旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

バックパックのストラップ

2017年08月31日 | 旅のノウハウ
バックパックやショルダーバッグを旅の装備にするのは行動範囲を広げてくれる意味ではとても便利なのですが幾つかのデメリットもあります。

 そのうちの一つに”妙に長いストラップ類”があります。登山に使う場合は体格に対応させるために長めのストラップが付いているだけでなく、重ね着の具合によって調整できるようにストラップが付いています。それでも大抵の人にとっては長めなので、一番重ね着した時に合わせて切ってしまうというのも一つの手ですが今後自分の体格に変化があった場合などを考えると、実際に切ってしまう勇気はなかなか湧きませんね。

 長いストラップが旅で問題になるのは色々なところに引っかかるというだけでなくて、航空機の受託手荷物です。

 貨物室で他の荷物と絡んだり、ターンテーブルに引っかかったり、ベルトコンベアの何処かに引っかかったりする可能性を嫌って、受託手荷物で預けると航空会社側もブラブラしているストラップを処理してくれることがあります。ストラップ同士を結び合わせたり、ストラップの下にストラップを押し込んだりといった具合です。

 私は航空会社側で結び合わせてくれたストラップをしばらくそのまま使っていたこともありました。

 今は、海外を旅するのに使うバックパックについてはストラップを丸めて処理するようにしています。

 今のバックパックのストラップは大抵の場合、末端がループさせて縫ってあると思います。ご自身のストラップがこうなっていたらラッキー。なっていなかったら自分でループさせて縫い合わせてください。

 ループの先端にゴムバンドを通し、結んで輪にします。


 あとはストラップの必要ない長さ分をクルクル丸めてゴムバンドで纏めておくことができます。


 これで空港の荷物係の方々を煩わせることもなくなりますし、何となく自分のバックパックもスマートになってめでたしめでたし。

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