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東条城

2014-01-14 20:26:37 | 愛知県
 東条城

2014/1/2

愛知県西尾市のお城めぐり

 城門、物見櫓が復元されている東条吉良氏の居城

≪ お城の概要 ≫

城名: 東条城
よみ: トウジョウ
別称:
所在地: 愛知県西尾市吉良町駮馬城山
現状: 古城公園・八幡社
築城年代:
築城者: 吉良氏
形式: 平山城
遺構: 本丸・二の丸・三の丸・帯曲輪・復元城門・復元物見櫓・大手門跡・搦手門跡・隅櫓跡・土塁跡
規模: 標高28m、比高20m
文化財:
訪城日: 2014/1/2


≪ 訪城記 ≫

西尾城から東条城へ向かう。

西尾市歴史公園駐車場を出て、一方通行の道を南西方向へ西尾市文化会館前で県道319号へ斜め左折して出る。そのまま南下し、山下町南交差点信号を左折、県道43号を東進、今川町池端付近で道が大きく右へ曲がり南下、細池町神明交差点信号を左折、県道383号を東進、宅野島町田貝交差点信号を斜め右折、県道318号を南東に進み、矢作古川に架かる宅野島橋を渡り、山裾を大きく左に曲がり南東へ進む、川を越えたあたりから南東方向に物見櫓が見え始め、吉良町駮馬の集落真ん中辺りで東条城駐車場の案内板があり、道を右に入った奥に駐車場がある。ここに車を駐車する。

駐車場から集落真ん中の道に戻り、少し北西に歩くと東条城跡の案内板のある西へ入る坂道を登っていくと古城公園に着く。真ん前に広がった削平地が三の丸跡で入口に説明板がある。右側の八幡社のあるところが二の丸跡で社殿右側に土塁跡が少し残っている。
三の丸の説明板から上に登ると本丸跡で入口に城門が復元されている。本丸へ入った左側に物見櫓も復元され、戦国の雰囲気を醸し出している。本丸は二段になっていて、北西隅に東条城趾碑、北東隅に隅櫓跡、東側に搦手門跡と土塁跡がある。
二の丸と三の丸の間に大手道があり、降りた左側に帯曲輪がある。大手道を降りて行くと集落北東からの入口です。


≪ 歴 史 ≫

承久年間 (1219-22) 足利義氏が三河国守護職に任ぜられ西条城(西尾城)を築き、のちに三男義継が東条の地を譲られ東条吉良氏の祖となり、東条城を居城として代々続く。
永禄四年 (1561) 松平元康(のちの徳川家康)が西三河制圧を進め、吉良氏の東条城を攻め、落城する。
永禄五年 (1562) 松井忠次(のちの松平康親)が東条城の城代を命じられる。
天正三年 (1575) 松井忠次が牧野城に移り、東条城は廃城となる。


≪ 写 真 ≫


集落中央の登城口


本丸への入口


復元された本丸城門


本丸


復元された物見櫓


搦手門跡


隅櫓跡


東条城趾碑


三の丸


八幡社のある二の丸


二の丸土塁跡


三の丸から見る本丸城門、物見櫓


帯曲輪


大手道の登城口


現地古城公園案内図(リンク付サムネイル)

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
名鉄西尾線上横須賀駅から徒歩約30分。
<車>
東名高速岡崎ICを降りてすぐの岡崎インター西交差点信号を左折、県道26号を南下、県道26号が終り県道43号へ入り、そのまま南下、中島橋西交差点信号を左折、広田川を渡った中島橋東交差点信号を右折、県道42号を南西に進む、国道23号岡崎バイパスの高架下をくぐり、さらに進み寺嶋交差点信号を左折、川を越えたあたりから南東方向に物見櫓が見え始め、吉良町駮馬の集落真ん中辺りで東条城駐車場の案内板があり、道を右に入った奥に駐車場がある。


≪ 位置図 ≫

東条城(古城公園)


紹介したお城の数 171城



愛知の山城ベスト50を歩く
愛知中世城郭研究会,中井 均
サンライズ出版


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