遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

鳩と狼『天才バカボンのパパなのだ』

2019-05-19 22:18:33 | 演劇を見てきた

2019/5/19

電柱のそばに居場所を定めようとする警察官二人と、急に現れたバカボン一家が噛み合わない会話を続ける話。

自分にとって別役実作品はなかなかに鬼門で、いまだに楽しみ方が良くわかっていない。

睡眠不足の状態からで駆け込んでしまったこともあって、好きな役者さんがたくさん出演されているのになかなか集中力を保てず。

客席は笑いが起きていたので、だいぶ自分が面白味を取りこぼしてしまったんだと思う。

警官の先輩後輩っぽい二人のやりとり。

どちらに感情移入しようとしても、ふわっと振り落とされてしまう、噛み合わない会話。

バカボン一家が出てくる時点で、結構サービスしてくれてるんだけど、それでも途中でついていけなくなってしまう。

バカボン一家と演者さんとは、あんまり共通点のなさそうな人たちなのに、普通にバカボン一家に見える。衣裳の記号性が強い。

不条理作品は、鑑賞するというより、最終的に自分と戦う感じになる。うまく戦いきれず無念。

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