【第1講座 066】
今日の学習
ファンクションメソッドは英語発想を元にしています。英語発想とはファンクションフレーズと動詞フレーズの順列・組み合わせで文が成り立っているということです。
ListeningでもReadingでもWritingでもSpeakingでもこれが身についている必要があります。
表現は書かれた順,話された順に、逆に書く順,話す順にとらえるべきです。
ファンクションメソッドでは、これを強調するためにファンクションフレーズと補語・動詞フレーズの文字色を変えて表記しています。
英語学習といえば,だいたい以下のような問題を解くことだと考えられています。
●空所に適語を入れよ。
【問①】He may( )get very angry.
= He has good( )to get very angry.(明治大)
【問②】天気が回復するまで、ここにいる方がいいでしょう。(亜細亜大)
We may ( )( )stay here till the weather improves.
確かに大学の入試問題にこのような問題が出題されるのだから,このような学習は必要です。
でもこれで英語が話せるようになるのでしょうか。
残念ながらこのような問題をいくらこなしても,あるいは正確にその答えを引き出すことができるようになっても、英語など話せません。
ファンクションメソッドはファンクションフレーズと動詞フレーズの順列・組み合わせで文が成り立っているとしています。
上の問題文でいえば、英語のしくみは以下のようになっています。
He may well + get very angry.
彼はムリはない とても怒る
He has good reason to + get very angry.
彼にはかなりの理由がある とても怒る
We may as well + stay here till the weather improves.
私たちは~した方がいい ここにいる 天気が回復するまで
つまり「~するのもムリはない」とか「~するのはもっともだ」と表現する場合はYu may well, とかHe may wellというファンクションフレーズや、あるいはHe has good reason to と覚えることが必要なのです。
あるいはWe may as wellは「~した方がいい」と意味のファンクションフレーズだとか。
そしてそれに続くのは原形動詞フレーズであると覚えることが必要なのです。
Do you think he'll win?"―“He may well."
「あなたは彼は勝つと思うかね」「おそらくね」
このように覚えていたらそれに対応する動詞フレーズがどんどん結びつくことになりますね。
You may well say so.
あなたがそう言うのも無理はない
You may well be surprised at the rumor.
あなたがそのうわさに驚くのも無理はありません
あるいはsay soの代わりにthink so「そう思う」、wonder「不思議に思う」といった動詞フレーズが英語脳に蓄積されていたらいいのです。
ファンクションメソッドでは、これを強調するためにファンクションフレーズと補語・動詞フレーズの文字色を変えて表記しています。
さらにこのことを学習者が理解しやすいようにしたのが、コミニカ英作法の①と②のフレーズを区分していることです。
言うまでもありませんが①がファンクションフレーズ、②が補語・動詞フレーズとなっています。
日本の英語教育にまったく欠けているのは,と補語・動詞フレーズをひとまとまりのもの、つまりフレーズとしてとらえないことにあります。
【一般動詞フレーズ5段活用】 say so
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(1) say(s) so 現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) said so 過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。
(3) say so 原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) saying so ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) said so ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
=============================
さて、以下のPDF文書のアドレスをクリックして「第1節 原形の動詞で始まる動詞フレーズを使いこなす」の部分をご覧いただけましたか。
さらにこれをプリントアウトすることをお勧めします。
この記事が今後の記事の羅針盤となります。
ただし、[1-2] 主語として使うの部分は省略しました。
また(b) shall[should]の用法と(d) may[might]の用法はカットしました。
原形動詞フレーズ編 PDF文書
【受講生の皆様へ】
引き続きオ[英会話発想トレーニングにTryしてください。
[英会話発想トレーニング]
(1) あなたは、(ふだん)そうおっしゃてる
(2) あなたは、(その時)そうおっしゃった
(3) あなたは、(その時)そうおっしゃらなかった
(4) あなたは、(これから)そうおっしゃるでしょう
(5) あなたが、そうおっしゃるのももっともです
(6) あなたが、そうおっしゃる方がいい
(7) あなたは、(今まで)そうおっしゃったことがある
申し訳ありませんが、他の文例は省略しています。
受講生の方は、引き続き「オンライン通信講座受講者用ページ」で文例がご覧いただけます。
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