Marcel Bealu
「Contes du demi-sommeil」
1979
本を選ぶ時間も気力もあまりなかったので、あまり期待しないで図書館で適当に選んで借りてきた本です。
短編・掌編小説集です。
大きく3つの部に分かれています
:半睡の物語
:奇想遍歴
:鏡
この3つの部の中に、さらにたくさんの短い話が詰め込まれています。
読んでみていいな、と思った話は、
*あんぐり口
*読書に対する情熱
*三人の配達人
*青猫
*禁じられた窓
*諸世紀の伝説
*炎の泉
*メッセンジャー
*孤立器
*男のくびき
*死体の利用法
*余白の精の仕事
*パナデの膨張
*ナタリーの鏡
…でした。
…なんて感想を書いたらいいんだろう。
シュール、の一言でした、いや、シュール、だけでは説明できないないものもありましたが。
この作家がとても気になり、他の本も探してみましたが隣の市立図書館にもなかった…。
「水蜘蛛」と言うのが読みたかったのですがそれもなかったし、この「奇想遍歴」すらなかった。
とても気に入って何回も読み直したのになぁ。