ゾウさんが 碁石海岸の 「世界の椿館」へ 行く。
その 帰り道 「陸前高田」の 博物館 図書館へ寄るのが
震災前の 決まった コースになっていた。
古絵図など 特別展に 合わせてもらって
碁石まで 行くことが 多かった。
それなのに。 海がこんなに なるなんて。 これは なんだ。
その 震災前に 利用したことがある 図書館の
ボランティアの 方が 講演するというので
一関博物館へ 無理をして 出かけた。
午後は 雪だというし。でも 行った。
3月9日(日)。 映画「ペコロスの…」をみてから、
地域の宝を守る = 災害と歴史資料
を 見ることにした。
まだ 雪が きそうな 天候だが、
博物館から チラシが 届いていたこともある、それに
いつも 勉強をさせてもらっているから 迷っていたが。
いかなくちゃ、と
前日になって、 予約の 電話をした。
午前中に映画「ペコロスの母…」をみてから 車。
移動時間に ゾウさんの 口へ
昼食代わりの パンを ちぎっていれて、自分も食べて。
10分前に 会場に着いた。
このごろは ぱわーポイントで 作ったものでの
プレゼンが あるから 理解しやすい。
宮城のかたの お話がおわって 目的のかた。
報告 ② 東日本大震災からの 軌跡
陸前高田古文書研究会の報告を 佐藤さん(女性)から聴く。
震災を思い出されるのか ときどき 目をうるませながら
プレゼンしてくださる。
被害写真は 覚悟していても つらい。
テレビや 新聞で 被害の状態を知ってはいたが
博物館 図書館だけのは 少ないから、これは有りがたい。
陸前高田では 一級の古文書、吉田家の「定留」
など 図書館関係者や ボランティアの方々の 努力で
本から 津波で とりついた異物を とりさっているという。
地元の高齢者「力仕事は無理だが」何かをしたいと
集まってくださる、と 前の報告者も 述べていた。
上記 「定留」の 写真が 出てきた。
和綴じの冊子の 表いっぱいの 筆文字「 定留 」
(ジョウドメ と よむ)
私は 偶然 吉田家文書を 読んでいた。 印刷物だけれど。
それから 矢作小学校が 博物館になっている と 聞こえた。
詳しいことは 言わなかったので、調べた。
2012年04月14日付の何かの新聞に載っていた。あら~~
1年も 前です。 良かった。貼りつけておきます。
いつか、きっと 行きます。
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7536
そのあとの 「討論」の 時間は
ほとんど 参加者の 質問に答える形式になった。
古文書を 読み取るには 能力が必要のこと。
そのため、 初心者コースだけでは むりで
中級コースも。 折角 育てても 嫁に 行ってしまう。
シニアは すぐに 「老い」が 来る。
なかなか 仕事に とりかかるところまで 辿り着くことは、
少ないようだ。
ともかく 古文書が 「大好き」になって もらうこと、だって。
大好きだが、 読むことは できない、私は 役にたたない。
余談
3年前大震災のあと 考えたことを 思い出した。
古文書が よめなくとも できることは ありそうに思えた、
だが 足が ない。 ゾウさんを 巻き込めない。
それから、 自腹だから、 ガソリン代がかかる。など
考えただけで、なにも できなかった。
出来ないのだから、 すっぱりと あきらめて、
自分の 本の 始末を すれば良かったのに。
それも 中途半端のまま 3年が過ぎる。
それなのに みなさんは 着々と 頑張っている。
今日は 3年目 だなんて ……。