2024/2/13
マティス展の予習がしたくて、たくさんある入門書の一つを読んでみる。
最初に彼が「集大成」とした《ヴァンス・ロザリオ礼拝堂》の写真が並ぶ。
生誕から順番でもいいけど、わかりやすいところから挙げてくれるのは助かる。
ステンドグラスの双子窓《生命の樹》、陶版画《聖ドミニコ》、それらにはさまれるように主祭壇上の磔像とキャンドルスタンド。
建築や立体物のイメージはあんまりなかった。
上祭服までデザインしていた。ちょっと舞台衣裳っぽいなとおもっていたら、実際にそういう仕事もしていたそうだ。
磔像ってこんなに抽象化していいものなんだ。
絵柄はふんわりしていて、素人にはわかりやすくすごいとは言いにくい作品が多いけど、斜に構えず受け入れるところから始めたい。
昔から何となく好きだったものの、全然言語化できていないのと、いろんなことを忘れているので、少しでも取り戻したい。
まずはフランスの地理から入れなおさなくては。
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