円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

宗像組にて

2009年07月12日 | 日記
本日12日は日中ご法事と葬儀をお勤め。

その後、午後7時よりお隣の宗像組連続研修会に先月に引き続き、鞍手組のお二方とともに出講。

私は前半の「法事等の意義」についてお話しさせていただいた。

法事についての心得はもちろんのこと、一番お伝えしたかったことは、ご法事を通じて仏法に出遇い、自らのいのちの有り様に思いを至し、何故生まれどこに行くのか、そして生まれた意味、言うなれば「人生の用事とは?」について考える機縁としていただきいということ。

特にその意義についてお話しするときに力が入ってしまったのか、ちょっとカタイ講義になってしまった様。
反省しつつ今後につなげていきたい。

後半は、「仏教とは?」をテーマに、同じく出講させていただいている鞍手組のH蓮寺様より、お取り次ぎをいただく。仏教の根本原理である縁起の法、四法印等を通じて、仏教が説かんとするものは何かを明らかにしてくださった。

そしてさらに仏教のみ教えによって明らかになる「人生の用事」について、さらに深くお味わいをいただき、有り難く聴聞させていただいた。


次回宗像組連研は10月、次回は私自身は講義の担当はないのだが、楽しみである。