松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

接ぎ穂採りに行く その1

2007-04-23 20:29:13 | 復活奮闘日記
2月22日。松山櫨の接ぎ穂採りに行く日です。
天気は晴れ時々曇りといった具合です。
荒木社長とは、いったん中川石油で落ち合って、
中川社長の自宅へ立ち寄ることになりました。

朝倉市に向かう前に、
中川社長の自宅の応接間でお茶会です。
当然、松山櫨の話題になりました。

荒木社長「松山櫨の色はどんな色でしたか?」
中川社長「少し緑がかった薄い黄色やったですね。」
荒木「やっぱり、他の品種とは少し違ってたんですね。」
中川「はい。独特の色でしたもんな。」

昔、松山櫨だけで木蝋を作り、
和ろうそくの上掛けにすると、
非常に美しい色合いとなったそうです。

今となっては、松山櫨だけで木蝋はおろか
そもそも松山櫨そのものが絶滅しかかっているので
松山櫨を上掛けにした和ろうそくなど
夢のまた夢。
想像するしかありませんが、
緑がかった微妙な色合いの和ろうそくは
さぞかし風情があっただろうと思われます。

荒木社長はなぜ松山櫨を見に来たかを
話し始めました。

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