遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

ジリアン・シュレシンジャー監督『メイデントリップ:世界を旅した14歳』(2013年)

2016-09-05 04:02:58 | NETFLIX/Amazon/UNEXT/Apple TVで観た

2016/9/5

14歳のローラが最年少単独世界一周航行をするドキュメント作品。

無寄航ではないので、あちこち寄り道して2年かかっている。

日本じゃ有り得ない遠い海外の話だと思っていたけど、出発地のオランダでもやっぱり有り得ない話だったらしく、航行禁止令が出たり、児童裁判所に保護依頼が出たりしている。

親の虐待を疑われていたっぽい。

海外のドキュメントを見るといつも思うのが、出てくる若者がしっかりスピーチできるということ。

そこらの日本人の大人よりきちんとできる。

本作でも、ナレーションを全て彼女自身で行っている。

すでに考え方が船乗りのそれ。

そりゃ学校でも浮くはずだ。楽しそうには見えるがやってみたいとは思えない。

「別れが辛いほど再会のときの喜びが増すんだ」「愛しても憎んでも良いが信用はするな」

なんて言葉も太平洋上で一人でいるところで出てくるから説得力がある。

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