レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

おこがましいですが

2016-01-05 22:25:31 | 日記
朝は曇天 日中は晴天
今日は気温が下がりましたが
気温が下がったと言っても
平年よりは高かったので
それほど寒くは感じなかったです~


ファンブリアーナブックから
Wシステムについて

普通の場合は2才位で
アングレーム(600k位?)を数回飛ばし
3才位からそれ以上の距離のレースに参加する

レースシーズン中にもっとも気をつける事は
鳩を落ち着かせ休ませる事です。
したがって舎外もほぼ鳩なりで
シーズン中は鳩舎内を少し暗くしても良い

また鳩同士のトラブルを避けるため
給餌飲水などは巣箱内で行うと良い
そのため選手鳩鳩舎内には
巣箱以外止まり木になるようなものは一切置かず
巣箱内の生活に慣らすのが大切になってきます。

Wシステムの利点
コンディションを一定に保てる事
したがっていつでもレースに参加でき
飼育者はその調整にそれほど苦労せずに済みます


我舎も5年間Wシステムをやりましたが
5年間かじっただけでWシステムについて
語るのもおこがましいのですが
日本の気候風土レースシステムには合わない
合わないと言うよりWシステムのメリットがない

日本の場合は
ベルギーに比べて極端にレース数が少ないので
ナチュラルや分離で十分戦えます

言える事はWシステムをやったからと言って
2線級の鳩が1線級になる訳では無いと言う事です
四季がはっきりしてる日本の気候風土で
しかも帰還率の悪い地域では
本当に良い鳩じゃないとWシステムでは飛ばない

飛ぶと言うのは1~2度の好成績ではなく
何度も入賞するエースピジョン級の鳩の事です
もちろん鳩の性格で向き不向きがあるのも事実です

興味がある方はぜひ挑戦して下さい。