遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

マチルダアパルトマン『すべての朝帰りがいつか報われますように』

2024-03-06 00:17:39 | 観劇三昧

2024/3/5

一年前に公園で死んだ一人の男を偲んで、彼と因縁のある女性たちが集まって缶蹴りをする話。

夜の公園という、なにかと若者たちをそわそわさせるロケーション。

年齢的にも世代的にも缶蹴りはないだろうと思うけど、それをさせてしまう夜の高揚感には何となく覚えがある。

ピザは選んでいる時が一番楽しいという話に共感する。

何事もサクサク決められる人をうらやましく感じることは多いけど、うだうだ考える楽しさもある。

たぶんサービス精神だと思うんだけど、カメラが近めなのと、時間の編集が入っているので、舞台をどうやって使っているのか、場面転換をどう見せているのかがよくわからなかった。

個人的な好みかもしれないけど、時間の編集が入ると、演劇を見ている感じが結構目減りする。

団体のことも作品の内容も知らなかったけど、とりあえず見てみるかと思えるくらいにはタイトルが好き。

 

《公演詳細(観劇三昧)

■公演時期 2021/03/02

■キャスト
早舩聖
松本みゆき
かすみまい
小久音
久間健裕

■スタッフ
脚本・演出:池亀三太
撮影・編集:市川唯人
録音:長濱元希
音楽:大垣友

■あらすじ
彼氏の借金肩代わりにヤクザに売り飛ばされる女。
数年ぶりに突然やってきたかつての親友。
恋人から逃げてきた幼馴染。
それぞれの夜はいくつかの朝を迎えて、同じ夜に繋がっていく。
すべての朝帰りがいつか報われますように。


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