担が少ないし、滑って楽しいよね
なんて事を言いながら京葉道路をひた走っていましたが、
到着してサーキットを下見すると至る所に水溜まり、ストレートは川に。
早々に支度してインストレーション(異常が無いか確認する走行)に行った同僚が
戻ってきて一言。”有り得ない・・・”
ヘルメットの中にまで水が入ってきて、息が出来ないとの事。
支度が終わり、試しに出てみようとしたところで雨は更に激しくなり
完全に走行不能な状態になってしまい、1回も走る事なく退散となりました。

上空までは行ったのに・・・

そういえば私、先々週末に北海道へ家族旅行へ行こうとしたのですが、
その時もANAが軒並み結構を決める中、果敢にも飛び立ったJAL515便は
千歳空港上空まで行ったところで引き返し旅行は中止という目に遭いました。
私は”ま、こんな事もあるよ”と思ったところ、全く収まらない家族(特に奥様)・・・
流石の2連敗で、やっぱり天候無視の計画は無理があるなぁと思いました。

ピットまでは行ったのに・・・

そういえば行き帰りに乗った同僚のレガシィ、これが秀逸でした。
レガシィといってもただのレガシィではなく、STIでチューニングされた車だそうで
リミッターを外して320馬力程度出ているエンジンと3段をワイドレシオしたはギアは
暴力的ではなく程よく力強い加速感が何処までも続く様な仕様に、
特に金をかけたと言っていた足回りは、私の感覚値ではポルシェ(997)に近い印象ながらも
ロールもピッチも殆どしないのに路面のショックをほぼ完璧に丸めている分、
こっちの方が上かなと思いました。魔法の絨毯感はかなり高いです。
現行レガシィが新発売された時には大した車じゃないなという印象でしたが、
元が改良されたのか、STIの技術が凄いのか、慧眼する出来でした。
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