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第27回 衛生通信

2016-09-20 11:23:39 | 衛生通信
今回は防災・救急についてお知らせします。
今年の4月14日、熊本地震が発生しました。現在、倒壊した住宅の下敷きになったり、土砂崩れに巻き込まれるなどして熊本県で合計50人の死者が確認されています。
いつどこで起きるかわからない地震などの災害について、ひとりひとりが真剣に考える時期です。
前回の防災・救急についてお知らせした衛生通信のなかで、100均で買える防災グッズをご紹介しましたが、いざ何を準備しようかと思うと、すべて必要なものなのでなかなか絞りきれないし、置き場所の問題もあります。
そこで、本当に最低限必要なものをリストアップしてみました。
・水  ・携帯食(チョコレートやカロリーメイトといった栄養価が高くコンパクトなもの)
・持病薬  ・簡易トイレ  ・ティッシュ  ・使い捨てカイロ  ・生理用品
・携帯電話と充電器  ・現金と身分証のコピー
簡易トイレはアマゾンなどで10回分が1000円ほどで売っていて、コンパクトで備蓄に便利です。水や携帯食は賞味期限ごとに消費して、新しいものに替えるとよいでしょう。
最低限必要なものを常備しておくだけでも、気持ちに余裕が生まれます。自分自身で必要なものを考え、準備して災害に備えましょう。

一次救命処置について
一次救命処置とは、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、心肺蘇生法とAEDを用いた一次救命処置を行うことで、途切れることなく二次救命につなぎ、高度な気道確保や点滴・薬剤投与などの医療行為に結び付けることで救命率は格段に上がります。
※一次救命処置の流れ
① 意識の確認
② 助けを呼ぶ・(119番通報)
③ 呼吸の確認→胸骨圧迫
④ AEDの使用
⑤ 気道確保と人工呼吸→救急隊員が到着するまで、③④⑤を繰り返す。
一次救命のポイントは、胸骨圧迫です。押す位置、押す深さ、押すテンポが重要です。
消防や日本赤十字社、AED販売会社や様々な団体が講習を行っています。
興味のある方は、是非受講してみてください。
講習を行っているAED販売会社・財団
セコム、アルソック、フクダ電子、日本光電、キャノン、AEDサポートセンター等
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