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ゾウさんと暮らす

86歳の 夫ゾウさんとの
二人暮らし。 わたし 83歳。  

肝入 と 大肝入 の 違い

2019年06月06日 14時47分43秒 | ・読書・映画・芝居・TV

村上昭夫を 学ぶにおよんで まずは と
生誕の地を 訪ねた。 
 清水田18番地( しずだ )の 地図をコピーした。
なんと 大肝入屋敷だった。
先に書いた通り 
ゾウさんが 憶えていた「村上昭夫」関わりの家で
なんとも びっくりで。 

肝入り・肝入・肝煎(読み)きもいり を 調べた。

大辞林 第三版   きもいり【肝入り・肝入・肝煎】
① あれこれ世話や斡旋をすること。また、その人。取りもち。
② 江戸時代、名主・庄屋の異名。
③ 江戸幕府の職制で高家こうけや旗本の寄合の上席。高家肝煎・寄合肝煎など。
④ 奉公人・遊女などを周旋すること。また、それを業とする人。

⓶ 江戸時代、名主・庄屋の異名
が 該当する。
このへんでは 肝入 という文字が 使われている。
清水田の 標 柱 も そうなっている。 



大肝入と ただの 肝入の 違い。
に ついて 古文書を 勉強している 
   文学講座の 常連に 聞いたら 
とんでもないくらいの 差がある、とのこと。

宮城県の 吉岡宿 での おはなし。 
磯田道史著『無私の日本人』を もとにした
映画「殿 利息でござる」。

 〇 肝煎(きもいり) 遠藤幾右衛門 は 寺脇康文さん。
 肝煎とは、いわゆる 庄屋さま。
 村民を代表する 村役人のこと。
    お上からのお触れを 民に徹底させたる。
     伝馬役や年貢の取り立てなど、お上の業務の下請けも担う。

 〇 大肝煎 千坂仲内は 千葉雄大さん。

    村を代表するのが肝煎ならば、
    その上の、約40ほどの村々を束ねるのが、村役人 
    大肝煎と呼ばれる。
    お百姓さんの中で、最も お上に近い存在でした。

肝煎も 大肝煎も、今でいう中間管理職ということになる のだ、と。
勉強になった。
羽生弓弦さんが「殿」役で 出ていた。
おかげで ますます この映画  楽しかった。

それでも わからない部分がある。
さらに 肝入を 調べる。資料が 少ない。

千厩図書館に 「大原史談会」 会報がある、ことが わかった。
解説書ではない ようでもあるが。
いつか 行ってみよう。

今は 手術が もうすぐなので 借りることは 控えたい。

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