円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

帰り道にて

2009年11月08日 | 日記



昨日は、午後1時より組内C泉寺若院様の結婚式にて奏楽、そして午後5時から小倉にて結婚披露宴に出席。

あー、よかねー。神田うのが結婚式を何回もしたくなる気持ちがちょっとだけわかる(?)。



お念仏を縦糸に、お二人の日々の生活を緯糸として人生を彩っていってくださいね。





さて、その結婚披露宴、そんなに呑んではいないのだが、披露宴終了後、緊張感がふっと解けてしまったのか、あんまりよく覚えていないのだが、そのままふらふらとJRに乗って帰ってしまった。

しかし、電車に乗っている間、酔いに任せて寝たかといえばそうでもなく、逆に「ちゃんと鞍手駅で降りなければ、駅を過ぎてしまってはいけん!」と、気が気でならない。

眠気を押さえ、なんとか鞍手駅で降車。続いてタクシーにて自宅まで帰る。
タクシーに乗るとき、「八尋の円覚寺までお願いします」と行き先を告げる。

すると「はい、八尋の円覚寺さんですね。わかりました。」
その言葉を聞いて、わずか15分ほどではあったが、安心したのか、眠ってしまった。

電車は鞍手が終着駅ではない。自分の足で降りなければ、知らないところに行ってしまい、最悪帰れなくなってしまう。

しかし、タクシーは帰るところをちゃんと把握した上で、送り届けてくださった。


間違いなくたどり着ことが約束されているということは、その道中もいろいろあっても安心できるということだ。


阿弥陀様が建立してくださったお浄土、そこに間違いなく生まれさせていただける身となると、日々の生活もまたお念仏の香りにいだかれ、よろこびの歩みとなるのでしょう。