nursling,

読書 音楽 映画について

奇想遍歴  マルセル・ベアリュ 

2007年08月26日 | 読書記録
  
   Marcel Bealu     
「Contes du demi-sommeil」   
     1979


本を選ぶ時間も気力もあまりなかったので、あまり期待しないで図書館で適当に選んで借りてきた本です。

短編・掌編小説集です。

大きく3つの部に分かれています

:半睡の物語

:奇想遍歴

:鏡

この3つの部の中に、さらにたくさんの短い話が詰め込まれています。



読んでみていいな、と思った話は、

*あんぐり口
*読書に対する情熱
*三人の配達人
*青猫
*禁じられた窓
*諸世紀の伝説
*炎の泉
*メッセンジャー
*孤立器
*男のくびき
*死体の利用法
*余白の精の仕事
*パナデの膨張
*ナタリーの鏡

…でした。


…なんて感想を書いたらいいんだろう。
シュール、の一言でした、いや、シュール、だけでは説明できないないものもありましたが。

この作家がとても気になり、他の本も探してみましたが隣の市立図書館にもなかった…。
「水蜘蛛」と言うのが読みたかったのですがそれもなかったし、この「奇想遍歴」すらなかった。

とても気に入って何回も読み直したのになぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とけい

ぽいんとぼきん