里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

棄てられた葉野菜にも花・・・

2015年02月13日 | 2月の花

野面散歩道、まだ田起しも始まらない枯野姿の水田に葉野菜の花。

農家で食べ残された葉野菜は自家田の肥料にと打ち捨てられる事が多い。

しかし植物の生命力はそんなことにはメゲもせず、この寒空に黄色い菜花を付けている。

もう直ぐトラクターに踏み潰されるけど・・・・。

撮影2015.2.12


蕗の薹(フキノトウ)

2015年02月11日 | 2月の花

春の匂いの蕗の薹・・

柔らかい光の注ぐ田舎散歩路、崩れ家の庭先に首を擡げ、まだまだ小さい春を受け止めていた。

ちょっと遅れて首をもたげたまだまだ蕾の硬い蕗の薹。

今にも花開き出しそうな・・・・・食べ頃なのはどの時期なのか??・・・ほのかな春の香りがして来そう。

ここまで大きく成ってしまうともうダメ・・

蕗の薹とは呼べない蕗の花。

撮影2014.2.25


スギの花

2014年03月08日 | 2月の花

まだ開ききらず、花粉を飛散する前の杉の花・・・・まるで悪者の代名詞。

一時、国策により、波の様に山々を杉林に変えていった・・・・しかし大きく育った植林杉は殆ど利用されることもなく放たらかしの放棄林となり荒れ放題。

花粉症の原因とされ嫌がられているが・・・・、これは人間の浅知恵が作り出した不幸なのに。

自然は自然に任せたほうがよい・・・下手に人爲的に手を加えると碌なことはない。

よく似たことが今でも、繰り返され進行している。

撮影2014.2.28


アオモジの花

2014年03月03日 | 2月の花

二月の最終日、2~3日続いた早春を思わせるポカポカ陽気の朝・・・ 

何とか小さな春は見つからないものかと・・いつもと違う山間道を歩いてみた。

陽だまり斜面に思わず見つけたアオモジの花。

まだまだ、蕾が殆どですが・・・・

早くも、もうこんなに花開いてるものも有ったり。

撮影2014.2.28

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クスノキ科ハマビワ属:落葉小高木

クスノキ科の木の中では、もっとも早く、3-4月に花を咲かせる。

クロモジと同じ落葉低木で、木の香りがよいことから、爪楊枝などの細工に使われてきた。

クロモジ、アオモジとも同じ時期に花を付けるが、クロモジが葉と同時に花を付けるのに対して、アオモジでは花の方が早い。


福寿草(フクジュソウ)

2014年03月02日 | 2月の花

 

これも湖国、近江の里山で見かけた早春の花。 

多分これは自生では無く半自成化したものに違いない。

山野に自生する福寿草など、僕は未だに見たことがない。

撮影2014.2.25

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日本では北海道から九州にかけて分布し山林に生育する。

花期は初春であり、3-4cmの黄色い花を咲かせ、当初は茎が伸びず、包に包まれた短い茎の上に花だけがつくが、次第に茎や葉が伸び、いくつかの花を咲かせる。

この花は花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引している。

その為、太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)、葉は細かく分かれる。

夏になると地上部が枯れる。


クロッカス(春サフラン、花サフラン)

2014年02月28日 | 2月の花

近くの低山散歩、道端の自家用菜園脇に咲いていたクロッカス。

まるで松葉を平たくしたような葉に不似合いなほど大きな蕾・・・

朝8時過ぎ、登りがけに見かけた時は、こりゃまだ花開くのはもう少し先だと思っていたのに・・・・・。

山から降りてきた11時頃には・・・もうこの通り黄色い花を目いっぱい開いていた。

撮影2014.2.23

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アヤメ科クロッカス属 花期:春

耐寒性秋植え球根植物。原産地は地中海沿岸から小アジアである。

クロッカスは早春に咲き、観賞用のみに栽培されるため、春サフラン、花サフランなどと呼ばれる。

球根は直径4cmくらいの球茎で、根生葉は革質のさやに覆われているが、細長く、花の終わった後によく伸びる。

花はほとんど地上すれすれのところに咲き、黄色・白・薄紫・紅紫色・白に藤色の絞りなどがある。


アカバナマンサクの花(2014)

2014年02月24日 | 2月の花

今年もいつもの里山在所道、裏庭植え込みのアカバナマンサクに花が開いた。 

去年のページを見ると撮影日は3月3日

今年は寒さが厳しいと思ってたけど・・・・マンサクの開花状況で比べると大差は無さそう。

撮影2014.2.19

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葉の展開に先立って花を咲かせ花弁は4枚、萼片も4枚である。

 雄しべは4本、雌しべは1本である。

葉の特徴葉は円形ないし倒卵形で、互い違いに生え(互生)、上半分にぎざぎざ(鋸歯)がある。


紅梅(八重)更新

2014年02月22日 | 2月の花

やっと見頃に花開いたので追加UPしておきます

2月18日・・・まだ東風吹かず、北風ばかりが嫌に寒い日でした。

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昨日に引き続き梅の花・・・・、しかし今日のは八重の紅梅。 

栽培種、特に観賞用の植物は人間の、神の手と言うか?魔の手と言うか?に依って観る側の都合の良い様に造り変えられる。

 

