松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

シンプルな櫨(はぜ)の衝立

2013-10-15 23:11:39 | ガーデニング教室
大川の木工職人・檜枝さんが、櫨の衝立を製作してくれました。櫨の黄色い芯材を使ったものです。

両側の少し大きめの板はウォルナットで、真ん中の細い衝立が櫨です。
焦げ茶色をしたウォルナットと黄色い櫨の芯材は相性がいいので、どう組み合わせて衝立を作ったらいいのかと、あれこれ悩んでいた檜枝さん、出した結論は、一切の装飾的なデザインを排した「シンプル」さでした。

板をワクで囲んだだけですが、こうやって並べてみると、すっきりとモダンなデザインとなって不思議と古民家にマッチしていますね。
手前の花は櫨屋敷のオーナーの奥様が生けてくれたもので、後ろの衝立によってより一層引き立っています。

この衝立なら、洋風な家にでも合いそうです。

欲しい方がいたら、オーダーで作っていただけるとのことです。

櫨の衝立はウォルナット衝立より小さめですが、非常に貴重な芯材を贅沢に使っています。櫨の木の黄色は太陽の色を象徴しており、天皇陛下の衣の色である「黄櫨染(こうろぜん)」の材料にもなるなど、富と幸せを呼ぶ縁起の良い木です。


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