曇り空の中街まで出掛けた 養殖筏の先には原発がある
海岸線沿いに一塊になって咲いていた花に思わず車を止めた
統一地方選挙前半戦の県議会選挙が当地でも行われる。
静かな海辺の町大票田へ候補者は繰り出すが昨日初めて新人候補が船でやって来た。
世襲の候補者である。
票の少ない地域に足を運ぶのは時間の無駄なのか 少ない票など当てにしていない
と言ったところが本音だろう。
況してや国政選挙に成ると誰一人来ない県議選ですらこの状態なので
遠隔地は取り残されて行くのだろう 少数意見など聞きたがらないのか悲しいけれど此が現実。
保守王国と言われてきた当県任期中に80歳を超える候補者 11期も続ける候補者と
様々であるが地盤は堅い 馴れ合いの政治には新鮮味も無く世代交代が急がれるのだが。
淀む水には芥溜まると言うではないか。
投票所に最初に入場した有権者「零票確認」が注目を集めているらしい。
そう言えば何時も一番乗りをしていた方が施設に入られ偶々一番乗りした私は「零票確認」をした。
一番乗りは名前が記され何年かは保存されていたのか。
投票率の低下に躍起になっているが過疎地に住む者に取っては当然としか言い様がない。
投票所は次々に閉鎖され地域を切り捨て4~5㎞先の投票所に交通手段を持たなくなった人達に
投票を呼びかけ投票率が下がったと嘆いているのは本末転倒。
誰もが投票しやすい環境作り考えるべきである。
選挙は他人事と言った人を作らないために。