遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

北野武監督『アウトレイジ 最終章』

2017-11-12 00:03:08 | 映画を見てきた

【動画】映画『アウトレイジ 最終章』予告編

2017/11/6

韓国でチャン会長に囲われていたヤクザの大友が、若い衆を殺された落とし前をつけるため、花菱組の花田を狙う話。

標的の花田を演じるのはピエール瀧。

彼のいじめられぶりが本作最大の面白要素。

作るほうも絶対楽しんでいたと思う。

彼が若手扱いになるくらい、出演者の平均年齢が高い。みんな演技が重厚すぎ。

特に各役者の顔がすごい。

車窓から斜めに顔を出す西田敏行が妖怪じみている。

塩見三省の無表情ぶりや、若い衆を撃たざるを得なかった大友の悲しそうな表情。

過去作より、誰と誰がどうなって、恨む恨まれる関係になっているのかわかりにくい。

特に序盤から中盤にかけて何の話かわからなくなる。

全体的な雰囲気は『ソナチネ』っぽい。

一作目は完全にエンタメだったのに、結局アート映画になってた。

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