ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2020/11/29 「ハングマン」(2017年米)

2020-11-29 00:00:00 | 日記
「ハングマン」(2017年米)

アーチャー 引退した刑事(アル・パチーノ)
ウィル・ルイニー アーチャーの元相棒(カール・アーバン)
クリスティ 同行する記者
警部 ルイニーらの上司

ケリー 第1の犠牲者。女教師
ジョーイ 第2の犠牲者。ケリーの恋人
ジーン 第3の犠牲者。教会の清掃員
デイビッド 牧師
ネイサン 第4の犠牲者。警部を跳ねた
ケラーマン おもちゃ屋
ジミー 犯人

起:連続殺人を追う刑事ルイニーは、元相棒アーチャーに協力を求める。
承:2人は手掛かりを追うが、連続殺人は続く。
転:犯人はかつてアーチャーに当て逃げしたジミーだった。
結:ジミーを倒すが、アーチャーは死ぬ。

 学校で吊るされた女性の死体が見付かる。
ルイニー刑事が担当し、記者クリスティも同行する事に。
黒板にはハングマンゲームと書かれており、ルイニーのバッチ番号も書かれていた。
 36年間刑事を勤めたアーチャーは、今は引退していた。
元相棒のルイニーが訪れ、
事件現場に2人のバッチ番号が書かれていたとして、協力を求める。
アーチャーは刑事に復帰する事になる。
 被害者は教師ケリー。
胸にOと刻まれており、何かの単語を完成しようとしているようだ。
ケリーには何度も骨折した痕跡があり、誰かに暴力を受けていたのかも知れない。
 ケリーには、ジョーイと言う女性の恋人がいた。
ジョーイは、ケリーと過激なプレイをしていたと認める。
最後に会ったのは先週で、ケリーが死んだと知ってショックを受ける。
殺人は計画的で、ジョーイの犯行ではなさそうだ。
ジョーイには、犯行時刻のアリバイもあると判明。
気が付くと、ジョーイは取調室で自殺していた。
 ジョーイの寝室にあった血液の一部は、デイビッドのものと判明。
デイビットのいる教会を訪ねると、清掃員ジーンの死体が吊るされていた。
頭部には、豚の頭が付けられていた。
犯人は逃走し、アーチャーらは連続殺人と判断。
デイビットには前科があったが、改心して牧師になったと言う。
デイビットは、ケリーについては知らないと話す。
数日前に寝ている所を何者かに襲われ、その際に血を盗まれたと言うのだ。
 連続殺人は計画的で、デイビットはシロと判断される。
単語を完成させる為、あと7人が殺される。
ジーンは不釣り合いな高級時計をしており、23時を指していた。
ケリーも同様で、毎回23時に殺すと言う予告かも知れない。
 アーチャーらは、豚の識別番号を追跡し、食肉処理場へ。
そこで新たな死体を発見する。
死体の状況から、濡れていたとわかり、川で被害者の車が見付かる。
 かつて殺されたルイニーの妻ジェシカにも文字が刻まれていた。
アーチャーは、ジェシカが最初の被害者だと指摘。
ジェシカは吊るされていなかったが、
ルイニーが帰宅した為、吊るす時間がなかったのだと言う。
 車から見付かった書類をもとに、アンダーソン家に踏み込む。
地下室には町のジオラマがあり、次の現場が線路である事を示していた。
アーチャーらが急行するが、間に合わず男が列車に跳ねられてしまう。
 犠牲者ネイサンは、以前警部をはねた男だった。
アーチャーは、犯人が警部を狙うと気付いて急行。吊るされていた警部を救出する。
まだ文字は刻まれておらず、犯人は家の中にいるはずだ。
浴槽には警官の死体があり、犯人は警官に扮して逃げてしまう。
警部は犯人の顔を見ていなかった。
 被害者は4人となる。アーチャーは、ジェシカの件を再捜査すべきだと言う。
ジェシカが殺されてから、1年間の空白があった。
犯人は別件で刑務所にいたに違いない。アーチャーらが逮捕した誰かが怪しい。
 新たにジョーイが殺され、単語が完成に近付く。警察に協力した報復だろう。
 アーチャーらは、おもちゃ屋のケラーマンに注目。
彼が犯人ならば、アンダーソン家にあった模型も説明がつく。
ケラーマンの家に踏み込むと、そこには彼の遺体があった。
壁にはアーチャーらの写真が貼られており、ケラーマンが犯人だったとされる。
だがルイニーには、犯人が命を絶つとは信じられない。
 クリスティが何者かに捕らわれる。
アーチャーは、かつて当て逃げした男が犯人だと気付く。
今日は犯人ジミーの父親の命日なのだ。
父親は再開発で養豚場が閉鎖され、自殺した。
 吊るされたクリスティの様子がネットで配信されて、大騒ぎに。
アーチャーは教会だと気付いて急行。
父親が死んだ時、幼いジミーは、担当したアーチャーが父親を殺したのだと誤解。
ジミーは地獄のような日々を過ごし、
アーチャーはフォローできなかった事を詫び、クリスティを解放させる。
格闘になり、階段から転げ落ちたアーチャーは、自分が最後の文字だと気付いて死ぬ。
それで単語「立ち退き勧告」が完成するのだ。
ジミーもまた階段から転落するが、まだ生きており、ルイニーに射殺される。
 アーチャーの葬儀が行われ、ルイニーはジェシカの墓も訪れる。
そこで少年に渡された紙には、Aと1文字だけ書かれていた。
何者かが、新たな単語を完成させようとしているのだ。。

 と言う訳で、アル・パチーノ主演の刑事もの。
デニーロとの共演作でも68歳でしたが、本作では77歳。かなりの無理が。
相棒カール・アーバンは、事件に関係していると引退していたパチーノを復帰させる。
連続殺人の謎解きはわかったような、わからないような感じで、
常に犯行直後に駆けつける展開が続く。
名高達郎や黒沢年男は出てません。
コメント
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