2016/5/18
前回は寝てしまったので、映画版の予習も兼ねてあらためて見る。
今度は最後まで見れたけど、148分はやっぱり長い。
野心家のマクベスが、一時の出世欲で夫婦そろって身を滅ぼす話。
悪事を働くにも分相応があると思われ、しみじみする。
マクベス役のニコル・ウィリアムソンがいかにも小物という感じでいい具合。
ただ、なにをするにしても、ダラダラと詩的なことを呟いているので異常にテンポが悪い。そりゃ眠くなる。
舞台なら抽象表現として見せられるところを、映像に置き換えるとカメラ目線で話すしかない様子。
森の動くシーンも、兵隊たちに緑色のライトがちょっと当たっただけ。
せっかくの映像化なのに地味。
最後の剣と盾を使った殺陣が西洋世界っぽい重さが感じられてよかった。
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