●いわきやすおさんのFBから(27日)
~帽子展2016 ー風が、運んでくれたものー
(帽子セラピーの提案)
サークル仲間の女性の方が自作の帽子展を今日まで開催しました。
案内状をもらいましたので、最終日に行ってきました。
製作者の経緯は2010年3月の「信濃毎日新聞」に掲載されています。
ご自身も病との闘いを経て、そこから得た生きる大切さ、楽しさ、
奉仕(帽子ではありません)する気持ちが派生したように思います。
私も以前にブロックチェックのハンチング帽を購入しました。
今回の展示は女性用のものが多かったのですが、
むらさき色のブルトン帽子が目に留まりました。
オシャレで品のあるものでした。
ご本人にも提案しましたが、
病院などでご婦人を対象に帽子セラピーみたいなものを企画してはどうかと思いました。
治療で頭髪が抜けた方、ウィッグを付けている方などがおられます。
そのような方に今回のようなきれいな帽子を試着してもらうだけでも、
気持ちが明るくなり、オシャレな自分を楽しめるのではないでしょうか。
展示会のサブタイトルにー風が、運んでくれたものーとあります。
このキャプションをみて、
森村誠一さん作『人間の証明』のテレビドラマのなかで
「僕のあの帽子はどうしたでしょうね、
夏、碓氷から霧積へ行くみちで渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ・・・」
そして「キスミー」の台詞を思い出しました。
また、アニメ映画の『風立ちぬ』で汽車の窓から舞い上がった少女の麦藁帽子も。
会場は渋谷区道玄坂で、この辺りは以前、
渋谷を出発した玉電が専用軌道の坂を上通りの停留所に向かって行ったところでした。
帰りにNフルーツパーラーで苺パフェをいただきました。