エンジョイ

障害のある方が地域で自立し、個性を尊重し安心して暮らせるようサポートするヘルパー派遣をしている事業所です。

お 知 ら せ 160(10月)

2016-10-21 11:46:00 | お知らせ
澄み渡った空! 秋晴れ、やっと秋らしい気候になりましたね!
9月下旬にエンジョイ事務所で研修を実施しました。
『介護職員の倫理』と云ういかにも難しそうなテーマでしたが、介護者・支援者として「自分を知ること」で他者への理解を深めることの基本を学んだような気がしました。
また、皆で同じ問題を考え、議論し共有することの大切さも教わりました。
研修は自分を見つめ直す良い機会だと思います。
( 10月 14日 関口正生記 )

〇 9月28日『介護職員の倫理』 研修を終えて
日本介護福祉教育専門学校より講師を迎えて『介護職員の倫理』の研修を実施しました。
その中で学んだことを少しご紹介します。
介護職とは感情労働でありストレスを溜めやすい職種であること。
現場でモラルの統一がとれず振り回される例も多い。自身の対応に迷いを生じたまま仕事を続けることで、意欲が低下しストレスを溜めてしまう。介護職は一般の職種より意見の表出が控えめで気付いたことも自らを抑え込んでしまう傾向にあるとのこと。特に利用者さんの自己決定を尊重しその権利を擁護する仕事であることから、介助者自身の気付きが利用者とぶつかる場合、意見が云えないという。その様な時には介助者は利用者さんを生活者と捉えることが重要である。
一つの問題を点として捉えるのではなく、利用者さんとその状況の全体像を捉えることで、経緯の前後を知り理解することが出来るそうです。 
介護職に必要なものとして「自己覚知」が挙げられます。
簡単に言えば「自己覚知」→「自分を知ること」→「職業的な自分をコントロールするために、自分に依って立つ価値観について知っておくこと」
人によって価値観は様々ですが、自分とは違う価値観を持った人を否定しては対人援助が成り立たなくなってしまいます。自分自身の価値観、現在の状態、感情、考え方を知ったうえで、対象者に接していくことが大切になります。自分自身の弱点を知ることで生じる負の変化に対応する防衛反応、事前対処を取ることができるようになるそうです。
「自己覚知」を鍛えることの重要性を学び、改めて介護職について考える機会となりました。

○ 研修のお知らせ (日程が決まりました。まだ研修を受講されてない方は是非ご検討下さい。)
内容『利用者がヘルパーに望むこと』
講師 エンジョイ利用者様  渋谷治巳(障害者自立生活センター理事長)
日時:平成29年 2月 21日 (火)14:00~
場所:エンジョイ事務所
研修を希望される方は電話またはメールでご連絡ください。

○エンジョイのホームページを新規作成しました  http:// www.k5.dion.ne.jp/~jisen/
衛生通信やお知らせを掲載しております。お時間のある時にご覧ください。
10月のお給料日は21日(金)です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第27回 衛生通信 | トップ | 第28回 衛生通信 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お知らせ」カテゴリの最新記事