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津田哲也「拳銃密売人―凶銃トカレフ拡散の謎」

2006年06月11日 07時45分26秒 | 読書、書評
拳銃密売人―凶銃トカレフ拡散の謎

イーストプレス

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 著者の津田哲也氏は日本初の模造銃輸入に成功するが、ビジネスパートナーであった李大容(リダアロン)が密輸した拳銃を購入、所持し大阪府警に逮捕される。
本書では逮捕から執行猶予判決を受けるまでの手記と同時に合法、違法両方の武器流通ルートに迫っている。
武器の闇ルートの記述などは、李大容から聴いた話を基に書かれているので真贋は分からないが、大変興味深い内容である。
武器の話以外にも中国人の国民性などが書かれており、そちらも面白い。
「中国人は中華料理以外は食さない」は今年一番のトリビアであった。
ガンマニア、ミリタリーマニアにはオススメの作品である。
評価★★★★★(5段階)

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