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旧える天まるのブログ
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『リモート・ボナール』小舟遊びーボナール夫人

2020-10-14 01:51:35 | DQX リモート・ボナール

「キャサオ?セーヌ上流の海はどう? 今流行りの舟遊び。たのしいでしょ」

≪小舟の舟遊びーボナール夫人・ボナール≫

ドン!!ドン!!  ドン!! ドン!!

「なに? キャー! あれが噂の巨大ウサギ!ウサズリーだわ!。な、鳴かないのね!そのかわりに地団駄踏んでる!」

ドン!! ドン!!

「やだ!こっちにくるわ!!」

「キャサオ!!あなたじゃ勝ち目ないわ!!」

ドン!! ドン!! ドン!!

「キャサオ!!」

「ドン!!ドン!!」

「ウサズリーを倒すなんて無理よ!キャサオ!!」

「ドン!!」

「ドン!! ドン!!」

カリガリガリ‥‥‥

「ウザズリーが痛がってる!!」

「ガリガリガリ!!」

「ウサズリーを倒したわ!でも、キャサオまで!キャサオ?!! キャサオ?おきてーー」

「キャサオは勇敢に戦って天国へ行ったのさ」

「お祈りしましょ‥‥‥」

「キャサオ‥‥‥」

「キャサオ‥‥‥」

「キャサオ。セーヌの海から、僕たちを見守ってくれよ」

「キャサオ‥‥‥」

「カット!!おつかれさまでしたーー」

「今日のは何?」

≪花束のある静物・ボナール≫

「モデルはなんということのない、そこにもここにもある花束のようであるが、『形態の倫理』と、それ以上に『色彩の倫理』を追求した、この心のやさしい画家ボナールにとっては、変質もないものに非凡なものを見る力があり、ルドンの花々の幻想性、神秘性は、むしろなんの変哲もなく、人生の片すみに置き忘れがちなものに、地上的な静けさと美しさ。そにに対して、ルドン対ゴジラ‥‥‥」

「ルドンじゃなく、ラドンじゃない?」

「きっと、ルドンからヒントをもらったんだよ‥‥‥」

「ええとーーなにか?」

「あ、続けてーー」

「ルドン対ゴジラといった時代の流行を取り入れて。かわいい動物と巨大化した狂暴な動物を出現されることによって、感動のスペタクル。すなわち、静物から動物。そして……」

「どうせお遊びでしょ」

「シーー」

「‥‥‥なんという哲学だ!」

「おつかれさま。さ、夕ご飯の支度ね」

「なんでだっちゃ!! おいら、ウサズリーやるだっちゃ!」

「言うこと聞かなかっただっち」

「巨大ウサギにしては小さいんです」

「今日は休日だっちゃ」

「別なものを撮影しましょう」

「ごめんねーー。これでいいかしら?」

「青っぽいのは、ありますでしょうか?」

「わかったわ。着替えてくるね‥‥‥」

「休日のところ、助かります」

≪踊り子、椅子。小石・マティス≫

『リモート・ボナール』ル・カンネ

 


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パークゴルフ(初心者)水音スケッチ

2020-10-10 13:09:26 | ノックノック(雑記の宿)

パークゴルフ(初心者)水音スケッチ

昨日、どんよりした空模様だったので、明るめの蛍光色を着てみました。

上着は、チャンピオン半袖ジャージ。パンツはベージュのナイロン製カーゴパンツ。

製本作業をいたしまして、来月ぐらいまでにはあがってくるとは思います。(おそらく)

演目からの書籍化で、画像等は使ってませんが、内容を編集し、書き足したり、ラスト部分がまた違ったかたちに表現いたしました。

そんなに多く、部数を発注してるわけではないのですが。レンタルみたいなかたちで、もし、読んでみたいという方がいられましたら、

『メッセージ』というところから、メールをくださればご対応いたします。


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『リモート・ボナール』白い下着の少女トルソ

2020-10-07 15:55:26 | DQX リモート・ボナール

「ボナールはナビ派に接触する。なんでも受け入れ、影響されるなら、影響をおくさずうけようとする流暢(りゅうちょう)さ、そして何よりも、若さのためだろうね」

≪ゴーギャン《黄色のキリスト》≫

「ボナールはナビ派で有名だけど、ゴーギャンはどういう人?」

「ゴーギャンの作品は‥‥‥ もっともわかりやすい例をとって言えば、黄色の十字架上のキリストとそれをあがめる素朴な農民たちを描いた作品‥‥‥ ゴーギャンは農民たちがキリストを信仰するさまに感動しているのであって、ゴーギャン自身が同じようにキリストを信仰してるわけではない。といって言い過ぎなら、ゴーギャンは知識人過ぎて、農民たちの素朴な信仰に同情を示しながら、彼自身はそれを客体としてとらえてる。ゴーギャンにとって、それは追憶的、記憶的または理論的なものであった。ゴッホとの仲違いも、おそらくそのあたりにあったが、ボナールもまた、そうしたゴーギャンの心情に対しては、ゴッホとは別の意味で、正反対である。ボナールは無意識に感得したことを意識にまで昇華させる天分を持っているのさ」

≪白い下着の少女トルソ・ボナール≫

「もう。あたしのいないところで‥‥‥」

「ばら色のほとんど平塗りの裸婦が、白いチェックのある濃い青の下地の上にのびのび横たわってる。裸婦はヴォリュームがある」

「全体の構成のため顔は物理的に小さいが、それを感じさせない大きさがある」

「平塗には違いないが、先にも言った一筆描きのデッサンが少し離れて見ると十分な奥行きをみせるように‥‥‥」

「この構成はすぐれている」

「デッサンという言葉をひろくとって、色によるデッサンといってもよかろう」

≪ばら色の裸婦・マティス≫

「カット!!‥‥‥あ!ライン、ライン‥‥‥【カットです(スタンプ)】」

「ッたく‥‥‥」

「‥‥‥」

『リモート・ボナール』小舟遊びーボナール夫人

 


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パークゴルフ(初心者)週末ユニホーム

2020-10-03 15:57:17 | 雑記の宿

パークゴルフ(初心者)週末ユニホーム

本日のウエアは

しまむらキャップ。着る機会を見失っててしまってあった、パウル・クレー・リズミカルデザインニットベスト。今年の初夏にイオンで買った軽量シューズ。

ここ数日、製本作業をしてて、疲れてたことで、ハーフで帰宅。ノートも忘れてスコアなし。

で、昨日のスコアですが

ガタガタかと思ったけど、トータルはイーブンでした。


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