物欲大王

忘れないために。

東野圭吾「予知夢」

2006年02月27日 15時37分25秒 | 読書、書評
予知夢

文藝春秋

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 警視庁捜査一課の草薙刑事とその友人の「ガリレオ先生」湯川教授の迷コンビのやりとりが楽しいガリレオシリーズの第2作。3作目の「容疑者Xの献身」では直木賞を受賞した。雑誌「オール読物」で掲載された5本の短編を収録。草薙の周りには通常の捜査では解決できない、いわゆる「オカルト」事件が舞い込んでくる。草薙は捜査に行き詰まると必ず友人で物理学者の湯川教授の元を訪ねる。オカルト話が嫌いな湯川教授は科学の力でそれらの難事件を解決する。とあらすじはこんな感じだろう。
 個人的には東野圭吾氏のガリレオシリーズの中では一番好きな作品である。短編集なのでサクっと読めて息抜きに最適。科学嫌いの草薙とオカルト嫌いの湯川という2人の主人公のキャラがしっかりと書かれているのでとても好感が持てる。草薙が大学の研究室を訪れるシーンが毎回あるが、湯川は必ず何かの実験を行っていて、そのやりとりが面白い。湯川は事件のトリックを科学で解明するのだが、科学といってもそんなに難しくないし、その解説を湯川教授に語らせているので理解できるだろう。事件の動機、トリック共に良く考えられて描かれた印象があり、とても面白かった。
※今回は手抜きをしました。                  評価★★★★★(5段階)    

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2 コメント

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TBさせていただきました (can)
2006-03-02 14:27:20
わたしもこのシリーズは気軽に読めて面白いので気に入ってます

毎回二人のやり取りが、楽しいですね
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Unknown (志遼)
2006-02-27 15:38:07
何かクイズ・なぞなぞになりそうなネタは有りませんか?

何でも結構です!

でも出来れば地元神奈川ネタなどがI wantです!

どうかお願いしスマッシュ!

心よりお待ちしております!

後、今日僕のブログを読んで下さるなら、迷路が有りますのでタイムを計ってコメントして下さいお願いします
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