On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

ハモリズム紀行・山陰忘年会編1

2011-12-23 10:55:55 | 2011-2012ハモリズム
12/22、夜22時。
念願の「サンライズ出雲」で東京を出立!


未踏の地であった、島根・鳥取に行けるだなんてー、と
ツアースケジュール発表と同時に、イエス山陰!と決心した
祝日・土曜日のクリスマス休暇ライブ。

「サンライズ乗って行こうと思うんだよね」「乗る乗る~♪」
誘われる以前にふたつ返事で乗る気十分。
人気チケット、平日朝、難関突破でお世話になったじろさま、ホントありがとう。
(このあたりの経緯は、彼女のブログに詳しい)


23日の祝日は、うちの会社は年末進行のため出勤日。
そこは夏休みとっていない分の計画休暇にあてる!
そして22日の夕方から夜にかけては絶対スケジュール入れない!
と、決めていたのに、もろくも忘年会と送別会が入る。

もし22日の夕方、定時であがれたら一旦横浜の自宅に戻って
風呂もすませ横浜駅から乗車させてもらうことも考えていたのだ。

まあ、「んー、そうはいっても出発の東京駅で入線も観たいしなー」
「やっぱり出発前ホームで記念撮影とかさあ」とまったく帰る気なさそうな
レベルだったので、ちゃんと乗れさえすればよかったのですが。


なんてったって、名曲「いろは」に深い関係のある寝台特急だもの!
出雲に出奔して出来た神がかった曲のルーツは知りたいじゃない!

と、ムダにあがっていくテンションを年末繁忙でバランスとりつつ。


21時で宴会終了予定とともに駆けつける予定が、送別の宴だったこともあり
ちょっと遅れ、年少組にお買い物託して21:50頃、東京着。

すでにホームにいるメンバーのもとに駆けつけ1枚。



満面の笑みでございます(笑)

こちらが、一夜のマイルーム。聞いていた以上に快適そう!



早速寝転がってサイズ感を(笑)同じくご満悦。




窓の外は、師走の東京。
東海道線の線路走っていくため、現実的な明かりと会社帰りの人を追い抜いていく。

電車が動き出して拍手、まずは我らのこれから始まる休日に乾杯!



通過ホームの光でキラキラするのも、なんだか特別な気分。
いつもと同じ線路で横浜に向かっているけど、今日はシンデレラエクスプレス!的な。

このまま私達、旅に出るんだよ!と、きっとおわかりであろう横浜駅ホーム上の皆さんに
お知らせしちゃうくらい、開放的な窓。
向こうから見たら、えらくへらへらしている人々が缶ビールもって浮かれてる図に
苦笑いしちゃうでしょうけど。
そう、横浜駅は東海道線下りと同じホームに着くのです。

さらに検札の車掌さんにも苦笑いされるほど、↑のシングル個室に4人でぎゅうぎゅう。
でも、この楽しみ方はきっとたくさん目にされてるでしょう。

もうさ、みんなこの日無事に乗るためにいろんな調整やら準備やら
たくさんしてきたもんねー。はしゃいじゃうよねー。

そんなに飲まないと誓っていた割にジョッキ2杯はすでに空けてきて
それなりに酔っぱらう態勢万全のところに、年少組の素敵なパーティ仕込みが!

  


出発して2時間ほど経って日付も変わり、静岡県を通過中。
もう、窓から見える夜空がほんとにきれいで。星がよく見えてうれしかったなあ。
電気消して、みんなで窓のぞきこんで。「星屑の街」の中を走っていく感じよ。

狭い室内宴会はおひらきに、車内探索。
のびのびシートも、若かったら楽しそうだけどなあ。

食堂車や自販機などもなく、カウンター席の数席あるラウンジ車両があるのみ。
「寝ている方もいるのでお静かに」の掲示があるので、
そんなにはのんびり宴会もできなさそう。
まあ、私達のシングル室も御隣にはそれなりに響いていたかと思うけど…


それぞれの部屋に落ち着いて、おやすみなさい。
ちゃんと個室には、ロングパジャマがついています。
ハンガーもあってコートもかけられるし、荷物台も十分。
鏡もコンセントもあるしね。暖房も調節できるし、隠れ家みたいです。


6:32に、岡山駅にてサンライズ出雲とサンライズ瀬戸に切り離し。

このイベントは見届けよう、と言っていたのに結構熟睡してしまい、
みんなにノックされて目が覚める。

慌てて飛び起きて、すっぴんでパジャマ状態にダウン羽織って(明け方しかできん)
接続車両までの5車両分くらい、ホームをダッシュ。
気付けばみんなを追い抜かしていた(笑)


ちょうど到着したと同時に、ふたつの車両の間に大きな鉄板が差し込まれるところ。

  

こんな早朝も、撮り鉄やら、乗ってきた鉄やらたくさんの人がホームに。
無事に瀬戸をお見送りし、さっさと乗りなさいよアナウンスとともに部屋へ引き揚げ。
岡山で下車される方も多かったみたい。ご近所さんが降りていきました。


二度寝タイム。

でも、ちょうど明けてゆく空がとてもきれいな色で、しばらく見入ってしまった。
まだ月も出ていたよ。

 


結局、この窓はずっとシェイドを閉めることなく、開けたままにしておきました。

 

寝た状態から撮った、足元にある台のうえ。
化粧品ポーチやらお茶やら朝ごはん用に買っておいたパンやらで雑然としています。

朝ごはんいつ食べるかね…?と思いつつうつらうつら。


次に目が覚めたら、窓の外が白かった!7:30過ぎかな?
びっくり~、一気に山の中。

  

朝陽に光るきらきらした雪がキレイで、ずっとアタマの中では「世界の車窓から」が
BGMとなって流れておりました。

Twitter見ていて、起きていそうなじろちゃんが8時頃だっけ?部屋に来てくれて
のんびり朝ごはんタイム。出雲で合流するsoyちゃんとの時間をはかる。

会社で慌ててわかしてきたお湯で、想像以上にぬるめのカフェオレ。
結局会社出るまでドタバタしていて、お湯の準備が遅れたのだ~
熱々を飲みたかったのが、惜しい。


目的地が近づいてきて、朝のご挨拶とともに観光案内的なものも流れる車内。
支度しながら、楽しめました。が、宍道湖などは私の部屋とは反対側にあったので残念。

もう降りなきゃいけないなんて、残念すぎると思った電車は初めてです。
名残惜しかった。
こんなに充実した12時間過ごせる移動って素晴らしい。

 

お世話になりました。




改札を出る直前に、慌ててチケットをパチリ。
また絶対乗りたい!


着いた!




駅をおりてすぐに、soyちゃんにもオススメしてもらった「らんぷの湯」へ。

 

ちょうど冬至だったこともあり、ゆず湯でした。
こじんまりとしたお湯ながら、らんぷの素朴な揺れる照明のなか、
一晩電車に乗り続けていたからだをほっと温めてくれました。


身を清めたところで、いざ出雲大社へ!(続く)


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