お城へ行こう!

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沓掛城

2013-08-19 05:07:25 | 愛知県
 沓掛城

2013/8/11

愛知県豊明市のお城めぐり

 桶狭間の戦い前日に今川義元が軍議を開いたお城

≪ お城の概要 ≫

城名: 沓掛城
よみ: クツカケ
別称:
所在地: 愛知県豊明市沓掛町東本郷
現状: 沓掛城址公園・慈光寺
築城年代: 応永元年(1394)頃
築城者: 藤原義行
形式: 平山城
遺構: 本丸・二の丸・諏訪曲輪・堀・土塁
規模: 本丸39m×110m、外郭288m×234m
文化財: 県指定史跡
訪城日: 2010/2/23・2013/8/11


≪ 訪城記 ≫

自宅から沓掛城へ向かう。

名古屋第二環状道鳴海ICで降りて環状道の下脇道を南下、黒沢台四丁目交差点信号を左折、県道56号を東進、徳重交差点信号を右折、南下して平手交差点信号を左折、県道220号を南東へ進み、若宮交差点信号を左折、東進して次の徳田前交差点信号を右折、県道236号を約250m南下した交差点を右折、約100m西進すると道の南側に沓掛城址公園があり、入口に駐車場がある。ここに車を駐車する。

駐車場南側に堀に囲まれた本丸があり、訪城した前日がお祭りだったようで櫓やテントがそのまま置いてありました。
駐車場から本丸へ渡る橋の手前に説明板があり、橋を渡った左側が本丸、堀を挟んで諏訪曲輪、その北側が侍屋敷と説明板の地図に書かれていました。
本丸中央に井戸跡があり、本丸南側から二の丸入口の狭まったところに沓掛城址碑と説明板、城跡の西側にある慈光寺も沓掛城跡だったようです。
本丸廻りの堀が良好に残っています。


≪ 歴 史 ≫

応永元年頃 (1394) 藤原義行が築城したと伝わる。
明応元年頃 (1492) 近藤左京が入り、近藤氏の居城となる。
永禄三年 1560 桶狭間の戦い前日に今川義元が入城して軍議を開いた。
桶狭間の戦いで城主近藤景春が戦死、織田信長が恩賞として梁田出羽守政綱に沓掛城を与える。その後、織田信照(信長の異母弟)が入り、次に川口久助の居城となった。
慶長五年 (1600) 関ヶ原の戦いで城主川口久助が西軍に属し、敗戦後、流罪となり沓掛城は廃城となった。


≪ 写 真 ≫


沓掛城址公園入口


本丸へ入る橋


本丸北側の堀と土塁


本丸と諏訪曲輪の間の堀と土塁


諏訪曲輪


侍屋敷


本丸井戸跡


本丸


大手門跡の沓掛城址碑と説明板


二の丸西側の堀と土塁


慈光寺


二の丸


本丸東側の堀と土塁


現地説明板案内図(リンク付サムネイル)

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
名鉄名古屋本線前後駅からバスで本郷口下車、徒歩約15分。
<車>
名古屋第二環状道鳴海ICで降りて環状道の下脇道を南下、黒沢台四丁目交差点信号を左折、県道56号を東進、徳重交差点信号を右折、南下して平手交差点信号を左折、県道220号を南東へ進み、若宮交差点信号を左折、東進して次の徳田前交差点信号を右折、県道236号を約250m南下した交差点を右折、約100m西進すると道の南側に沓掛城址公園があり、入口に駐車場がある。


≪ 位置図 ≫

沓掛城(沓掛城址公園)


紹介したお城の数 113城



愛知の山城ベスト50を歩く
愛知中世城郭研究会,中井 均
サンライズ出版


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