イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

テシウスの遺言 02

2012年09月30日 08時43分13秒 | アニメ

ラフレシア:テシウス、今は普通の時ではない、カサンドラを許せ!
テシウス:は。しかし、司令カサンドラは…。
ラフレシア:テシウス!よもや忘れはしまい、母なる星が滅ぶ時、遙かなる故郷「地球」を目指そうという私の提案に真っ先に賛成してくれたのはその方ではなかったか?テシウス。
テシウス:…しかし、あの時はまだキャプテン・ハーロックとアルカディア号というものの存在を!
ラフレシア:ハーロックか!(こうなるのであったなら、あの時、生かしておくのではなかった。)
クレオ:確かに、ハーロックは想像を遥かに超えて強大だ。これからも彼のために多くの犠牲者が出るだろう。ラフレシア様は全マゾーンの半分でも地球に着けばいいとのお考えだ。
テシウス:たったの半分!
カサンドラ:その代わり、ハーロックは我々の手で倒す。
テシウス:犠牲があまりにも多すぎる。女王ラフレシア様、そこまで非情になられなくても!
ラフレシア:地球へ移り住むのは我らが使命!使命遂行のためなら、このラフレシア、歴代随一の残酷無比の女王と喜んで呼ばれもしよう!


捕らわれてしまったら2度とは助からない惑星デスシャドーの重力に捕らわれてしまったアルカディア号をラフレシアは助けた。それは全マゾーンの団結のための演出であり、強敵を仕立て上げることで部下達の士気を高めたのだった。しかし、その時のラフレシアはキャプテン・ハーロックと40人の仲間達を侮っていた!仕立て上げられた敵ではなく、真の意味でマゾーンを敗北に追い込む強敵だったのだと思い知ることになる。それが「あの時、生かしておくのではなかった。」という独白の意味だが、時既に遅く、マゾーンの大キャラバンの結束を女王が壊してしまう原因となってしまった。


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