この間の 快晴の日のこと。
ゾウさんが 産直へいくという。 私も
と くっついて 行った。
お天気 良すぎる。 坂のわきの 崖にある 花々は 元気だ。
姫ジョオン が たくさん咲いていたので
( まちがい。 ピンクだったから 春ジョオン )
ゾウさんに聞いた。
ねえ 伊藤整の「野菊の墓」の 野菊って 姫ジュオン のことかな。
ゾウさん … 「野菊の墓」は 伊藤整 じゃないよ。
作家は どうでもいいのです。 知りたいのは 菊のことです。
我が家の 植物ハカセ は 「知らない」と。
帰ってから 調べた。
伊藤左千夫 「野菊の墓」の その場所は 千葉県松戸市の
(ヤギリノワタシ と 入力したら 「や義理の私」と 出た)
いい いえ 「矢切の渡し」です。 その付近での 話 。
「矢切の渡し」について
江戸時代の初期のこと。
江戸川を 渡った 反対側に 田んぼを持つ農民が
川舟を 繋いでいた付近を 「矢切の渡し」という。
この渡し場から(千葉県側) 歩いて20分先にある 西蓮寺に
伊藤左千夫の小説 「野菊の墓」の一節を 刻んだ文学碑 ある そうな。
小説で 民子と 野菊を 表すところは
真(まこと)に 民子は 野菊の様な児であった。
民子は全くの田舎風ではあったが、決して粗野ではなかった。
可憐(かれん)で優しくてそうして品格もあった。
厭味とか憎気とかいう所は爪の垢(あか)ほどもなかった。
の 部分だろう。
隣接している 野菊苑展望台からは 江戸川、矢切耕地、
遠くには 東京の街並みが 見渡せる そうな。
別の サイトには
関東近辺で一般に「野菊」と呼ばれるものは、
カントウヨメナ、ノコンギク、ユウガギクであり、
いずれも 白から淡青紫色で 古くから親しまれている、とあった。
http://www.asahi-net.or.jp/~cb9s-jyuk/yomena.html
この サイト内の 写真をみて、関東ヨメナ で 納得したのでした。
学名としての 「 野 菊 」は ない、も わかりました 、です。
おわり。