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西洋美術関連ブログ 思索の断片
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美しい本とは、―ウィリアム・モリスと私家版印刷工房の時代

2014-04-17 23:26:18 | 企画(イベント)

美しい本とは、―ウィリアム・モリスと私家版印刷工房の時代
(早稲田大学総合学術情報センター2階展示室 2014年3月24日~4月24日)

O! The multifaceted Victorian,

Renowned once as a poet,

Nowadays as a designer or a socialist;

At once disgusting the vulgar taste of the age,

And profoundly admiring the medieval era,

Thy later years were largely devoted

To printing books whose value of beauty,

All over the world, is still quite favoured.

(leonardo24 'Ode to Morris')

早稲田大学図書館でいまも会期中のモリス展。
展覧会の趣旨は、デザイナーや社会主義者としてのモリスではなく、彼が晩年に力を注いだ印刷業における業績を振り返るというもの。

モリスの工房で印刷された書物のみならず、彼の同時代人の手による印刷物、また印刷技術揺籃期の書物(インキュナブラ)も展示されている。
いくつかはこちらのwebページでも観られるようだ。

入場料は無料で、会場には早稲田の学生・教職員でなくとも入ることができる。
パンフレットも丁寧に作ってあり、そして〈美しい〉。


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