イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

失われた名誉(2) 地に堕ちた国技

2007年10月01日 04時42分24秒 | Weblog
 時津風部屋に入門した新潟市出身の序ノ口力士・時太山=斉藤俊さん(17歳)を名古屋場所前の6月26日に、愛知県犬山市で稽古という名の暴力の嵐の果てに急死した事件で、時津風親方(元小結双津竜)=山本順一(57歳)がその前日の25日に時太山を額をビール瓶で殴ったことを県警にはなさないように、と弟子たちに口止めしていたことが関係者の話でもわかったけれど、その隠そうとした相手の県警も口止めの事実を把握しているので、口止めはただの悪足掻きに終わった。

 弟子の1人である時太山を集団暴行で自らも犯行に手を染めた時津風は、県警の任意の取調べに対して、当初は否定していた暴行の事実を一転して認めたそうです。時津風は25日の夕食で時太山を正座させ、その日の午前に逃げたことなどを含めて生活態度について説教していたところ、時太山が足を崩したくらいで癇癪を起こしてビール瓶を振り回し時太山の額を割って傷を負わせたとか。 

 兄弟子たちは、そんな時津風の行為を見習って時太山を稽古場の裏手に連れ出して暴行を加え、翌日、26日に時太山は親方である時津風の立会いの元、兄弟子との30分にわたる激しいぶつかり稽古の最中に倒れ、そのまま稽古の名の元に殺されました。


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