この時期、山裾散歩道で背丈ほどにも伸びた草にやっと赤紫の花が開いた。
朝早くに通ると、花期は来ている様だが、花の開いているのを見付けるのは難しい。
山裾斜面より細長いっきえお伸ばし、さも、か弱わそうに立ち、何弾にも花序を伸ばし花目を付けている。
花径約1cm程、濃い赤紫のタンポポ状花を一花序に5~6個の蕾を付けている。
この手の花は黄色ばかりだと思っていたのでちょっと驚き。
開花時間は短く、午後2時過ぎると花は閉じるとか??
撮影2014.6.21
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キク科ムラサキニガナ属:多年草
本州~九州の山地に生え、茎は高さ0.6~1.2mになる。
葉は互生し、通常下部のものは羽裂するが、上部のものは小さく披針形となる。
頭花は直径1cmほど、円錐花序に多数つき、下向きに咲く。
頭花は紫色、直径1cmほど、総苞は長さ約1.2cm、内片はやや線形で7~8個。
花柄に腺毛がある。そう果は披針形、黒色、長さ3~3.5mm、細い肋がある。冠毛は白色。
花期は6~8月