恰も、それが当然で有る様な感じさえ受けるほど当たり前になって居るのは・・・人間様の勝手な道理。

撮影2014.2.6


ホトケノザ

2014年02月21日 | 2月の花

立春を過ぎてもこの時期「春は名のみ・・・」吹きすさぶ風はまだまだ真冬の北風ばかり・・・「東風吹かば・・・」とは中々行かない

この寒い中、葉を半分黄色く染め、紅い茎にピンクの花をいっぱいに咲かすホトケノザ。

今の時期、枯れ田には、この花とオオイヌノフグリの花ぐらいしか見れないのが残念。

撮影2014.2.18


タガラシ(田辛子)

2014年02月19日 | 2月の花

山城には珍しい積雪が溶け出した朝の散歩、北風の吹き抜ける田圃の畦に一株だけ見つけた。

通常4~5月頃、田の縁や畦にに自生、黄色い小さな花を付ける。

何を勘違いしたのか?この個体は立春が過ぎたばかりの寒空にもう花を咲かせていた。

撮影2014.2.16

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キンポウゲ科キンポウゲ属:越年草

北海道~九州の水田や溝などに生え、茎は高さ30~60cm、よく分枝し、上部は毛を散生する。

根出葉はやや肉質、やや無毛で光沢があり、腎形、掌状に3~5中~深裂し、裂片はさらに3~5浅裂して先は円く、幅3~7cm。

茎葉は互生し、上部のものほど葉柄が短く、3深裂スし、裂片の幅は狭く、時に2深裂、毛を散生する。花柄は1~2.5cm。

萼片は5個、楕円形、舟形、長さ3.5~4mm、背部に毛があり、そり返る。花は直径8~10mm、花弁は5個、楕円形、黄色で光沢があり、長さ33.5~4mm、基部に蜜腺がある。

雄しべは多数、花糸は1.8mm、無毛、葯は1mm。花床は花後に伸びて長楕円形、無毛または白毛を散在。

果実は集合果、そう果は多数、広倒卵形、無毛、長さ1~1.2mmで、レンズ状に膨らむ。

花期は4~5月。


ナバナ(菜花)

2014年02月18日 | 2月の花

通常な花はアブラナの花の事をそう呼ぶらしいが、たぶんこれはアブラナでは無い様な気がする。

散歩道冬田の島畑、家庭菜園に何本か植えられた葉野菜が花を咲かせて居た。

野菜の固有名詞までは解からないけど・・・・・大きく分けるとこれも菜葉の花・・・・・

まあ、春先この手の菜葉には、よく似た黄色い花を付けるものが多い。

撮影2014.2.1


ミモザの蕾

2014年02月17日 | 2月の花

陽当りが良く、北風の当たらないミモザの木に枝一杯の蕾が膨らみだした。

個体差も生育環境差も大きく影響するのだろうが・・・まだこの厳寒期、ちょっと気が早過ぎはしないだろうか??

もう今にも咲きだしそうな勢いだが・・・この先どうなることやら暫くは目が離せません。

撮影2014.2.13


ネコヤナギの花穂(綿毛)

2014年02月14日 | 2月の花

 

あのネコヤナギが朱い殻を破って銀色の綿毛の花穂を覗かせた。

いつもの散歩道、畦道脇に震えるように立ち尽くしているだけなのだが・・・

冷たい風を受け止めながらも春の息吹を感じさせてくれる猫の尻尾。

撮影2014.2.7

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ヤナギ科ヤナギ属:落葉低木

山間部の渓流から町中の小川まで、広く川辺に自生する、ヤナギの一種である。

北海道~九州までの河川の水辺で見られ、早春に川辺で穂の出る姿は美しいものである。他のヤナギ類の開花よりも一足早く花を咲かせることから、春の訪れを告げる植物とみなされる。

他のヤナギ類よりも水際に生育し、株元は水に浸かるところに育つ。根本からも枝を出し、水に浸ったところからは根を下ろして株が増える。

初夏には綿毛につつまれた種子を飛ばし、花期は3~4月、雌雄異株で、雄株と雌株がそれぞれ雄花と雌花を咲かす。

銀白色の毛で目立つ花穂が特徴的であり、「ネコヤナギ」の和名はこれをネコの尾に見立てたことによる。


白梅

2014年02月10日 | 2月の花

陽当りが良く、北風の当たらない南面堤に植えられた白梅に、早くも何輪かの花が開いた。

節分直前の2~3日は春を思わすような暖かさになり、その影響か?厳寒に戻った「春分の日」の翌日に咲きだした。

寒い寒いと言いながら、こちらの梅の開花は暖冬だった去年と殆ど変わらない。

撮影2014.2.6


ツクバネの実

2010年02月15日 | 2月の花



滋賀県、桑実寺(くわのみでら)参道で見かけたツクバネの実。
追羽根に似てるからツクバネじゃなく、その昔ツクバネの実を手で突いていたことから始まったとか??
そう謂われれば追羽根にそっくりです、この歳になって目からウロコ。



ちなみにNET検索すると・・・・・。


つくばね【衝羽根】:ビャクダン科の落葉低木。山地に自生し、根の一部は他の植物の根に寄生する。茎は高さ1メートル余。葉は対生し、卵形。雌雄異株。初夏淡緑色の小花を開く。秋に結実する果実には4枚の翅状の苞(ほう)があって追羽根(おいばね)のはねに似、塩蔵して料理の飾りに用いる