On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

高速教習

2012-01-08 23:55:00 | Driving

連休中日。

この日ドキドキだったのは、高速教習があるのと第二段階みきわめ乗車前に
学科全部終えて、効果測定90点以上で合格しないと明日入っている乗車に進めないから。
スケジュールがギリギリだったのだ。

混雑期の貴重な予約、外したくないもんね。


二人組での高速教習は、第三京浜の三ツ沢~多摩川間。
教官に苗字呼ばれて返事をしたら、「あ、男性の方の○○さんのほうね」と言われ
あら同じ苗字なんだ、と。
彼は大学4年で、今日乗るのが3週間ぶりだとか。自分からよく喋る。
雰囲気は「北の国から」の純くん。

インストラクター指示で彼が往路、私が復路。

ただでさえ高速ってことで緊張してるけど、このスクールは高速用に車が変わります。
普段はマツダのアクセラ、今回はBMW。オートマのBMW!

いろいろ使い勝手も違うわけで、○○くん、乗車からの準備点検にかなりとまどう。
エンジンかけずに色々動かそうとしたり(苦笑)、そもそもな感じはするが。

その度に「○○さん!ちゃんと指示を聞いて動かして下さい!」
と注意が飛び、余計焦るんだと思うけど、一番気になるのは彼が返事しないこと。

後部座席に乗っている私のほうが、車内がシーンとなるのに気を遣い
積極的に返事をする居心地わるさ。
なんだよゆとり世代、返事をせんかい!と私まで喝入れて
不安な運転されても困るのでぐっとこらえて。

高速入口に向けて出発してしばらくした頃、彼が直進と右折ラインを
間違えフラフラ迷走する。

明らかに不機嫌なインストラクター、「○○さん、よく見てください」
「…。」

「○○さん、聞こえていますか、返事をしてください」
しびれを切らしたインストラクターに注意され、ぼそりと、はい、と答える。

なんなんだ、こいつはと思いつつ、後ろの座席からインストラクターの手元の
教習原簿とそれにくっついている仮免をチラリと見て「?!」

私と同じ名前じゃないぞ、この子。

アアアイ、という母音は一緒だけど字面も全く違うし!
インストラクターが勘違いしてるの?
仮免の名前は戸籍上のもので、通称が違うとかそんなややこしいことあるか?


聞いていいもんか悶々としていたら、しばらくしてインストラクターが
「あ、あなた△△さんていうのか!」「…はい」


さっさと言えやー!


ちょっと前に、うちの新人も違うな、おかしいなと思うことがあっても
言わないで同期とかうちうちでなんでかな、としか言わず解決に向けて
動かないのがいたのを思い出す。

名前が違うから返事しないっていう前に訂正しておくれ。

そうこうしているうちに、高速に入る。

本線へ合流、途中合流してくる車のために加速車線へ進路変更、
元に戻る、の繰り返し。

しかし、△△、(もういい、呼び捨て)ミラー確認をまったくしない。
そもそもスタート前に直してなかった。

また次、合流してくるよー、はい合図ー、と言われるなり、
ハンドルを右に切った!

ひゃあああああ!

後部座席にいる私がサイドミラーに確認できていたワゴン車、
スピード落とさず走ってくるのにつっこみそうになるのを
インストラクターが危ないっと叫んでとっさにハンドル奪い、危機回避。


すごい近いところにワゴンの車体があったの…
息が止まった、ホントにっ


多摩川で降りたのち、休憩交代。
車を寄せて、ハンドルつかんだままうなだれる△△、
インストラクターが後ろを振り向き、口だけ動かして、こわかったねえー、と。

インストラクターが休憩で車外に出てから、
まあでも叱られながら緊張状態が続くなか、最後までよく頑張ったよと伝えたら、
「ありえない、外車はホントに運転しにくい。全然思うように動かない。
絶対自分は日本車にする」



ここまで棚上げされると…。

この恐怖感どうしてくれよう、ってところでしたが
グーでなぐりかかるのは我慢。うちの子だったら容赦しないぜ!


帰りの私は、インストラクターの言いつけをよく守るいい子だった。(と思う)
というか、△△がたくさん注意を受けていたおかげで、あたまの中で
シミュレーションがたくさん出来たから、ここは感謝。

ちゃんと技術やルールが身体に入ったら、高速のほうが運転しやすいのかなーと思ったり。
ほんのちょっとのハンドルで十分進路変更できるとか、いやはやスピードってすごい。

行きはETC、帰りはおじちゃんにお支払い。
停めた位置が若干寄せきれず、ものすごい手をのばすはめに。

横浜の市街地に戻ってきてほっとする。
よかった、命があって。

しかし、自分の運転のことより、他人のことのほうが印象的だった高速体験でした。

あ、効果測定は無事合格でした。


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