Those Were The Days of My Life

I will send you to The Path of Nevermore...
2度と戻れない過去への招待状

QUEEN ’81 ③

2006-01-19 23:25:47 | Queen
東京公演(=日本公演)2日目。
前日のセットリストとの違いは1曲。
「Fat Bottomed Girls」の替わりに「Need Your Loving Tonight」。
この日都内某ディスコで歓迎パーティーが開かれたそうな。

昨年発売された英国の音楽雑誌のQUEEN特集号で、ゲイリー・ニューマンがこの日本公演でのエピソードを語っている。
客席にいたゲイリーを、QUEENはバックステージに招き、公演終了後一緒にリムジンに乗せて食事に連れて行ったそうな。
緊張してどうしていいか分からず食べ物に手を付けなかったゲイリーに気付いたフレディはゲイリーに「君は何を食べたいのか?」と訊ね、ゲイリーが「マクドナルド」と答えると、フレディは笑いながらもレストランの支配人を呼んで「持ち込みOK」の確認を取って、スタッフをマクドナルドに行かせたそうで。
で、他の皆がお箸で寿司を食べている中、ゲイリーはハンバーガーとフライドポテトを食べたそうな。
「フレディは完璧なホストだった」とゲイリーが語っている通り、フレディの人柄をよくあらわしている素敵なエピソードだと思う。



3日目。
セットリストは初日(12日)と同じ。



4日目。
元々フレディは追っかけファンに対してあまり愛想がいい方ではなかったのだが、この日は入り待ちしていたファンに一瞥もくれずに車のスピードも落とさずに通り過ぎてしまった。
後で聞いた(誰に?)話によると、あの時フレディはお腹が痛くてファンに愛想を振りまく余裕など無かったそうで。
それでもステージではそんなことを微塵も感じさせないキング・マーキュリー
ただ、声はかなり嗄れていた。

セットリストの変更は...
オープニングの「Jailhouse Rock」が無くなった。
「Fat Bottomed Girls」又は「Need Your Loving Tonight」の替わりに「Rock It」が入った。
2度目のアンコールの最初に「手をとりあって」を演った。



日本公演最終日。
フレディは体調が回復したのか、入り待ちするファンに手を振ってくれた(笑)。
だが、この日のライヴ、このblogの「QUEEN '81 ①」に書いたとおり、とにかく急いでいたのがミエミエだった。
セットリストは17日とほぼ同じだが、「手をとりあって」は最後の最後、「We Are The Champions」の後にもう一度ステージに出てきて演奏した。
最終日の最後の最後に「手をとりあって」を演ってくれるなんて...と感激のあまり泣いてしまった

あの時「絶対に心変わりなんてしない!ずっとQUEENファンでい続ける!」と心に誓ったことを思い出した。
そのとおりにずっとQUEENファンでい続けている自分がちょっと誇らしい




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2 コメント

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ずっと♪ (てお)
2006-01-20 20:14:42
いいお話をありがとうございます。

完璧なホストフレディらしいなぁ。

ちゃんと持込の確認をとるところが、来てくれた人をもてなす心遣いが、彼らしい。



来日のDVD発売が発表になりましたね。楽しく見て、そしてまた泣くんだろうなぁ
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泣きましょ~ (koebi)
2006-01-21 01:06:48
ホントに素敵なエピソードですよね~♪

ゲイリー・ニューマンは5日間全部来場していたらしいです。

私は初日しか気付きませんでしたが。



発売されるDVDは大晦日にフジ721で放映されたものと同じ内容だとは思いますが、ボーナス映像見たさに買ってしまいそうな私...
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