作者のエイブリー・コーマンは、映画『クレイマー クレイマー』の原作者。
あの映画では、仕事のために妻が家を出て行ってしまい、そして残された夫が、なれない家事や育児に苦労する姿が印象的だった。
この小説の夫妻は既に離婚していて、一人息子の進学問題に頭を悩ませている。
正直、初めの方を読んだとき、ちょっと子供を甘やかしてるんじゃないかな、と思った。
作者の前書きには、この小説に出て来る夫婦はアメリカにはよくいる夫婦です、とあったが、日本とはずいぶん事情が違うんだな、と思った。
進学に関することも、ずいぶんと日本とは違う。
離婚した元夫婦が、一緒になって子供の事~進学だけではなくて、その他いろいろな事~について話し合ったり悩んだりする場面や、子供自身が、親や友人など沢山の人々と接して感じたことなどが、事細かに描かれている。
この小説と自分を照らし合わせてみると、私は親の方の世代に入る。
自分の子供はまだ、大学進学に悩む年齢ではないけれど、子供がその位に成長しても、きっと子供の事で困ったり悩んだり迷ったりするんだろうな。
訳者あとがきには、この小説も映画化されるかもしれないと書いてあった。
映画になったら、観たいような、観たくないような……。 どっちでもないような……。
あの映画では、仕事のために妻が家を出て行ってしまい、そして残された夫が、なれない家事や育児に苦労する姿が印象的だった。
この小説の夫妻は既に離婚していて、一人息子の進学問題に頭を悩ませている。
正直、初めの方を読んだとき、ちょっと子供を甘やかしてるんじゃないかな、と思った。
作者の前書きには、この小説に出て来る夫婦はアメリカにはよくいる夫婦です、とあったが、日本とはずいぶん事情が違うんだな、と思った。
進学に関することも、ずいぶんと日本とは違う。
離婚した元夫婦が、一緒になって子供の事~進学だけではなくて、その他いろいろな事~について話し合ったり悩んだりする場面や、子供自身が、親や友人など沢山の人々と接して感じたことなどが、事細かに描かれている。
この小説と自分を照らし合わせてみると、私は親の方の世代に入る。
自分の子供はまだ、大学進学に悩む年齢ではないけれど、子供がその位に成長しても、きっと子供の事で困ったり悩んだり迷ったりするんだろうな。
訳者あとがきには、この小説も映画化されるかもしれないと書いてあった。
映画になったら、観たいような、観たくないような……。 どっちでもないような……。