![]() | 羅生門 デジタル完全版 [DVD] |
クリエーター情報なし | |
角川映画 |
2014/3/31
意識して平安時代を舞台にした映画を見ようとしているけど、大物を忘れていた。
ただ、寝てしまった。
タイトルは「羅生門」だけど、中身は同じ芥川龍之介作の「藪の中」。
語り手のいる羅生門、山の中の出来事、検非違使の取調べ場所の三箇所が切り替わりながら話が進行する。
演劇にはしやすそう。
元が短編小説で無駄がない印象だったせいか、映像にしてしまうとアクションシーンや各登場人物の語りが長く感じてしまう。
羅生門のすごく巨大な廃墟感がよかった。
あとは山の中と、ほとんどカメラ固定の取調べシーンなので、期待していた平安感はほとんどない。
音楽は西洋のクラシックを使ってるらしい。
雅楽っぽい音もあったと思うけど、どうだったんだろう。
評価されている古典なので気づかなかったおもしろさはあるんだろうけど、今のところ、「羅生門」にしても「藪の中」にしても小説のほうが好み。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます