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ゾウさんと暮らす

85歳の 夫ゾウさんとの
二人暮らし。 わたし 82歳。  

南部三閉伊一揆と わらび座  2

2014年03月04日 00時34分42秒 | ・読書・映画・芝居・TV

昨日の続き

図書館から 借りたのは

愛闘 小説・南部三閉伊一揆の明暗記録 生出仁

岩手出版 (岩手県水沢市)1989年版 3500円

だった。 解説は 古本が 届くから、と。

丁度 図書館へいくので、読まずに 返本した。

 

古本屋に 注文した。 950円 + 諸々

3月3日に届いた。 

上の 写真は 届いたばかりの本。 その表紙です。 

昨日アップしたのは 図書館の本 「背表紙」が 焼けている。

岩手出版 B六 587頁  昭和63(1988) 第 1 刷 

これは 立派です。  絵は 関英太郎さんです。

岩手の 三閉伊の はなし、 この本が、 九州の
福岡市の 古書店から  来てくれた、ってことは
岩手から か どうかは わからないが、
以前 誰かに持たれて そこまで行ったということ……。 
 
この本の解説は わらび座の 茶谷 十六さん。
今東光が かいたことになっている 「奥州流血録」を 
読んだのは 「20年近くのもまえ」と なっている。
そうすると 1968年ころ。
 
わらび座の「東北の鬼」
作は 原 由子(座長 原太郎の奥さん) と なっている。
 
公演は 1971年から 72年
それから 1984年から 85年。
   これを 私たちは 2回とも 見ていたのだ。
   下北へ行く前のことだ。
 
この本 が 「東北の鬼」の 参考になったことは 間違いない。

 江戸時代 末期

ペルーが 浦賀湾に 来たころの話である。 

南部藩三閉伊通り99ヵ村の百姓の一揆

     その前に 金ヶ崎の義民一揆があり

         首謀者は 磔の刑にされたことが 書かれてある。

     これも 調べたくなった。

それを ふまえたうえでの 一揆である。 

失敗はできない。

南部と 仙台の 藩 境、 

小〇 (こまる)の 旗風を みせて 戦った 

農民の 意気を 感じる場所、

唐丹湾の 海沿いに  番所跡がある。

そこでの 仙台藩との やりとりが 興味深い。

     その 番所跡は 2度。 いや 3度。

     津波の後に、行った。  標柱が倒れていた。

本の 最後の 章が 「敗北」と なっている。

総代45名が 自分の地へ 戻ることが できたのだから

私から見たら 「勝利」と 思うが……

厳しい現実を 「敗北」と 見たのだろう。 


歌舞劇「東北の鬼」公演。

も一度 観たい お芝居である。


 
「雪晴れの峠を越えた一万数千の足どりはひとつ。

これは新しい時代の夜明けを告げた

農民たちの一揆勝利のものがたりである。」

民族歌舞団わらび座  歌舞劇「東北の鬼」

全三幕十一場

作/原 由子。作曲/原 太郎。演出/三浦恒夫

演奏/わらび座合奏団

1984年9月10日発行パンフ(再演時)による

“百姓は天下の民”

三閉伊一揆の人びとの生活と文化

茶谷十六氏 民族芸術研究所(当時)

岩手県下閉伊郡田野村~略~

この壮大な闘いに参加した下閉伊の村々に、

きら星のように輝く無数の芸能が伝えられています。

田野畑鹿踊り、安家神楽、中野七頭舞等々、

山ひだの小さなに、

目をみはらされるような気迫と活力にあふれた

美しい芸能が伝承されている。  xxxxxxxxxxxxxx

xxxxx 奥州流血録 が 日曜日に 載るってことを 

思い出した。 新聞をさがした。

3月 2日(日) の 岩手日報

文學の国 いわて ━ 第3章 ━ 奥州流血録

顛末が 詳しく書いてあった。

xxxxx 書きたいことが まだまだ あるが。終わります。

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