畦地梅太郎 石鎚山
一年前の孫達
菜園から大きな白菜を選んで 腕の力だけでは抜けない大根を
腰を下ろしてヨイショと ぬれた畑に尻餅をつくアラッーと。
ついでに下仁田ネギも小松菜も
こんばんは鍋にしようか あり合わせの鍋である。
豚肉にイカの足 冷凍餃子に頂き物のウインナーも入れ舞茸と少しの貝柱を
冷凍うどんも加えて何でもありのポン酢と大根おろしで頂く鍋に。
流石に寒いせいか釣り人もこずで そのかわり仕事を終えた地元の人達が
桟橋で夕餉のお刺身を釣っている。
寒いので矢っ張り鍋が正解だったようだ。
手で裂いたお刺身を作って。
刃物を使わないお刺身は味が違うらしい 私は頭の骨が手で折れない。
空と海の境目のなくなった夜 街灯と生活の明かりが灯り団欒の夜がある。